贅沢な休職の日々

入院した日から会社を休んでいる。

退院してもなお休んでいる。

傷病手当が６割出るとは言え生活するには足りない。

何しろ、傷病手当が出るのは休んでから請求するのだからずっと後になる。

それでも、大事を取って休んでいる。

正解だと思う。

ここにきて、疲れが溜まっていたと実感できたからだ。

だんだんと気分も体も軽くなってきている。運動不足はあるが、生きる勇気がわいてきている。

自分はひとりで生きていこうと思ってなかったが、一人で何とかしていこうと思うと、勇気が湧いてきた。

実際には一人ぽっちでなんて生きていけない。

これからも、周りの人にお世話になりながら、お世話しながら、生きていくのだが。

幸いに、私は保険に入っていた。良かった。

傷病手当が６割でも、高額医療費を申請する予定だし、保険も出れば当面の生活費はなんとかなる。

子供に頼らない生活を、自活を目指して、折り返し地点を回った。

姉が先週末に来て、姉がいけなかったお墓参りに行ってきた。

一緒にショッピングをした。

素敵なワンピースを買った。

自分にご褒美だ。

これからは、今まで持っている洋服は整理して、本当に自分が好きな物に囲まれて生きていきたい。

整理していたら、あらこんなものがあったのね、と驚く。

もっと、すっきりした家にして、掃除がしやすくしたいな。

今までも努力はしていたが、休んでいたら、まだまだだと気づく。

贅沢な時間が過ぎていく。

残りの時間も、有意義な時間にしたい。

これは休まないとわからない、神様に感謝と自然と思う。無信仰ですが。