ボチボチチマチマと引っ越し作業を続けてまいりました。
今回の番外編『続・生まれ出ずる日の華幻想(Birthday Fantasia)』で、「帰還後の未来編(遭難帰還後)」のお引越しは完了となります。
サヴァイヴの未来の為にシリーズも含めて、後半は結構加筆修正入りましたね~ よくよく読んでみると意味わからなかったりするし。当時読んでくださっていた皆様、大きな心で受け止めてくださってありがとう。(ま、所詮はエセ二次小説家ですから)
この後、「帰還後の未来編(凱旋帰還後)」の引っ越しを続けていくつもりですが・・・・・・。
ここで、先に新作発表しますっっ!!
(偉そうだな・・・・・・)
・・・・・・といっても、以前からモタモタしてた、キリリクですけどね・・・・・・
んで、これまた先に、タイトルだけ発表。
90000HITゲッター様・ももん様へ
『あの「奇跡の生還劇」メンバーでファンタジー界の巨匠・シャアラ嬢のヒット作「無人惑星サヴァイヴ」のヒロインであるルナ嬢に独占インタビュー!!』
ナニこれ、長っw でも、タイトルなんです。
もう、かれこれリク頂いたのが3年前くらいでしょ~か・・・・・すみませんゲッター様・・・・・・もう見てないだろう~な~・・・・・・・
ですが、当時のやり取りで直接公開許可は頂いてましたので、3年越しで公開させていただきま~す!
ルナの他にもメンバー出てきます。・・・・・・で、ほんのり18禁かも・・・・・・ちょっとね、ちょっとだけねw
100000HITゲッター様・ひねぼー様へ
『Blindness love』
こちら、語り部さんが第3者です。直訳すると「盲目愛」w
誰が盲目なのかは読むとわかります。え?わかりきってるじゃんって??そうかな~~???
こちらのゲッター様、何度かコメントも頂いており、ホントに本当~~~に申し訳ありませんでした!!厚意で待って頂いておりました。ようやくお届けすることができそうです。
直接公開でよろしいでしょうか?以前はゲッター様にはメルアド教えて頂いて「いち早くお届け!」ってのやってましたが・・・・・
もし、こちらご覧になってましたら、コメントヨロシクです。
新サイトにはカウンターは置いてません。さっさと新シリーズも終了したいところですが、実際更に不定期更新になりそうなので、キリ番設定もしないことにしました。これまでキリリク狙いで頑張ってくださった方々、ありがとうございました。これからはコメントでいっぱい感想お願いしますね~
さて、新作公開前に・・・・
旧作をチェック中、本編に付属してわりと沢山オマケ短編が出てきました。当時、拍手お礼文とかオマケボタンで公開してたやつみたいですね。
12/5公開付けの番外編『いつか再び逢える日まで(後編)』(ルナ&ハワード)の話にもオマケが付いてました。
旧サイトで目にした方もいると思いますが、サイト不具合で見れない方も多かったのでは?話の最後に付けようと思ったけど、なくてもいいギャグな話なのでここで公開~~~~~!!
【 探査船出発式の前夜・乗務員顔合わせパーティの後 】
惑星間探査船『スカイ=フューチャー号』の乗務員顔合わせのパーティーは、まだ陽のある早いうちに開かれた。
それは、これから数年にわたって親しい人達と別れるであろう乗務員達に、少しでも長く共に過ごす時間を持たせたい、という艦長の配慮が大きい。
「カオル、カオルッ!ねぇ?お義父さんとお義母さんも、もうこっちに向かいます、ってメール来てるわ?それからメノリも思ったより評議会が早く片付いたから、伝えた時間より早く着く、って。」
「ルナァ~、シンゴもさっき、もうすぐ着くって連絡あったわ。」
「えぇ~~?シンゴこそ、明日は間に合わないかも、って言ってたのに~?」
「なんやかんや言って、みんなウマイ具合に集まるもんやな。ベルかて、ハワードが無理矢理調整付けさせた、言うてたやろ。ベルが早く来るならシャアラも来るやろし。・・・・・ま~あ、え~やろ~?このハワード様がとってくれた、スィ~~~トは、何人入っても広々~や!な?カオル!!・・・・・・って、アンタ、さっきから全く人の話、聞いとらへんやろっっ!!」
パーティの後、部屋に戻ってきた私達。
みんなが集まる前に、パーティにゲスト参加したハワードとレオンさんが、グデングデンに酔っ払っちゃって腰抜け状態だったから、ホテルのマネージャーさんにも手伝って貰って、ようやく部屋まで運んできたところ。
このスイートはベッドルームもいっぱいあるし、何人酔っ払おうと何人雪崩れ込んでこようと、それは構わないのだけれど。
・・・・・・カオルが、さっきから背を向けたまま一言も喋らないから、さすがにチャコがキツ~~イ、ツッ込みを仕掛けたみたい。
でも・・・・・・・・・?
「・・・・・・ね、ってば、カオル?」
「・・・・・・・・・・・。」
「カオル!聞いてるの!?」
「・・・・・・・・・・・。」
「もうっ!!いったい何怒ってるのよっ!言ってくれなきゃ、わからな~い!」
こっちもすっかり頭にきて、後ろ姿に向かって力一杯叫んだら。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・怒ってない。」
パーティ用に着ていった連邦艦隊の白い制服。
その白い後姿が小刻みに震えてるあたり、かなりの怒りをこらえているようにも見えるけど?
「怒る、というより・・・・・やはり、あのバカに任せた自分を呪う、というか・・・・自分の浅はかさが情けない、というか・・・・・・。・・・・・とにかく、ルナ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・何?」
意味がわからなくてキョトンと瞳を丸くしたルナに、ようやくカオルがグルリと振り返って視線を合わせてきた。
うわっ・・・・・!・・・・・確かに、何だか複雑な顔してるけど・・・・・・・!
「・・・・・・・お前は、ハワードに頼んだ買い物の物品を確認したか?」
「え・・・・・え?買い物ぉ??ハワードが、『部屋に入れておくぜ!』って言ってたのは聞いたけど・・・・・・。」
なんだかやっぱり、まだその表情の意味が理解出来なくて首を傾げたところへ、チャコがポテポテと歩みを進めてカオルの前へ出た。
「は~~ん?なんやなんや、ウザったいわ。買い物の物品が何やて~?・・・・・・え~、ウチが頼んだフルーツ・ジュース・・・・・ってぇ!!何やコレ!!トマトジュースやないかぁ!!ウチの燃料電池には糖分が必要なんやで!?これじゃ足りへん~~!!それに・・・・・・なんや、この、派手なライダースジャケット。アンタが頼んだんか?カオル。」
「・・・・・・・・・誰がこんなの着る、って?」
「えぇ~~~??私、ちゃんと、『スペース・ジャケット』って書いたもん!・・・・うわぁ・・・・スゴイ、目の覚めるような黄色・・・・・・」
黄色のライダースジャケットを着たカオル、って、全く想像できまセン。
ハワードったら!!勝手に自分の趣味で買ってきたわね!?
・・・・・・・・・・・挙句の果てには。
「・・・・・・何故、こんなものを頼んだんだ・・・・・・・ルナ・・・・・・・」
「わ・・・・わ・・・・・私っ・・・・!こんなもの頼んでない!!」
「・・・・・・じゃあ、何故、コイツはこんなもの買ってきたんだ・・・・・・」
・・・・・・・・・・・カオルの言う、『こんなもの』。
目がチカチカするほどの、ド・ピンクなボディを持つペア・マグカップ。
ペア・・・・・であることがわかる、その証拠、とは。
「うっひょお~~~!!見てみぃ?2人共!・・・・・ほら、こうやって、両手で取っ手を掴んで寄せるとぉ・・・・ほぉら、不思議やなぁ~??アンタら、2人がブッチュ~~~!!してんねん!!」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」」
・・・・・・・・・この、画像がカップの側面に浮かび上がる『3Dマグカップ』が、流行りなのは、確かに知ってるけど。
・・・・・・・・・それを幸せな2人の画像を盛り込んで、『3Dペアマグカップ』が、激売れしてることも確かに、知ってるけど。
「・・・・・・・・・・・・・チャ~~コねぇ??私の買い物メモに、余計なモノ追加して書いたのはぁ~~~??」
「堪~~忍~~やぁ~~~~!!・・・・・・・でも、ウチはアイツにしちゃ傑作やと思うけど?」
「こぉ~らぁ~~~~~!!」
ダンナ様の長~~い溜息を背に、チャコを追っかけ回した。
も~う!!恥ずかしいじゃない!!
あら?でも・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ピタリ、と立ち止まって、カオルをクルリと振り返り。
「ねぇ?ハワードったら、いつ、こんな写真撮ってたのかしらね!アッハハ!まっさか、他にも私達を隠し撮りした写真、いっぱい持ってたりしてぇ!!」
「ルナァ~!さすがにそれは、ないやろぉ~?」
「そうよねぇ~?チャコォ!あはは・・・・・は・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ルナとチャコの、微妙なノリな会話を全く微動だにせず、真顔で見返すカオルを見て、ルナは、ハタ、と気付く。
もしかして・・・・・・・・・・・私、今、物凄くコワイこと言った・・・・・・・・・?
・・・・・・・・これから、賑やかになるであろう、この部屋。
だが、今は、ひたすら冷たい空気が流れるのみ・・・・・・・。
今、ソファの上で、大きな鼾を上げたハワードが、カオルに叩き起こされるのは数分後・・・・・・・・。
END
2008.4.1
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ハイ。くだらないオマケでした。
この話の中心はチャコ。チャコはいたずらっ子、ってことで。
ドラマCDのボーナス・トラックに、『チャコのテーマ』というのがあります。チャコがボケかましてるシーンでは、確かにバックでよく流れていました。・・・・・この話でも流したかった・・・・・・!!
ハワードが、実はバカな買い物をしてました。というこの話。なんとか本編に盛り込みたかったのですが、途端にギャグ話になってしまいそうだったので、オマケで書いてみました。
2008.4.1
当時のコメント載せてみました。
「黄色のライダーズジャケットを着たカオル」を誰かイラストで書いてくれないかなぁ~とマジで思っちゃった話でした。
以前、メンバーのイメージカラーでルナに「カオルは白も似合いそう」って言わせましたが(実際に結婚してからは着せてるみたいですが)
実は彼って寒色系しか似合わないな・・・・・暖色系ってヤバイのかも??
>ひねぼー様
長らくお待たせ致しました。(ホントに)
ではでは直接公開、ってことで。
キリ番ね~(笑)でもまたゲッターさんに年単位で待たせちゃうことになりそうなのでまずは新シリーズ完結目指しますね~
これからも見捨てずヨロシクお願い致します。
はい、構いません。直接公開でOKです。
それにしても、残念ですね。カウンター無くなっちゃうんですねー。次のキリ番もねらっていたのに・・・。
でも、仕方ないですよね。色々事情もあるでしょうしね。
書くって、きっと物凄くエネルギー使うんでしょうね。私なんか、文章一つ考えるだけで疲れてしまいます。だからこそ、SS書いてる人って、本当に尊敬してしまいます。
とは言え、鯖のお話はまだまだ続いてくれそうなので、そちらを楽しみにしていますね。
これからも、スリルとサスペンス?に満ちたお話、楽しみにしています。
頑張ってくださいね。