青空応援団 * 活動記録

2013年06月28日に仙台で誕生した青空応援団!
その応援や練習の様子など、アチコチから集めて勝手にまとめてま~す。

新聞掲載 * 河北新報さん

2017-03-30 08:30:13 | 広報
2017/03/30(木)
河北新報 朝刊



長文ですけれど、紙面から転載。

***

東日本大震災メモリアルイベント
『未来へのエール』
 
日時:2017年3月10日(金) 18:30~20:20
会場:仙台サンプラザホール
第1部 青空応援団×「みやぎ復興応援団」応援
第2部 つるの剛士さんコンサート


 
 東日本大震災から丸6年となる“あの日”を翌日に控えた3月10日、仙台サンプラザホールで5回目となる東日本大震災メモリアルイベントが開催されました。今回のタイトルは「未来へのエール」。東日本大震災から6年が経ち、まちの復興は日々進んでいるとは言え、人々のくらしの復興は道半ば。そこで、風化する東日本大震災の記憶を語り継ぎ、これからも続く長い道のりを頑張って歩んでいくために、その先にある未来を担う子どもたちから力強いエールが送られました。会場は大きなエネルギーに包まれ、参加した人たちは復興の先にあるそれぞれの未来に向け、心を新たにするイベントになりました。
 

 
第1部 青空応援団×「みやぎ復興応援団」応援
頑張る人に僕らのエールを届けたい。
 
 今回会場となった仙台サンプラザホールには、開場前から多くの人たちが詰めかけました。この日の入場者は約1800人。スクリーンに映し出されたこの6年の復興の歩みを振り返る記録写真や、イベント応募者から寄せていただいたメッセージをまとめたオープニング映像を見つめながら、それぞれの6年間に思いを巡らせます。
 司会の挨拶に続いてゲストMCの塩釜市出身の声優・山寺宏一さんが登場。宮城弁を交えた軽妙なやりとりが会場を和ませます。開演に先立って震災で亡くなられた方々を悼み全員で黙とう。主催者の村井知事の挨拶を受けてイ ベ ントは始まりました。


 
 第1部は社会人応援団の 「青空応援団」 と「みやぎ復興応援団」 の応援ステージ。 「みやぎ復興応援団」 は昨秋の河北新報などでの募集を見て参加してくれた、 宮城県内の小中学生23人。 こ の日まで2度の練習会を経て、 指導してくれた「青空応援団」とともに、被災された方々や被災地を勇気づけるエールを送ります。
 練習風景の映像がスクリーンに映し出される中、とどろく太鼓の音とともに学ラン姿の「青空応援団」が登場。東北各地の応援団OBが中心となって結成された社会人応援団で、学校をはじめとする教育現場やスポーツ、個人の方の冠婚葬祭などさまざまな場面で、県内はもとより世界中の頑張る人たちにエールを送り続けてきた集団です。
 「フレー、フレー、みーやーぎー」。気合のこもったエールに引き込まれる観客席。ステージで繰り広げられる一糸乱れぬ演舞に、 会場は凛とした空気に包まれます。
 そんな中「青空応援団」平了団長のアナウンスで、この日の主役「みやぎ復興応援団」の子どもたちが登場。足元は裸足、上はそろいのジャージ。ピシッと横一列に並んだ隊列から、数人が一組になって前に飛び出し、順番に練習の成果を披露していきます。
 「エールよーい」センターの子がコール。「フレー、フレー、みーやーぎー」。広い会場に次々と響き渡る子どもたちの真っ直ぐなエールに、観客席からは大きな拍手が湧き起ります。続いて「わっしょい」の掛け声で、煽るような太鼓のリズムに合わせて手拍子の演舞。最後は懐かしのご当地ソング・吉川団十郎さんの「あぁ宮城県」を全力で熱唱しました。
 
 ここで「青空応援団」の呼びかけで、急きょ会場内から応援されたい人を募集。最初に手が挙がったのはミユキさんという女性。 「フレー、フレー、ミーユーキー」。女の子のリードで、応援団全員が唯一人に向かって全力でエールを送ります。これにはエールを受けたミユキさんも感激。はじめは遠慮がちだった観客席も、その後は次々に「ハイ!」「ハイ!」と大きな声で手が挙がり、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
 この後インタビューに答えて「みんなで堂々と夢を語り合い、それを応援できる世の中にしていきたい」と活動を始めた理由を語ってくれた平団長。参加してくれた子どもたちの勇気と頑張りを称えるコメントに、会場からは万雷の拍手が送られました。
 1部の最後は、合唱三団体の合同チームも加わって、全員で青空応援団の応援歌「蒼天仰ぐ」を熱唱。「蒼天仰ぐ 我が同胞 眼差しもまた 遥かなり。 雲無き空に 何ぞ見む 心は蒼く なお蒼く〜」。自然と湧き起こる手拍子に一体感に包まれる会場。
 「青空を見上げて、胸を張って、頑張って生きていきましょう!」平さんの呼びかけに再び会場からは大きな拍手が。人を本気で思う、魂のこもった「応援のチカラ」に、会場の全員が大きなエネルギーをもらったようでした。



本気の応援は人の心を動かす。
みやぎ復興応援団×青空応援団インタビュー
 
 1部のステージ終了後「みやぎ復興応援団」を代表して、谷木進之助さん(逢隈中2年)、大槻麻菜さん(連坊小路小5年)のお二人と青空応援団の平団長が再びステージに登場。ステージの感想を語ってくれました。「練習は辛かったけど、とてもやりがいがあって楽しかった」と語るお二人。「いま応援したい人は?」の質問に「災害で被害を受けた人たちや、身体に障害のある方やお年寄りのみなさん」(大槻さん)「熊本地震で被災した人たち」(谷木さん)とコメント。これにはMCの山寺さんも感激。「夢や希望があってこその人生。それに向かって頑張れるエネルギーって、人の応援だけが満たせると思うんです。だから練習を通じて子ど
もたちに言ってきたのは“自分の頑張るエネルギーを満たしたいのであれば、他の人を本気になって応援しましょう”ということ」と平団長。
 本気の応援は人の心を動かす。エールを送ってくれた子どもたちも、そのエールを受け取った会場のみなさんも、この日のステージを通じてそんな“応援のチカラ”を改めて実感したのでした。



***

第2部はつるの剛士さんコンサート




お手紙募集 * 演舞会に向けて

2017-03-24 21:46:53 | 広報
【お手紙募集のお願い】
aozoraouendan@gmail.com

今年も、青空応援団の公開演舞会が開催されます。
「誰もが誰かの応援団2017」
は5/6に楽楽楽ホールで行われます。

その際に、昨年も企画して大好評でした
「お手紙朗読コーナー」を今年もやりたいと思っています。

aozoraouendan@gmail.com

こちらのアドレスに、
応援されてどうなったかなどの「後日談」や、
青空応援団と共に応援をしてみてどうだったかなどの「体験感想談」、
応援をされた際の「感想談」、
青空応援団への激励などを頂けますと大変励みになります。

四月いっぱいの締め切りでお願いします。
全てをお読みできるかどうかはお約束できないのですが、
なるべく全てを読み上げて参りたいと思います。
去年、ちょっと泣きそうになったやつもありました。

今年もよろしくお願いします。

押忍!

aozoraouendan@gmail.com



ブログ記事:お手紙募集のお願い

テレビ放映 * NHKさん(団長 講演会)

2017-03-12 18:45:00 | 広報
2017/03/12(日) 03/13(月)

 山形県 03/12(日)18:45〜
 東北6県 03/13(月)06:25〜
 宮城県内再放送 03/13(月)07:45〜





* * *

 被災者に寄り添いを

 東日本大震災の発生から6年がたつ中、震災の発生直後、被災地で
 遺体安置所にドライアイスを届ける活動などを行ってきた男性が
 山形県酒田市で講演し、命の大切さを訴えました。

 東日本大震災で被災した人などの支援を続けている平了さんが、
 12日、酒田市を訪れ、山形県の防災士らを対象に次の災害に
 備えるための心構えについて話しました。

 平さんは震災の発生直後、全国から仲間を募り、気仙沼市などを訪れ、
 遺体安置所にドライアイスを配ったり、被災した住宅の泥かきをして
 遺品の捜索を行ったりしてきました。

 平さんは自らの体験を踏まえ、「生きている人への食料や衣服などは
 全国から支援物資が届くが、亡くなった人の捜索や埋葬などのことは
 後回しにされがちだ。家族を亡くした人への配慮を忘れてはいけない」
 と被災者に寄り添うことの大切さを訴えました。

 話を聞いた女性は、「子どもにボランティアしなさいと教えるのではなく、
 助けたいという気持ちを持たせるように教えていきたいと思いました」
 と話していました。

* * *

ブログ記事:酒田 / 講演会のこと