苦難

7000記事近く書いてきていると、
この事にも随分触れてきたような気もするが、
映画館で映画を見ることがほとんどない私。

従って家で見る事も少ないのも事実なのだが、
先日我が家でネット配信サービスで見たのが、



　既に数年前に映画化された空飛ぶタイヤ。

この作家さんの作品は、
出張が多い頃、本でも読む事が多かったが、
半沢直樹に代表されるいわゆる社会派のそれは、
映画嫌いでも見ていて大変興味があるのは事実。

この作品も息つく間もなく見たといった感じ。

既に私は社長業は退いたけれども、
社長のという立場が痛いほど分かるからこそ
この題材に出てくる運送会社の社長の苦難も
なんとも震えが来るほどよくわかるのだ。

内容も規模も種類も立場も違うとはいえ、
苦難という部分では共通だった時がある私。
主人公社長が自ら命を絶とうと思った瞬間は、
痛々しい程その気持ちがわかると同時に、
社長夫人を演じた女優のそれと同様、
我が家内にも随分苦労を掛けそして助けられた。

　もちろんこの女優さんとは
　容姿も年齢も全く違うけれども...^^

　人生はいろいろな事が起きる。

乗り越えた山や谷が大きくそして激しい程、
そう思う気持ちが強くそして人は強くなるのだと、
この映画を見て改めてつくづく思った次第である。