今月、人生で初めて劇団四季の「オペラ座の怪人」を観ました。
私がオペラファンであることを知っている四季ファンの友人に、誘ってもらったのです。
大まかなストーリーは知っていたし、以前CD(全曲)を借りて聴いたことはありました。
オペラに近いミュージカル、ということはCDを聴いた時から感じていましたが、実際に観るとよくわかりました。
四季の初演のカルロッタをソプラノの塩田美奈子さんが演じたということも覚えていました。
いつか観なきゃ、と思っていたので、遅すぎたくらいですね。
四季には詳しくないので、今回の公演、知っている役者さんは居なかったけど、とても楽しめました。
ロングランでほぼ毎日上演、ほぼ満席というのがすごい。
四季のすごさは知っているつもりです。
ファンの多さ、人気の高さも、友人から聞いたチケット発売システムを聞いても、わかります。
「オペラ座の怪人」のように、オペラ寄りのミュージカルにはあんなに多くの人が足を運ぶのに、オペラに足を運ぶ人は決して多くないんですよね。
オペレッタのように、ミュージカル寄りのオペラもあるのだし、もっと普通にオペラを観にくる人が増えるといいのになあ、としみじみ思いました。
その話を友人にしたところ、「やっぱりオペラは敷居が高いよね。原語上演だからじゃない?」というようなことを言われました。
今は字幕もあるので、下手な(聞き取りにくい、という意味)訳詞上演より原語上演のほうがわかりやすいところもありますが、やはり、オペレッタやオペラブッファくらいは訳詞上演にして欲しいなぁ、と彼女の言葉を聞いてあらためて思いました。
芸術性も大事だけど、一歩降りて「お客さんを楽しませること」を重視する公演が増えることが、敷居を低く感じさせることにつながるように思います。
そういうコンセプトでおこなっている公演もたくさんあるけど、今一つ周知されてない気がして残念です。
さて今回の「オペラ座の怪人」、生オケ演奏ありの公演でしたが、開演前にオーケストラの人たちが音出しをしている時に、「さまよえるオランダ人」のテーマを吹いている人がいました。
最初は似た曲が「オペラ座……」にあるのか? と思いましたが、間違いなくオランダ人の動機、序曲で言うと冒頭の部分でした。
今月末予定している新国立劇場の「さまよえるオランダ人」のオケは 東京交響楽団。
「オペラ座の怪人」のオーケストラについてはキャスト表に記載がなかったのですが、東響が担当していたのか、少なくとも、新国立劇場の「オランダ人」で担当する東響の人がいたのか、とかいろいろ考えてしまいました。
本当のところはわかりませんが、この2作品共通するところがある、と観劇して思いました。
特に終盤の三重唱のシーンを観て。
ファントム=オランダ人
クリスティーヌ=ゼンタ
ラウル=エリック
若干結末は違うけど、ヒロインがファントム(幽霊船の船長)を救済するというストーリーもよく似ている。
だから意図的に吹いていらしたのかどうかはわかりませんが。
で、来週「オランダ人」を鑑賞予定です。 政府の水際対策の影響で、外人キャストが来日出来ず(二期会の『影のない女』も中止……)。
(ザックスを歌ったマイヤーが残っていて、歌ってくれたら……なんて夢見ましたが)
オール邦人キャストになりました。 でも私はかえって楽しみかも♪
感染者が増えているので、直前の中止がないことだけを祈ります!
私がオペラファンであることを知っている四季ファンの友人に、誘ってもらったのです。
大まかなストーリーは知っていたし、以前CD(全曲)を借りて聴いたことはありました。
オペラに近いミュージカル、ということはCDを聴いた時から感じていましたが、実際に観るとよくわかりました。
四季の初演のカルロッタをソプラノの塩田美奈子さんが演じたということも覚えていました。
いつか観なきゃ、と思っていたので、遅すぎたくらいですね。
四季には詳しくないので、今回の公演、知っている役者さんは居なかったけど、とても楽しめました。
ロングランでほぼ毎日上演、ほぼ満席というのがすごい。
四季のすごさは知っているつもりです。
ファンの多さ、人気の高さも、友人から聞いたチケット発売システムを聞いても、わかります。
「オペラ座の怪人」のように、オペラ寄りのミュージカルにはあんなに多くの人が足を運ぶのに、オペラに足を運ぶ人は決して多くないんですよね。
オペレッタのように、ミュージカル寄りのオペラもあるのだし、もっと普通にオペラを観にくる人が増えるといいのになあ、としみじみ思いました。
その話を友人にしたところ、「やっぱりオペラは敷居が高いよね。原語上演だからじゃない?」というようなことを言われました。
今は字幕もあるので、下手な(聞き取りにくい、という意味)訳詞上演より原語上演のほうがわかりやすいところもありますが、やはり、オペレッタやオペラブッファくらいは訳詞上演にして欲しいなぁ、と彼女の言葉を聞いてあらためて思いました。
芸術性も大事だけど、一歩降りて「お客さんを楽しませること」を重視する公演が増えることが、敷居を低く感じさせることにつながるように思います。
そういうコンセプトでおこなっている公演もたくさんあるけど、今一つ周知されてない気がして残念です。
さて今回の「オペラ座の怪人」、生オケ演奏ありの公演でしたが、開演前にオーケストラの人たちが音出しをしている時に、「さまよえるオランダ人」のテーマを吹いている人がいました。
最初は似た曲が「オペラ座……」にあるのか? と思いましたが、間違いなくオランダ人の動機、序曲で言うと冒頭の部分でした。
今月末予定している新国立劇場の「さまよえるオランダ人」のオケは 東京交響楽団。
「オペラ座の怪人」のオーケストラについてはキャスト表に記載がなかったのですが、東響が担当していたのか、少なくとも、新国立劇場の「オランダ人」で担当する東響の人がいたのか、とかいろいろ考えてしまいました。
本当のところはわかりませんが、この2作品共通するところがある、と観劇して思いました。
特に終盤の三重唱のシーンを観て。
ファントム=オランダ人
クリスティーヌ=ゼンタ
ラウル=エリック
若干結末は違うけど、ヒロインがファントム(幽霊船の船長)を救済するというストーリーもよく似ている。
だから意図的に吹いていらしたのかどうかはわかりませんが。
で、来週「オランダ人」を鑑賞予定です。 政府の水際対策の影響で、外人キャストが来日出来ず(二期会の『影のない女』も中止……)。
(ザックスを歌ったマイヤーが残っていて、歌ってくれたら……なんて夢見ましたが)
オール邦人キャストになりました。 でも私はかえって楽しみかも♪
感染者が増えているので、直前の中止がないことだけを祈ります!