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51 中国・韓国と日本の違いの原点 「 5リ 中国はアメリカのフレネミー 」

51 中国・韓国と日本の違いの原点 「 5リ 中国はアメリカのフレネミー 」

 終章
 中華民族の正体 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
5イ 中国が覇権を握る日
5ロ 中国は国ではなく文明
5ハ 愛国教育は情報操作
5ニ 中華民族とは何か
5ホ 孔子を排斥した毛沢東
5ヘ 孔子学院プロジェクト
5 ト 中国崩壊の予言(割愛)
5チ アメリカ人と中国人
5リ 中国はアメリカのフレネミー
5ヌ 中韓の捏造が信じられるわけ
5ル キリスト教圏とイスラム圏の距離
5ヲ イスラム版中華思想
5ヨ 儒教と対立する老荘思想
5タ 中国は民主主義国になるか
5レ 中国を模倣しなかった日本
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5リ 中国はアメリカのフレネミー

  アメリカは中国が目覚ましい経済発展とともに、アジア太平洋における、アメリカのライバルとして登場し、日本や、東南アジアの周辺諸国を脅かすようになったために、中国を脅威として、意識するようになっている。

  ところが、そのかたわら、アメリカでは中国を指して、フレネミーfrenemyという新語がつくられて、会議や、マスコミで、さかんに使われるようになっている。
  フレンド(友)と、エネミー(敵)を、合成した新語だ。アメリカは中国が友(フレンド)であるのか、敵(エネミー)であるのか、見きわめられないでいる。

  著者はフォード大統領と、親しかった。そこで、フォード政権で、国務長官をつとめたキッシンジャー氏と、何回か会食した。
  著者は、「どうして、アメリカ人は、日本人よりも、中国人と気が通じるのだろうか?」とたずねた。

  すると、「中国人は、論理的だ。日本人は黙ってばかりいるし、曖昧で、何を考えているのか、よく分からない」と、いった。
  寡黙だと、秘密を隠しているように、受け取られる。和を重んじているから、そうしているというようなことが、分かるはずがない。日本人とは、反りが合わないのだ。

  アメリカ人も、中国人も、即決する。ところが、日本人は自分一人では、決断しないから、時間がかかる。

  アメリカ人も、中国人も、もし、相手から十のものが欲しかったら、十四か、十五、吹っかける。そして、値切りあうのだ。
  日本人は、十のものを欲しかったら、八か、九、申し出る。時間をかけて、相手が察してくれて、上積みしてくれることを、期待する。

  日本人のあいだでは、心が通じるから、甘えあう社会になっている。だが、アメリカでも、中国でも、甘えは通用しない。
  アメリカ人も、中国人も、口数が多くて、騒々しい。派手好みで、富を見せびらかす。そして、享楽的だ。

  日本人は、自分の会社の景気がよくても、自慢することなく、和を損ねることになるから、隠そうとする。アメリカ人から見たら、偽善的で、陰湿だ。
  日本人は、正反対だ。よほど、親しい相手でないかぎり、金(かね)を話題にするのは、品が悪い。昔から、見せびらかすと、和を壊すことになる。そっと、羽織の裏地に金をかけるのが、贅沢だった。(投稿者補足:裏地の件は、江戸時代の贅沢禁止令の影響が大きいと思います。)

  アメリカ人も、中国人も、大きいものを好む。
  アメリカ人にとって、中国は清朝末期から、見果てぬ巨大市場だった。中国は、いまでも、かつての広大な西部のように、未開拓の広大な処女市場である。日本は小さいから、そのようなロマンがない。

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長
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