Der König Hat Eselsohren

再びMaienfeld(マイエンフェルト)

5月にも行きましたが、またもやマイエンフェルトへ。
というよりも本来の目的は、その時の帰り道で偶然知り合った、Chur(クール)のSimeonさん・Walserさんご夫妻のお言葉に甘えて遊びに行くことなんですが(笑)

朝、出発直前に駅で切符を買ったので、指定も何もつけなかったら、かなり混んでいる!
それでも座席に大きい荷物を置いた兄ちゃんに聞いてみたら、うまい具合に空いているというんで席をゲット!
ご存じない方のために説明すると、ドイツの鉄道では、予約席の上に、どこからどこまでの区間予約されているかの表示がされているんですが、その兄ちゃんの座っているところに指定が入っていたので、てっきりそれで座っているんだと思っていたら…。
途中から乗ってきたお姉ちゃん二人組が、そこは自分たちの席だからどけ、みたいなことを言って、哀れ兄ちゃんは追い出されてしまいましたf(^ー^;
ユーレイル・パスを持っていたところをみると、外国から来て、その辺の仕組みをよくわかっていなかったっぽい。

で。
後から来た二人組もユーレイル・パスを持っていて、パッとテーブルに置いたときに見たら、ベネルクス諸国・ドイツ・フランス・スイスを周遊できるパス。
そして二人はこの列車で、スイスのチューリヒまで行きたいらしいのだけれど、検札で、このパスではオーストリアが入っていないから、その分を払えと言われている…。

実はこの列車、途中、Lindau(リンダウ)を出てからSt.Margrethen(ザンクト・マルグレーテン)につくまでの区間、オーストリアを通るのだ(笑)
その区間分の乗車券を払えとな。
これって、余程詳しい鉄道地図がないと気付きませんf(^ー^;
さらに、この二人が持っていたパスは一等車両用。
せっかく座席指定をとったのに、ここは二等なんで、一等に移っていきました(笑)

そうこうするうちにたどり着いたマイエンフェルト。



ここはワインの産地なので、マイエンフェルトの街から、山へ向かってブドウ畑とウシの放牧地が連なっているんですが、ブドウの実がなりはじめていました。

しかし暑い!!

ここしばらくヨーロッパ全体がかんかん照りで、ドイツでも山火事の心配が出ているくらい乾燥しきっているんですが、マイエンフェルトもぱさぱさに乾いていて、舞い上がる土埃で山が霞んでいるような有様。



スイス・アルプスがこんなに暑いなんて(笑)
日本人の思い込みをあっさりと裏切ってくれます。
でも、日本の蒸し暑さと違って、木陰に入ると涼しくて気持ちがいい。
今回はほとんどの時間を木陰でダラダラ過ごしてしまいました。

そして夕方からはSimeonさんのお宅におじゃま。
Chur(クール)は前回乗り換えただけだったので全く知りませんでしたが、かなり古い町並みが残っているんですよ。
しかも人口3万5千人と実に小規模な街。
こんな機会でもないと来なかったに違いありません。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Schweiz」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事