北欧.Style+1 ANTIKAとモダン.京都店のスタッフブログ

北欧・イギリスの1950年~70年代のヴィンテージ家具に、英国アンティークや日本の民芸品をともに展開。

『ブルリバフ』絨毯とブランケットボックス

2012年09月21日 | 2012年Gabbeh展
こんにちは。

9日間の『Gabbeh(ギャベ)展』もあと3日間になりました。
ご来店いただきましてありがとうございます。

みなさま、多数の絨毯を1枚ずつめくって確認し、これぞ!の『1枚』を見つけられます。

色や模様、それぞれのデザインで選ばれて行く過程をお手伝いさせていただくことは
とても楽しく嬉しいこと。

床の色目や、合わせるソファ、カーテンの色から近くの家具まで
出来る限りの想像力を働かせ、アタマの中にお部屋を描く。

素足で上がっていただくことはもちろん、横になってサイズ感のチェック。
実際に寝転がって、お顔に当たる際の肌触り(最も敏感ですよね)から毛並みの感じまで。。。

これから先長ーーい間のパートナーとして迎えられるには、細かなチェックも必要ですね。

さて。
本日は、色彩が美しくとても珍しい『ブルリバフ』織りの絨毯をご紹介いたします。

織り地の表面は滑らかでツヤがあり、光の当たる方向によって色の濃さが変化して見えます。

サイドから見ると毛の流れで深みを帯びて見える黄色の色合いも、正面から見るとややソフトに感じます。


ルリ族の近くに住むバクティアリ族が、17世紀ごろから織り継いできた伝統的なデザインを、現代風にアレンジしたデザインです。生命の樹のモチーフがお花とともに織り込まれています。
華やかで豪華な印象に。

 

  
『ルリバフ』は、この地方の部族が織る絨毯の伝統柄を織り込んだもの。


こちらは裏側ですが、本当に目が細かい。
 
10cm当たりに40~45の結び目がある目の細かな絨毯で、ゾランヴァリ社のカーペットの中ではもっとも高級な絨毯です。
カシュクリの上とも同等とも言われています。


ゾランヴァリ社のギャッベは、手紡ぎ、草木染、そしてもちろん手織りの最高級品。
輸出前にもクリーニング、糸の処理、ゆがみの矯正など、細かなメンテナンスを行い、厳しい管理のもとでクオリティチェックを行っています。

使用される羊毛も、全て春刈り取りのもの。
冬を越した羊は、油を多く含んでつややか。
そのような徹底的な品質管理により、どの絨毯も全て高品質なのです。

8901709 ブルリバフ
156×109(cm) 304,500円


今回絨毯展にて好評なのが、合わせているハンガリーの家具。
色彩が明るく、パッと目に飛び込んでくるような色合い。
Gabbeh(ギャベ)とも喧嘩せず、不思議とマッチ。

白い壁に良く映えます。

 
ブランケットボックスですので、上部が開閉式に。
ブルーの扉にピンクのハンドペイント。

 
花瓶から溢れんばかりのお花が描かれています。
陶器にも通じるような、何とも言えない優しさに。眺めるだけでも癒されます。

 
背面はベニヤ仕上げ。
蝶番もいい味しています。

ハンガリー ブランケットボックス
126,000円

みなさまのご来店、お待ちしています。




【Gabbeh(ギャベ)展 ~手に触れて心地いい、イランの絨毯を103枚集めました~ 】
9月15日(土)~23日(日)


会場 京都『新風館』2階
京都市中京区場之町烏丸通姉小路下ル586-2
営業時間 11時~21時(※平日は20時)


展示会や商品についてのお問合せは、京都店まで!

〒600-8009
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町101
LAQUE四条烏丸 3F
TEL/FAX:075-708-7331 E-Mail:la@antika.jp
営業時間 : 11時 ~ 21時



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