注:昨年度末に投稿した記事を再編集・加筆したものになります!
お題にクリスマスとあったので、投稿してみました。
2021年度末近くになり
自分のスケジュールに突然割り込んできた
英語の学習が調子よく続いています
学習と言うと
「すごそう!」という印象を与えてしまうかもしれませんが
NHKラジオ講座のオンデマンド版のプログラム
今は本当にたくさんあるのですね
そのたくさんある番組の中から二本の番組を選び
それを聞いているというだけなのです。
こういう軽い気持ちで
スキマ時間に行えると
習慣化しやすいのですね。
番組の時間も1つは5分、
もう一つは15分なので
最近良く耳にする
ポモドーロ・テクニックに基づくタイマーみたいな感じなのかもしれません
勿論
流れてくる単語も文章も全て分かる!などとはなりませんが
結構分かるかもしれない
という気分になるので
「結構英語分かっているじゃん😄 」の
満たされ感というか
肯定感も持ちやすいのがいいのでしょうね。
番組の内容も本当に工夫されていて
楽しいです。
さて
今回は
2つある番組のうちの1つの番組が本日流した内容
サンタクロースに関するものがとてもよかったので
紹介させていただきます。
内容は
サンタクロースの存在について
になります。
9歳の女の子がサンタさんに手紙を書き
それにサンタさんが返事を返す
という構成になっていました。
簡単に場面を説明します
女の子は3年前のクリスマスにもらった自転車が大のお気に入りだったけど
身体が大きくなったので
大きい自転車に買い換える必要がでてきました。
しかし
自転車の置き場所の関係で
小さくなった自転車を手放さないと
新しい大きな自転車を買ってもらえない。
大好きな自転車を手放すことはできないと思った女の子はいい考えを思いつきました!
サンタクロースに「古い自転車を引き取りに来て」とお願いの手紙を書いたのです。
「サンタさんからもらった大事な自転車を捨てたくないので、サンタさんのお家で預かってください」
サンタさんからの返事には
今(まだ6月と言う設定)はトナカイが休暇中でそこまで行けない
そして
サンタのお家にも自転車を置いておく余裕がない
だから
お父さん・お母さんと一緒によく相談してみてね。
と書かれていました。
サンタさんからの返事を受け取った女の子は納得ができません。
よく考えてから
もう一度サンタさんに手紙を書いたのです。
「大人になったら
絶対に引き取りに行くから
思い出の詰まった大切な自転車を預かってください」
女の子が必死に考えたお手紙に対して
サンタさんから再び返事が来ました。
よく考えてあるなあと
感心してしまいました。
英語も学べるけど
英語と一緒に
大切なことも学べ感じられる内容になっています
女の子に届いたサンタさんからの二通目の手紙には
プレゼントした自転車をそこまで大切に思っている女の子の素晴らしさに感動していると女の子を褒めたあと
大切なことを話すからね
という前置きが書かれていて
次のような事が書いてありました。
サンタクロースは君のお父さんとお母さんの心のなかにいるんだよでもサンタがいないということにはならない君に渡してきた手紙を書いたのはお父さんなんだけど、お父さんはサンタの言葉を君に伝えてきたんだよ。お母さんの目を借りて、サンタはずっと君を見てきたから、君がどんな素敵な女の子なのかを、よく理解しているよ。だからお父さんとお母さんこそ、本物のサンタクロースなんだよ。本当は君がもう少し大きくなってから話したかったんだけど少し早く本当のことを伝えてしまってゴメンね。でも君のおかげでお父さんとお母さんは本当のサンタクロースになることができてうれしいよ。
この後
小さくなった自転車についての提案も書かれていました。
そして
事実を知った女の子の反応と
女の子に話しかけるお母さん。
さらには
その後の未来の展開まで示されていて
たった5分間の番組なのですが
感動がたくさん詰まっていて感心しました。
自分もこんな年令になっていますが
サンタクロースの存在については
信じていますし
感じていきたいと思っています。
こうした目に見えない存在や
表に見えてこない世界の
神秘さというか美しさを
いつまでも
子どもたちに
感じ、持ち続けてもらえるのはすごくすごく大切だと思います。
番組の中の手紙のように
サンタクロースを信じている
あるいは
存在について素敵だなと感じている
私達大人の心の中には
本当にサンタクロースが存在するように思うのです。
子供や大切な人に幸せや喜びを感じて欲しいという
思い自体が
サンタクロースだと思うのです。
子どもたちがこれを感じ取ることで
子どもたちの心のなかの目に見えない部分に
他の人を大切に思ったり
喜びや愛を与えようとする思い
が伝わっていくのでしょう。
こうして
サンタクロースは
長い間
存在し続けてきたのだと思います。
ちなみに
番組は
NHKラジオ講座の
Enjoy Simple English です。