Der König Hat Eselsohren

Tour des Monates 2022 @ Cirkus Krone

ホテルのすぐ前からトラムに乗って2停留所。
そこから少し北へ歩いたところにあるのがCirkus Krone。
実際に来るのは初めてだ。

もう16時半だから、サウンドチェック始まってるかも。
下手したら終わってるかも。

と思いつつ、建物の横手の方から正面へと回り込んでいったら、既にKristinとDanielaと、8月にJenaで一緒だった子が既に会場前に陣取っていた(笑)
早ぇよ!!
「私より早く来てんの?!」

Danielaとは昨年の9月に会って以来だ。

3人から離れて、入り口近くでPeterに電話する。
が、繋がらず。

Rudeにも掛けてみるが、全く出ない。

むむ~。
もっかいPeterに掛けてみよう。

と、掛けている途中で、中から明らかに演奏が聞こえてきた。
そりゃ出るわけない(笑)

つーか、なんとか入れないかな?

ダメ元でドアを押してみたら、なんと開いていた(笑)
入っていったら会場の入り口がどーんと開いていて、演奏真っ最中。

つーか「Einmal Mond und Zurück」だ!!
わ~、何年ぶりだろう?!
ずっと聴きたかったんだ~!!
今日やるのか♪

すぐ脇のコンソールのところにいたスタッフが気がついて、手を振ってくれる。
会場内のそこかしこに、ちびっ子含め、関係者が来ている。

とりあえず、すぐ近くの座席のところに上着とバッグを置いて、カメラを片手に一緒に歌う(笑)

Peterが気がついて、こっちに手を振ってくれる。


やっぱ、一応今年のオーラスだし、なんと言っても地元だし、今日はサウンドチェックにもかなり力が入っていて、次々と色んな曲を演奏。

さらに「Ich, Roque」のオープニングで、客席の方から出てくるのも、実際にやってみて確認している。

いや、しかし、実際に客が入ったら、ここ通っていけるんだろうか?!f(^_^;

はぁ~、それにしても、今日はこのサウンドチェックを聴けただけでも、わざわざやってきた甲斐があった。

サウンドチェックが終わったっぽいところで、ご家族一同が外へ出て行く。
と、会場の責任者のおばちゃんが、外へ出ろ、と。

は?

今日は家族も友達も、誰もバックステージには入れず、サウンドチェック後は全員外に出なければならない、とか言っている。

が、そんなこといわれても、このまま出てしまったら、ライブのときには入れないぞ。
とにかくPeterと話をしなければ。

ということで、ちょっと待って貰った上でPeterに声を掛けると、
「残念ながら今日は誰もバックステージに入れないんだ」
と申し訳なさそうな顔で言う。
「普通に入場するしかないんだ。Kristinはもう来てる?」
「うん。でも、私、チケットもパスもないんだけど…」
「わかった。ちょっとここで待ってて」

ステージのスタッフはみんな分かっているので、作業をしながら、「そこにいると良いよ」と優しいのだが、責任者のおばちゃんは、早く出ろ、とうるさい。
Peterがここで待ってるように言ったんだ、といっても押し問答。
最後には、私がPeterから受け取って渡しに行くから、とまで言うので、仕方なく外に出る。
ちゃんと来てくれるんだろうな?

…たとえ初対面でも、日本人だから、誰だか分からないなんてことはないけどね(笑)

Kristinたちに、今日は誰もバックステージに入れないんだよ、などと喋っていると、Peterが自ら出てきた。
渡されたのは小さな缶バッジ。
「これが今日のチケット。最新だよ。入って右側、ゲストリストに名前書いてあるから」


って、会場前にPeterが出てきたら、みんなそのままは帰さないよな(笑)
すぐ横で立っていた、杖をついた男性がPeterと一緒に写真を撮って貰っている。
ので、みんなで便乗!


それにしても、予定外に、この寒空の下1時間半以上も待つことになってしまった…f(^_^;

寒いよ~{{ (>_<) }}
会場前に並んで待つって…初めてのライブ以来?!(笑)

これ、一人だったら辛かったな~。
みんなと一緒にいるんで、なんとかやっていられる。
つっても、みんなの会話は半分くらいしか分からないし、話しかけられてもなかなか苦労する。
Kristinが、あれはワインだったっけ?ワイン飲むとドイツ語すらすら喋るんだよ、といらん説明をする…f(^_^;

でも今日は、サウンドチェックに潜り込めたのと、チケット代タダというアドバンテージ以外はみんなと一緒なんで、堂々と最前列で暴れられるぜ!!

寒い~!と震えながら、徐々に人が増えてきて、こっちの仲間内も、EvaやSimoneなど、どんどんと集まってきた。
みんなダッシュで最前列を確保する気満々で、EvaはPeterの真ん前ね、私らは真ん中辺り、などと算段をしている(笑)

サウンドチェックの写真を会場の中からWhatsAppのグループに送ってはいたけれど、カメラでとった方の写真を見せる。
PeterがフライングVを手に、客席から出てくるところ。
「秘密だよ。」
でも、Einmal Mond und Zurückをやることは、黙っておいた。

そしてようやく、待ちに待った18時半。
遂に開場!!
入り口の脇にゲストリストが、といっていたけれど、缶バッジを見せただけで普通に入れてしまった。

と思ったら、アリーナの入り口で止められたΣ( ̄□ ̄;

しかたなく入り口脇にいたMarcに、入れないよ!と言うも、大丈夫だよ、と。
いやいや、あそこ入れないんだけど!と言っているうちに気がついたらしく、あ~、これこれ、と手にスタンプを押してくれた。

やっと入れた~f(^_^;

最前列では既にみんなが陣取っている。
つーか、完全自由席のところ、ほとんどの人が座席の方を選んでいる?!
座席はどんどん埋まっているのに対して、アリーナはまだスカスカだ。
こんなめちゃくちゃ頑張って最前列を獲得している私ら、文字通りフリークスだf(^_^; ←フリークスの中のフリークス

親子で来ている人の娘ちゃんの方が、みんなのコートを預かって、クロークに持って行ってくれた。
こういうのも複数で来ていればこそ。
飲み物も三々五々買いに行っているので、ビールを買いに行く。
これもドイツでやるのは何年ぶり?14年ぶり?!(笑)

最前列を確保したものの、スタートは20時。
またここから1時間半待機だ。
といっても(自分は少ししか理解できないものの)女子の集団なので、ずっとおしゃべりが続く。
さっきの娘ちゃん、月曜日にテストがあるのに、勉強しないでここにいるとか(笑)

Kristinが、Aikoとは確か2016年に知り合ったんだけど、毎回、わざわざ日本から来るんだよ、と少し後ろに立っている男子に説明してくれる。
ついでに、昨年1年間ドイツにいたのにライブがなくて、帰国してからツアーが始まった、とかf(^_^;
いやもう、わざわざ来るんだから、もはや破産寸前だよ!

Sabineが、昨日娘の18歳の誕生日だった、と言ってみんなに写真を見せてくれた。
そんなにおっきな子がいたのか!!
下の息子は13歳だって!

なんて話をしていると、いやいや、みんなここでは29歳!と言い出した。
娘ちゃんまで、自分も29歳と言い出して、いやいや年取っちゃってるじゃんよ!(笑)
「Aiko、何歳?」
「29」
ほんとは19ぐらいの気分♪

やっと20時。
ゲストのGranadaのライブが始まった。
KristinもSabineもファンらしく、大声で一緒に歌っている。
さすがにそんなところまでは手が回らないよ…f(^_^;

20時40分、Granadaのライブ終了。
セッティング替えが始まる。
普段はあまりこれも見ることがない。
全部整った?と思っても、押し気味でなかなか始まらない。

10分近く押して、ようやく客電が落ちる。

…って、このイントロは。
「Ich, Roque」から始まるのか?!
ステージに現れたFloも客席の方を指しているのだが、周りのみんなは気づいていない。
ステージ近くに来てようやく気づいた様子…f(^_^;

これ、今日はセットリスト、大幅に変わってるかも。
2曲目Komm Schonとか、流れはある程度これまでと同じみたいだけど、Lauth Anhörenが入ってたり。

アルバムが出てから演奏するようになったのは「Hand in Hand」だけなんで、初めて生で聞くのはこれだけなんだけど、「Spekutaklär」が抜けただけで、春からリリースした4曲やってるから、まぁ、これ以上増やすと他の曲聴けなくなっちゃうし、仕方ない。
まだうろ覚えながらも、夏以降にリリースされた曲も、少しは予習してこられたんで、最低限サビは歌えるのが楽しい♪

それにしても、なんで「7Tage 7Nächte」の歌詞が飛ぶんだよ?!(笑)
これ、やらないライブないのに!!
で、やり直してもまた歌詞が飛んで、それでも会場側が歌って繋ぐという…f(^_^;

そんなハプニングもありつつ、めちゃくちゃ盛り上がっているところを、柵の中から撮られた!
でもって、カメラマンに、ほら写ってる、とわざわざ見せられたf(^_^;
始まってまだあまり経ってない頃だから、「New York, Rio, Rosenheim」の辺りか?

つーか、この最前列左側も大騒ぎだけど、それを遙かに凌駕して、ど真ん中を陣取っていたおじさんが、ほとんど狂気の沙汰f(^_^;
柵を乗り出して、飛びまくり、叫びまくり!
どうしたんだ、この人…Σ( ̄□ ̄;

と思ったら、後ろから、Krisutinとの間に割り込んできたお兄ちゃんが、最初は柵をよじ登ろうとしてセキュリティに止められ、気を取り直して、床から後ろへ向かってダイブしていった(笑)


本編のスタートがRoqueだったんで、アンコールの最初が入れ替わりにHymne auf Dichに。

…と、Floが、今日は最前列に俺たちの友達のAikoが日本から来てる、とMCの矛先が突然向けられるΣ( ̄□ ̄;
ま、ある意味、今ドイツで日本が久しぶりに脚光浴びてるし、こないだのアルバム・リリースのときのライブ・ストリーミングでも、チャットで拾って貰ってるしな(笑)

横で、Kristinが後ろの人が分かるように大きく指さしているんで、両手を挙げて、ぐるっと回って、会場の後ろの方の人たちにアピール(何を?)
や、でもこれで、やっとFloとも直接話せたな。

と思ったら、ど真ん中の大暴れおじさんが、めちゃめちゃ感激して握手してきた(笑)
さらに、さっき写真を撮ったカメラマンが、慌てて何か訊いてきたのだが、何を言っているのかよくわからなかったので、代わりにSabineが応対してくれる。
Süddeutsche Zeitungだって!

 

 


初(?)のギター3本状態。

Flo、大暴れ、いやダンスか?!f(^_^;

 

そして、地元だから外せないHeimatlied。

そうだよ。
15年前、ライブ盤のこの曲を聴きながら、うわ~っ!なんでこの場にいなかったんだ?!(いる訳ない)、一緒に歌いたい!!と、全身から湯気を噴き出して今日に到る。
今日は正真正銘、ファン仲間のみんなと一緒に並んで入って、一緒に歌ってる。
100%実現してるじゃん♪

そしてEinmal Mond und Zurück。
これもめちゃくちゃ好きな上に、かなり早い時期に歌詞を憶えたのだけど、なかなか生で聴く機会がなかった。
接続法2式が並んでる歌詞なんて、あんまりないよな~(笑)

さらにさらに!
Unterwegsだ~♪
これはもう、みんなが聴きたがってる曲。
今日は本当に大サービスだ。

Fast wie vom Selbstで終了。

大暴れおじさんがFloからスティックを貰っている。
2本受け取ろうとしたところを、Floは1本を娘ちゃんへ。
娘ちゃん、大感激。可愛い。

向こうから手を伸ばしてくれて、ステージと距離があるので、がっつり握手までは行かないまでも、Floと指先だけで握手。

ファンクラブのメンバー、だれもセットリストを貰えてないっぽいのが残念だな。
バックステージに入れないのが、こういうときには痛い。
スタッフの方のFloが近くで作業しているんで、訊いてみようとしたら、係員からみんな会場の外に追い出された。

まだ物販が開いている。
KristinとSabineは、Granadaのメンバーと既に仲良しらしく、Granadaグッズの前で何やらずっと喋っている。
が、こっちはSportiesのグッズが欲しいのだ。
つーか、ステージでNikoとFloが着ていたので気がついた、このツアーで入ったらしい新しいTシャツを買いたい。
で、声を掛けたら、物販のおじさんがすぐに気がついてくれた。
Nikoとお揃い(笑)のTシャツSサイズゲット!

と、そこへ、娘ちゃんがみんなのコート類を持ってきてくれた。
つーか、引き換え用のカード、まだ手元にあるんだが…。
なので、Jenaで一緒だった子が一緒に行ってくれて、引換券を返してきた。

って、今日は何かと気に掛けてくれて、色々と話しかけてくれてるのに、名前が分からない…orz
今更訊けないし…f(^_^;

まだKristin達が喋っているんで、物販に戻ったが、ここがまた、もう終わりと追い出しが掛かる。
や、その前にせめて、物販のおじさんに挨拶して帰りたいんだが。

何?まだ何かあるの?!とほぼ怒られ状態の中、おじさんとハグしながら、みんなによろしくね、となんとか伝える。
会場の責任者だかなんだか知らないが、こっちは3月からずっと知り合いなんだ。

外に出たものの、みんなまだ帰れないよね~という感じで、外でダラダラと過ごす。
いつもだったら、会場の片付けをしている最中、メンバーが出てきて喋る機会がある、ってのがファンクラブのアドバンテージなのに、今日はそれが全くなくて不満なのだ。

とはいえ、待ったからといってわざわざ外まで出てきてくれると言うことも期待できず。

一応、Peterに電話してみたものの、全然出ないし。

徐々に人が減り始め、男子チームも帰って行き、残り5人になってしまったので歩いて帰ることにした。
Kristin達もHauptbahnhof近くの別のホテルを取っていて、Danielaはこのまま車で帰るということで、Danielaと別れた直後、ChristophからKristinに、Arnulfstr.のFunkstadlという店でアフターパーティーだ、という連絡が入った。
慌ててDanielaを呼び戻し、みんなで店へ。

外から見ても、人が溢れている。
外で待ってる人たちがいるっぽい感じだったので、しばしその場にいたけれど、みんなで思い切って店の中へ。
ほとんど立錐の余地のない感じ(笑)

でも、そこにいるのRüdeじゃん!!
他の人と喋っているんで、なかなか近づけずにいたところ、外に出ようとすれ違っていこうとした人に、声を掛けられる。
つーか、中国から来た人?というんで日本だよ、とf(^_^;
でも、わざわざ日本から来るというところに感激してくれて、なぜか握手(笑)

そして、少しずつRüdeに気づいて貰える距離まで詰めていって、ようやくハグ。
あ~、やっとRüdeとも直接挨拶が出来た。
もちろん、もっとゆっくり3人と喋る時間があれば嬉しいけれど、とりあえず今日のところは最低限、心残りなく帰れる。

つーか、Christoph達はどこだ?と思ったら、トイレに行く途中の通路を陣取っていた。
先に帰ったはずのEvaもいる(笑)
Kristinがビールを買ってきてくれて、ようやく乾杯( ^_^)/□☆□\(^_^ )

つーかさ。

昼間はGlühwein2杯飲んだだけで何も食べず、予想外にバックステージに入れなかったことで夕食も食べずにずっとビールだけ飲んでいるんだけど…f(^_^;

Christophが、今年3回目だっけ?というので、うん、3回目だねぇ、3か月ごとに来てる、と答える。
他の子に、5月にAugsburgに来ててさ、と説明している。
次、また来る?とまた訊かれて、来たいんだけど、飛行機が高いからねぇ、もう破産寸前なんだけど、とまた繰り返す(笑)

しばらくして、すぐそばのテーブルの人たちが帰っていったので、ギュウギュウ詰めになりながら、ファンクラブで陣取って、さらに喋り続ける。
もう、この状態ではみんなの会話について行くのはほぼムリなのだが、途中で、ニューヨークでのライブの話になった。
今いるメンバーの中で、実際にニューヨーク行ったのは、自分とChristophとEvaの3人だけなので、Kristinなんかは興味津々。
あれ、2010年だったよね?と訊かれて、う~ん、そう、2010年!と答えながら、もうそんなになるのか~、と感慨深い。
Christophたちは、ライブの前夜、ニューヨーク歩いてるのにFloやRüdeに会うんだよ、なんて話とか、Erdingerが大量のビールを積み上げてて、しかもファンを招待して、なんて説明を聞きつつ、あ~、あのときはPeterと一緒にいたなぁ、と思い出す。
でもって、ニューヨークの町中で、MarcやJuliaに会ったわ(笑)

喋りながらも、さすがに眠くなってきていたところへ、Peterが現れた。
みんなとハグしたり、握手したり。
うん、帰る前に会えて良かった♪
つーか、みんな、帰るに帰れない感じだよね(笑)

とはいえ、さすがに2時で、S-Bahnで帰る組もそろそろ、というところで、Floともハグ。

店のカウンターがある方で、音楽が大きくなって、何やらディスコ状態になってきた。
Granadaのスタッフか?やたらガタイのいいというか小太りの人が、椅子の上に立って踊りまくっている(笑)

KristinとJenaで一緒の子の二人は、もう1杯飲みながら、外でタバコ吸うんだけど、帰る?一緒に外行く?それとも飲みながら踊る?とf(^_^;

Kristinたちのタバコ休憩が終わるまで、一人でビール飲みながら踊ることに決定!
もはやこういうのには慣れている(笑)
楽しい♪
これまでのアフターパーティーの中でも、今日は一番楽しいかもしれない。

ひとしきり踊ったところで、、外から戻ってきたKristinがそろそろ帰る?というので一緒に帰ることにする。
つーか、もう3時だよ…f(^_^;

ちょうどさっきFloがいた辺りに、今度はNikoを発見!
声を掛けると、珍しくハグで挨拶。

店を出て、そこの脇のところにPeterがいるから、というので最後の挨拶。
というか、お互いに名残惜しくて、長々と抱きしめあった。

「また来年、絶対来るね」
とつい言ってしまったΣ( ̄□ ̄;
さっきまで破産寸前、といっていたのに…。

必死にお金貯めなければ…orz

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Sportfreunde Stiller」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事