ある本にみうらじゅんが書いてた「エリック・クラプトンがトレンディドラマの主題歌になるような曲を書いて、いい歳の取り方をしてるなんて言われるのなら、ボクはディランのように悪い歳の取り方(英訳：KEEP ON ROCK"N ROLL)をマネして生きたい」って。
佐野元春がこう言ってた「ロックって絶対にあきらめないって事なんだ。ディランが教えてくれた」・・・なるほどなるほど。
妥協しない生き方。マイビジョンを信じつづける生き方。
なかなかできそうで出来ない。でも僕の周りにはそんな連中がたくさんいる、頭が下がるおもいです。昨夜は久々にスリリングなお酒が呑めました。みんな有難う。
５月２日のフロンテイアライブでは何をやろうかって考えてたけど、なかなか頭がスッキリしないので一人スタジオ借りた。一人でスタジオなんて過去に一回位あったかな～。もともと練習嫌いって言うかいきあたりばったりのライブを何度もやってきたもんで、それに慣れてたもので練習が必要じゃなかったんだ。その時なにやるか決めて即興ソング歌ったりするのが楽しみだったしその方が新鮮だと思ってたから。それが最近少し変わってきたんだよね～。
まあ簡単に言えば年くったって事。即興ソングって新鮮なんだけどものすごく精神的にまいるんだ、歌った後であんな事歌わなきゃ良かったとか・・・後になって、ひどい時は１週間くらいひきずってる。体力も使うし・・・
で、ひとりスタジオはどうだったかって言うと、これが良かったんですよ。２時間入って外に出たら頭はスッキリ。上昇気流。またやろう。
とりあえず、５月２日のライブ、お楽しみに！って感じですね。
そいつは静かに僕が来るのを待っていましたよ。
リサイクル屋に並んだ何本かの壊れたギター達。
５２５円の値段で並んでましたよ。
「はっ」っと気づいたんだ。こいつハカランダ！？
ひょっとしてかなりいい音？思いきって引き取りました。
ネットで調べたら１９７２～３年頃のタカミネ楽器制作。
とりあえず修理。マーチンの弦をはって、ジャラーン！
枯れたいい音。 ♪ ４０年近く、こいつは今までどんな音楽を奏でてきたんだろう、、、、また新しいステージに出してあげるからな。
30、31日と二日間次男の就職の付き添いで福島県に行ってきた。
東京電力の原発で働くんだけど原発がある町だけにかなり田舎(想像はしてたけど)。田んぼと山と海に囲まれていた。引越し荷物を次男と二人かたずけて、一休み。窓の外をみて「なんもなかね」と次男。役場に転入届け出しに行こうかって事になって外にでた。
初めて聞く名のコンビニ発見。Aコープ発見。古びた商店が20軒ほど、そのうち3軒が酒屋さん(たしかに日本酒は旨かったけど)。
自転車屋に服屋さんに米屋になぜかタイヤキ屋、床屋が1軒、パーマ屋1軒。・・・・歯医者さんに内科医院・・・ただ通りを歩いてると会う人会う人が話しかけてくる。見慣れない人間だからだろうけど、「どこから来られました？」・・「佐賀県です。」・・「佐賀って九州の？」・・・「そうですあの、がばい佐賀です。」・・・(笑い)・・「これ息子です。今日からここで一人暮らしします。」・・・「そうね、そりゃお父さんも心配じゃね、でもこの辺の人は皆いいから、大丈夫よ。」・・・って・・・涙が出た。
やっぱ住むなら田舎だよな～って思った。
お～い佐賀県。中途半端な都会なんか目指さないで、便利で素敵な田舎町を作りましょうよ。福島県大熊町みたいな・・ね。
