思いよ、届け！

今月発刊の柳川商工会議所広報誌に

当店の紹介記事が掲載されました。

この記事を書いたのは、ここ数年、当店の財務会計や確定申告などを担当してくれていた

柳川商工会議所のT君。

今年の確定申告が終わった時「teronさん、広報誌に載ったことありましたっけ？良かったら今度取材に行っていいですか？」という事で、先月取材を受けたのでした。後日、書き上がった記事の校正依頼のメールが届きましたが、読んでビックリしました。限られた文字数の中に私達の話した内容がこと細かく詳しく、映像が目に浮かぶくらいキッチリ丁寧に書かれていました。私はメールではなく直接T君に電話して、まずこの記事への御礼を伝え、いくつかの訂正箇所と更に「小っ恥ずかしいのでこの一文だけは消してくれ〜」というお願いをしたのでした。

それに対してはT君も「僕も他にいい言葉がないか悩んだんですけどねぇ。やっぱダメですか？」と言いながらも却下という結果に。

「最終校正はこちらに任せてもらっていいですか？それで印刷所に回しますので。発行は申し訳ないですがG.W.明けになります。」と。

彼の突然の訃報をきいたのは、この電話のやりとりから10日ほど後でした。あまりに信じられない話だったので、唯一LINEで繋がっている他の商工会議所の方に尋ねると、すでに葬儀は終わっており、おそらく彼が倒れたのはあの記事を印刷所に入稿した翌日だったのでは…とのこと。ということは、私と電話で話した3.4日後であったと…

とにかく、しばらくは頭の中が真っ白で動けなくなっていました。あまりにも突然で、信じられなくて、想像も出来なくて。

5月になりG.W.が明けてから届いた広報誌。

改めてその記事を読み返すと、彼の思いが込められた素晴らしい文章が綴られていて、胸がジンと熱くなりました。また、この広報誌を読まれたteronの常連の皆様からも口々に「すっごくいい記事だったね！」「書いた人の愛情がこもってる文章だった」「teronに来た事ない人にも情景が伝わるような文章だね」とたくさんのお声を頂きました。

私達はもちろん、記事を読まれた皆さんにまで喜んで頂ける文章を書いて下さり、嬉しく有難く思っております。が、それを伝える術がないことが本当に悔しくて悲しくてなりません。

葬儀に参列する事もできず、直接お悔やみを伝える事も出来なかったので、この思いが天の彼のもとに届くことを心から願います。

T君、いつも面倒なことばかりお願いしてきた私に辛抱強くお付き合い下さりありがとうございました。本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。

ホント、ありがとうね。お疲れ様でした。

じゃ、またね

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Lunch Time : 11:30 - 15:00（L.O.14:00）
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店休日：火曜ディナー・水曜定休

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※※ やんごとなき事由により、事前告知なく、急遽お休みすることがございます。ご予約頂いていたお客様には出来る限りご迷惑をおかけしないよう努めるつもりですが、やむなくご連絡申し上げる場合もございます。

何卒ご理解下さいます様お願い申し上げます。