路地裏てくてく

中国、蘇州での暮らし。
私目線で見つけたおもしろい、かわいい、おいしい、グッときたを写真とことばで綴ります。

日本からの贈り物

2012-05-22 | 生活

日本にいる家族から荷物が届いた。
不定期に送ってくれるのだけど、いつも段ボールの蓋を開けると
日本の食材や薬、衣類、本など生活のための必需品がたくさん詰まっている。
配送でボロボロになった段ボール箱がまるで宝箱みたいで
ひとつひとつ出すのがもったいないくらい。

中でも本は嬉しい。ただの雑誌でもなんでもいい。
蘇州では手に入らないので、インターネットで購入して
他の荷物と一緒に送ってもらう。

中国の生活では飢えている潤いの部分を本で補う。
埃っぽくなった気持ちがスポンジが水を吸うように潤う。
本を見ているだけで気持ちがいい。

この「気持ちがいい」ということは、精神衛生上すごく大事だと中国に来て知った。
日本にいたら当たり前のことが当たり前でない、いくら経済が発展してもマナーとか人々のモラルの面では「気持ちがよくない」ことが多いから。
中国だから仕方ないと「諦め」を覚えたけど、
「諦める」ってパワーはいらないけど、負の引力があるので結構疲れるもんです。

やっぱり日本はいいなあ。
でも、ここにいても天然生活はできるはず。
小さくて丁寧な心地よい暮らし。

そういえば今週末は松本でクラフトフェアがありますね。
あの澄んだ空気を思い出して、いーっぱい深呼吸したくなりました。

不夜城

2012-05-11 | 上海

ドーン!上海の不夜城。
この金ぴかのビル、聞くところによると夜になると黄金色に輝くらしい。
名前通り、眠らない街です。

さて何のビルかというと、ビル丸ごとぜーんぶ、携帯電話に関するお店です。
世界の携帯電話を初め、携帯電話グッズ、修理、SIMロック解除、電話番号販売など
マニアにはたまらないビルなんです。

私はマニアではないので修理のお店だけ寄って済ませました。
怖くて写真は撮れなかったのですが、その道のプロといった感じの
修理のお兄さんがずらーっと並んでその場で修理しています。
ちょっと怖そうなお店の人とのやり取りが面白く、
ディープな中国にはまってしまっているような気がしてなりませんでした。

1階の一番いい場所にアップル製品の修理センターがあったということは
中国でもiphoneは人気があるんですね。
アップル社は中国語でりんご、苹果[ ping guo ]となります。
そのまんまやん、アップルはAppleでいいやんと思うのですがー。

この不夜城、映画の不夜城とは何の関係もありません。
ちなみに金城武は中国のテレビのコマーシャルや広告媒体でよく見かけて
ファンじゃないけど見るとなぜか嬉しくなります。

豫園商城

2012-05-11 | 上海

豫園商城[ yù yuán shāng chéng ]は上海の観光スポットで
庭園、レストラン、商店がぎっしり集まっています。


さすがは上海、中国各地から、世界各国からの観光客でごったがえしています。
あまりの人の多さに今回は小籠包だけ食べてそそくさ退散してしまいました。
ぱっと見た感じはお土産屋さんが軒を連ねていると言った感じです。
庭園(豫園)は見てみたかったけど、多分蘇州の庭園と同じ感じだと思います。

いろんなお店があって、建物も中国ぽいし(というか中国だし)
旅行で初めて上海に来るなら面白いと思いますが、
1回来たらもういいかなと思いました。

南翔饅頭店の小籠包

2012-05-01 | 上海

5月1日のメーデーは休日で上海にお出かけしました。
ランチに行くと決めていた南翔饅頭店は豫園にあるとても有名なお店です。
あまりにも有名すぎるので味は期待しないで、とにかく1回行ってみました。

1階のテイクアウトは長蛇の列だったので、3階のレストランの方へ。
蟹入り小籠包、豚肉小籠包と点心3種に蟹味噌スープの大籠包を注文しました。
スープたっぷりで蟹入り小籠包はgood!
スタンダードな豚は、私にはちょっと油っこすぎました。


蟹味噌スープはストローで中のスープを飲むのですが
めちゃめちゃ熱くて吸えない。
具は入ってなくてスープを全部飲むと中が空っぽになり皮だけ残ります。
この皮は食べないものなのか、食べ方がよくわからずですがスープはおいしかった。


たくさんの料理人が小籠包を包む。すごいセイロの数!
一体一日何個作るのかな?