徒然鯖日記

【青空・未来】管理人eriyによる「無人惑星サヴァイヴ」狂いな呟きと日常生活。
最近は歌い手アンダーバーさん狂い。

祝!『帰還後の未来編(遭難帰還後)』引っ越し完了~!!

2013年12月05日 16時16分42秒 | 更新報告

 

ボチボチチマチマと引っ越し作業を続けてまいりました。

今回の番外編『続・生まれ出ずる日の華幻想(Birthday Fantasia)』で、「帰還後の未来編(遭難帰還後)」のお引越しは完了となります。

サヴァイヴの未来の為にシリーズも含めて、後半は結構加筆修正入りましたね~ よくよく読んでみると意味わからなかったりするし。当時読んでくださっていた皆様、大きな心で受け止めてくださってありがとう。(ま、所詮はエセ二次小説家ですから)

この後、「帰還後の未来編(凱旋帰還後)」の引っ越しを続けていくつもりですが・・・・・・。

 

   ここで、先に新作発表しますっっ!!  
(偉そうだな・・・・・・)

・・・・・・といっても、以前からモタモタしてた、キリリクですけどね・・・・・・

んで、これまた先に、タイトルだけ発表。

 

90000HITゲッター様・ももん様へ

『あの「奇跡の生還劇」メンバーでファンタジー界の巨匠・シャアラ嬢のヒット作「無人惑星サヴァイヴ」のヒロインであるルナ嬢に独占インタビュー!!』

ナニこれ、長っw でも、タイトルなんです。
もう、かれこれリク頂いたのが3年前くらいでしょ~か・・・・・すみませんゲッター様・・・・・・もう見てないだろう~な~・・・・・・・
ですが、当時のやり取りで直接公開許可は頂いてましたので、3年越しで公開させていただきま~す!
ルナの他にもメンバー出てきます。・・・・・・で、ほんのり18禁かも・・・・・・ちょっとね、ちょっとだけねw

 

100000HITゲッター様・ひねぼー様へ 

『Blindness love』

こちら、語り部さんが第3者です。直訳すると「盲目愛」w 
誰が盲目なのかは読むとわかります。え?わかりきってるじゃんって??そうかな~~???
こちらのゲッター様、何度かコメントも頂いており、ホントに本当~~~に申し訳ありませんでした!!厚意で待って頂いておりました。ようやくお届けすることができそうです。

直接公開でよろしいでしょうか?以前はゲッター様にはメルアド教えて頂いて「いち早くお届け!」ってのやってましたが・・・・・

もし、こちらご覧になってましたら、コメントヨロシクです。

 

 

新サイトにはカウンターは置いてません。さっさと新シリーズも終了したいところですが、実際更に不定期更新になりそうなので、キリ番設定もしないことにしました。これまでキリリク狙いで頑張ってくださった方々、ありがとうございました。これからはコメントでいっぱい感想お願いしますね~

 

さて、新作公開前に・・・・

旧作をチェック中、本編に付属してわりと沢山オマケ短編が出てきました。当時、拍手お礼文とかオマケボタンで公開してたやつみたいですね。

12/5公開付けの番外編『いつか再び逢える日まで(後編)』(ルナ&ハワード)の話にもオマケが付いてました。

旧サイトで目にした方もいると思いますが、サイト不具合で見れない方も多かったのでは?話の最後に付けようと思ったけど、なくてもいいギャグな話なのでここで公開~~~~~!!

 

                                    

 

                                    

 

                                    

 

                                    

 

 

【 探査船出発式の前夜・乗務員顔合わせパーティの後 】

 

惑星間探査船『スカイ=フューチャー号』の乗務員顔合わせのパーティーは、まだ陽のある早いうちに開かれた。

それは、これから数年にわたって親しい人達と別れるであろう乗務員達に、少しでも長く共に過ごす時間を持たせたい、という艦長の配慮が大きい。

 

「カオル、カオルッ!ねぇ?お義父さんとお義母さんも、もうこっちに向かいます、ってメール来てるわ?それからメノリも思ったより評議会が早く片付いたから、伝えた時間より早く着く、って。」

「ルナァ~、シンゴもさっき、もうすぐ着くって連絡あったわ。」

「えぇ~~?シンゴこそ、明日は間に合わないかも、って言ってたのに~?」

「なんやかんや言って、みんなウマイ具合に集まるもんやな。ベルかて、ハワードが無理矢理調整付けさせた、言うてたやろ。ベルが早く来るならシャアラも来るやろし。・・・・・ま~あ、え~やろ~?このハワード様がとってくれた、スィ~~~トは、何人入っても広々~や!な?カオル!!・・・・・・って、アンタ、さっきから全く人の話、聞いとらへんやろっっ!!」

 

パーティの後、部屋に戻ってきた私達。

みんなが集まる前に、パーティにゲスト参加したハワードとレオンさんが、グデングデンに酔っ払っちゃって腰抜け状態だったから、ホテルのマネージャーさんにも手伝って貰って、ようやく部屋まで運んできたところ。

このスイートはベッドルームもいっぱいあるし、何人酔っ払おうと何人雪崩れ込んでこようと、それは構わないのだけれど。

 

・・・・・・カオルが、さっきから背を向けたまま一言も喋らないから、さすがにチャコがキツ~~イ、ツッ込みを仕掛けたみたい。

 

でも・・・・・・・・・?

 

「・・・・・・ね、ってば、カオル?」

「・・・・・・・・・・・。」

「カオル!聞いてるの!?」

「・・・・・・・・・・・。」

「もうっ!!いったい何怒ってるのよっ!言ってくれなきゃ、わからな~い!」

 

こっちもすっかり頭にきて、後ろ姿に向かって力一杯叫んだら。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・怒ってない。」

 

パーティ用に着ていった連邦艦隊の白い制服。

その白い後姿が小刻みに震えてるあたり、かなりの怒りをこらえているようにも見えるけど?

 

「怒る、というより・・・・・やはり、あのバカに任せた自分を呪う、というか・・・・自分の浅はかさが情けない、というか・・・・・・。・・・・・とにかく、ルナ。」

「・・・・・・・・・・・・・・・何?」

 

意味がわからなくてキョトンと瞳を丸くしたルナに、ようやくカオルがグルリと振り返って視線を合わせてきた。

うわっ・・・・・!・・・・・確かに、何だか複雑な顔してるけど・・・・・・・!

 

「・・・・・・・お前は、ハワードに頼んだ買い物の物品を確認したか?」

「え・・・・・え?買い物ぉ??ハワードが、『部屋に入れておくぜ!』って言ってたのは聞いたけど・・・・・・。」

 

なんだかやっぱり、まだその表情の意味が理解出来なくて首を傾げたところへ、チャコがポテポテと歩みを進めてカオルの前へ出た。

 

「は~~ん?なんやなんや、ウザったいわ。買い物の物品が何やて~?・・・・・・え~、ウチが頼んだフルーツ・ジュース・・・・・ってぇ!!何やコレ!!トマトジュースやないかぁ!!ウチの燃料電池には糖分が必要なんやで!?これじゃ足りへん~~!!それに・・・・・・なんや、この、派手なライダースジャケット。アンタが頼んだんか?カオル。」

「・・・・・・・・・誰がこんなの着る、って?」

「えぇ~~~??私、ちゃんと、『スペース・ジャケット』って書いたもん!・・・・うわぁ・・・・スゴイ、目の覚めるような黄色・・・・・・」

 

黄色のライダースジャケットを着たカオル、って、全く想像できまセン。

ハワードったら!!勝手に自分の趣味で買ってきたわね!?

・・・・・・・・・・・挙句の果てには。

 

「・・・・・・何故、こんなものを頼んだんだ・・・・・・・ルナ・・・・・・・」

「わ・・・・わ・・・・・私っ・・・・!こんなもの頼んでない!!」

「・・・・・・じゃあ、何故、コイツはこんなもの買ってきたんだ・・・・・・」

 

・・・・・・・・・・・カオルの言う、『こんなもの』。

 

目がチカチカするほどの、ド・ピンクなボディを持つペア・マグカップ。

ペア・・・・・であることがわかる、その証拠、とは。

 

「うっひょお~~~!!見てみぃ?2人共!・・・・・ほら、こうやって、両手で取っ手を掴んで寄せるとぉ・・・・ほぉら、不思議やなぁ~??アンタら、2人がブッチュ~~~!!してんねん!!」

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」」

 

・・・・・・・・・この、画像がカップの側面に浮かび上がる『3Dマグカップ』が、流行りなのは、確かに知ってるけど。

・・・・・・・・・それを幸せな2人の画像を盛り込んで、『3Dペアマグカップ』が、激売れしてることも確かに、知ってるけど。

 

「・・・・・・・・・・・・・チャ~~コねぇ??私の買い物メモに、余計なモノ追加して書いたのはぁ~~~??」

「堪~~忍~~やぁ~~~~!!・・・・・・・でも、ウチはアイツにしちゃ傑作やと思うけど?」

「こぉ~らぁ~~~~~!!」

 

ダンナ様の長~~い溜息を背に、チャコを追っかけ回した。

も~う!!恥ずかしいじゃない!!

あら?でも・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ピタリ、と立ち止まって、カオルをクルリと振り返り。

 

「ねぇ?ハワードったら、いつ、こんな写真撮ってたのかしらね!アッハハ!まっさか、他にも私達を隠し撮りした写真、いっぱい持ってたりしてぇ!!」

「ルナァ~!さすがにそれは、ないやろぉ~?」

「そうよねぇ~?チャコォ!あはは・・・・・は・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

ルナとチャコの、微妙なノリな会話を全く微動だにせず、真顔で見返すカオルを見て、ルナは、ハタ、と気付く。

 

もしかして・・・・・・・・・・・私、今、物凄くコワイこと言った・・・・・・・・・?

 

 

・・・・・・・・これから、賑やかになるであろう、この部屋。

だが、今は、ひたすら冷たい空気が流れるのみ・・・・・・・。

 

今、ソファの上で、大きな鼾を上げたハワードが、カオルに叩き起こされるのは数分後・・・・・・・・。

 

 

END

2008.4.1

___________________________

 

ハイ。くだらないオマケでした。

この話の中心はチャコ。チャコはいたずらっ子、ってことで。

ドラマCDのボーナス・トラックに、『チャコのテーマ』というのがあります。チャコがボケかましてるシーンでは、確かにバックでよく流れていました。・・・・・この話でも流したかった・・・・・・!!

ハワードが、実はバカな買い物をしてました。というこの話。なんとか本編に盛り込みたかったのですが、途端にギャグ話になってしまいそうだったので、オマケで書いてみました。

2008.4.1


 当時のコメント載せてみました。

「黄色のライダーズジャケットを着たカオル」を誰かイラストで書いてくれないかなぁ~とマジで思っちゃった話でした。
以前、メンバーのイメージカラーでルナに「カオルは白も似合いそう」って言わせましたが(実際に結婚してからは着せてるみたいですが)
実は彼って寒色系しか似合わないな・・・・・暖色系ってヤバイのかも?? 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ひねぼー)
2013-12-06 01:17:39
こんばんわ、お引越しお疲れ様でしたー。
はい、構いません。直接公開でOKです。

それにしても、残念ですね。カウンター無くなっちゃうんですねー。次のキリ番もねらっていたのに・・・。
でも、仕方ないですよね。色々事情もあるでしょうしね。
書くって、きっと物凄くエネルギー使うんでしょうね。私なんか、文章一つ考えるだけで疲れてしまいます。だからこそ、SS書いてる人って、本当に尊敬してしまいます。

とは言え、鯖のお話はまだまだ続いてくれそうなので、そちらを楽しみにしていますね。

これからも、スリルとサスペンス?に満ちたお話、楽しみにしています。
頑張ってくださいね。
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お楽しみに~♪ (eriy)
2013-12-09 18:52:06
コメントありがとうございます。

>ひねぼー様
長らくお待たせ致しました。(ホントに)
ではでは直接公開、ってことで。

キリ番ね~(笑)でもまたゲッターさんに年単位で待たせちゃうことになりそうなのでまずは新シリーズ完結目指しますね~

これからも見捨てずヨロシクお願い致します。
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