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1. 中国・韓国と日本の違いの原点 「はじめに:中国・韓国の成り立ちの概観」

1. 中国・韓国と日本の違いの原点 「はじめに:中国・韓国の成り立ちの概観」

 「はじめに」 一部引用編集簡略版

  中国と韓国の実像を知るためには、両国の成り立ちが、日本といかに大きく異なっているか、比べてみればよい。
  中国を理解すれば、韓国は属国として、ずっと中国の猿真似をひたすらしてきたから、付録のような民族だと思えばよい。

  中国は世界のなかで、もっとも貪欲な文明であってきた。
  中国を理解するには大きな鍵が、三つある。

  まず、食文化の中華料理だ。
  次に王朝がしばしば交代する易姓革命(えきせいかくめい:王朝の交代のこと。天子の徳がなくなれば天命が別の姓の天子に改まり変わるという中国の政治思想。 一王朝は同じ血統(姓)で続いていくが、王朝交代の際には王室の姓が変わることからいう。「姓せいを易かえ命めいを革あらたむ」という意。)であり、
  第三に、中国人の頭を支配してきた儒教である。

  このなかでも、中華料理は中国人全員の生き甲斐であって、中国人の精神構造の謎が秘められている。
  中華料理こそ、中国人の独特な思考と、行動様式を説明してくれる。せっかく、日本人は中華料理を日常好んで食べているのに、料理のなかに中国のどのような物語がこもっているのか、気付かない。

  今日、中国は中華人民共和国を称しているが、国の名前は実態とまったく関係がない。三千年にわたって滅亡しては、興った数多くの中華帝国の一つである。

  中国と日本は、すべてが正反対だ。中国人は即物的だが、日本人は精神性を尊ぶ。中国人は自己主張が強いが、日本人は和を重んじるから、譲り合う。
  中国人は量を、日本人は質を求める。中国人が不潔であるのに対して、日本人は清らかさを望む。中国人は自分に都合の良い論理を振り回すが、日本人は感性によって生きている。

  中国人は外見を、日本人は内面を大切にする。中国人は自己本位であるために、相手が悪いと思うが、日本人は謙虚だから、自分のほうが悪いに違いないと、思いがちだ。
  中国人も日本人も、古代から人としてのありかたが、まったく変わっていない。中国と日本は二千年前から対照的だったが、そのまま、今日の中国と、日本の違いとなっている。

  私たちは長いあいだにわたって、中国人も日本人と変わらないから、心を通わせることができるに違いないと、勘違いしてきた。中国人が心を持ち合わせていないことに、気付くことがなかった。

  中国を理解する四つ目の鍵は、中国は歴史を通じて、政治が一から十まですべてであって、他に何もない政治文化であることだ。政治に役に立てば、平気で噓をつく。真実は政治の役に立たないから、まったく顧みられない。

  儒教も、良い例だ。儒教は日本では、道徳哲学であると誤解されているが、本場の中国の儒教はいかに人民を統治するかという、政治思想である。

  中国を理解する五つ目の鍵は、中国が国ではなく、文明であることだ。
  文明であるから、国境がない。中華帝国は清朝が十九世紀なかばに、イギリスと阿片戦争を戦って敗れるまで、国名を持っていなかった。中国の皇帝が、全世界の支配者であると思いあがっていたから、王朝名があっても、国名を必要としなかった。イギリスと南京条約を結ぶことを強いられたので、便宜的に王朝名の「清」を、国名として使った。

  中国人は中華思想といわれるが、中華文明が世界で最善のものであると、みなしている。中国の皇帝は地上で誰よりも、もっとも高い徳を備えているとされた。そこで、中国が周辺の諸民族を支配して、支配下に置いても、侵略したのではなく、「徳化」したとされた。
  
参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長
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