Tousei Style

IKEBANAの事や音楽の事、友と酒や海の事

心のままに/Like a bird

2021年11月18日 | 
昨日は義姉の葬儀だった。
僕の母は僕が15歳の時他界した。
それ以来、義姉には色々世話になり感謝しかない。
また昨日は妻の命日でもあった。
15年前に松本で暮らしていた時に創った曲だ。
やっとリリースする事が出来た。

心のままに/Like a bird
作詞作曲、編曲編集/栁澤瞳生
リードギター/内海利勝


秋をいける

2021年10月02日 | いけ花
秋をいける

コロナの影響で半年ぶりのお稽古でした。
楽しい一日でした。


カモメは海に還る

2020年11月03日 | 音楽
カモメは海に還る

60代最後のレコーディングはこの曲にしました。
以前フォーライフレコードよりリリースしましたが
近頃この曲が何故か胸に沁みるのです。

うっちゃん、ギターをありがとう。
48年前、文京公会堂でミッキーカーチスさんと二人で
キャロルのステージを見たのが彼との初めての出会いでした。
久しぶりに会って最初の一言は「幾つになった?」でした(笑)

作詞/山上路夫 作曲/柳澤立生 
編曲、編集、歌、コーラス、アコースティックギター/柳澤瞳生
リードギター/内海利勝(キャロル)
録音、撮影サポート/大田路守(ユイ ステージサービス)

ススキを活ける/How to arrange Miscanthus sinensis part 1

2020年10月06日 | 
ススキを活ける/How to arrange Miscanthus sinensis part 1

ヒマワリの活け方 その2

2020年08月22日 | いけ花
ヒマワリの活け方 その2

ヒマワリの活け方 その1

2020年08月09日 | 
ヒマワリの活け方 その1

この国を守る決意

2020年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム


この国を守る決意

安倍晋三、この人の本質がこの本に記されている。
この国を守るためにどんな決意をしたのか知りたくて
こんな時なので読んでみた。
ちなみにアマゾンでこの本、1円で購入(笑)

僕の兄は小泉、安倍(一次)、福田、麻生の4内閣で内閣副官房長補として
日本の危機管理の実務責任者を務めた。
政権が民主党に変わり現役を退いた。

ある年の年賀状に「打倒安倍政権」と大きく書いてあった(笑)
黙っていれば勲三等をもらえたのにやっちまったな、って!

集団的自衛権を閣議決定した時の新外交イニシアチブのシンポジウムで
法政大学の山口二郎さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんと共に登壇した。

講演の冒頭で
何故今、集団的自衛権なのかと云う問いに
兄はこの本を引用した。

元外交官 岡崎久彦さんと当時自民党幹事長だった彼との対談本で
2004年に刊行された。

この本の中でアメリカとの強固な同盟のためには
集団的自衛権は欠かせないと語っている。
そして今まで、どの内閣も成しえなかったこのパーツの行使を
なんの躊躇もなく閣議決定する。

「私の祖父、岸伸介は日米の協力こそ日本の平和と安全と繁栄を保障するものであり、
 それを持続可能にするためには、一方的で双務性のかけらもない旧安保条約を
 改定しなければと決断したのです。」

「当時の政治、経済、社会状況の中でのギリギリの努力の結果が
 安保条約五条、六条となったのです。」

「祖父の決断に対しては大変な反対があったが、断固としてそれをやり抜いたのです。
 ですから祖父の世代は祖父の世代の責任を果たしたのだと思います。」

要するにあべちゃんのじいちゃんは今から60年前に
アメリカ軍に基地許与(日本で自由に軍事活動をする)を認め
その代償として、何かあったら助けてねと安保条約で取り決めたのです。

そして彼はこんな事を言っています。
「我々には責任というのがあるのです。
 新たな責任というのは、この日米安保条約を堂々たる双務性にしていく事です。」

「この責任を果たすため祖父たちの世代がしたように、
 たじろがずに堂々とその責任を果たすべきである、と私は思います。」

「いうまでもなく、軍事同盟というのは”血の同盟”です。
 日本がもし外敵から攻撃を受ければ、アメリカの若者が血を流します。

「しかし今の憲法では、自衛隊はアメリカが攻撃された時に血を流す事はないわけです。
 それでは完全なイコールパートナーと言えるでしょうか!」

Boots on the ground/同じ戦場で同じ血を流す。
これが彼の考えの根底にある、政治家としての信念、成し遂げたい唯一の目的なのです。

長州小力(長州力ではない)がアンドレ ザ ジャイアントに
お前がアブドラ ザ ブッチャーの凶器攻撃を受けそうになったら
俺がブッチャーにエルボーかましてやるからなって言ってるようなもんで(笑)

アンドレ ザ ジャイアントはお前は俺の好物のゆで卵を
くれと言ったら、すぐ持ってくればいいと言ってるだけのに(笑)

アメリカとの強固な同盟、イコールパートナーになる。
正々堂々と戦うためには憲法の改正が欠かせません。
それを成し得ることが内閣総理大臣としての責任だと云う事です。

これらを突き詰めると
偉大なる政治家、僕のじいちゃんを超えると云う
かなり厄介な私利私欲に行き着きます。

本人にとっては崇高な政治家としての大志でしょうが
私たち、とりわけ未来の子供達にとっては決してあってはならない、
たった一人の政治家の私利私欲と言わざるを得ません。

私はこの本を読んでみて、何故か昨今の出来事が妙に納得できたのです。
自分の言葉で語れない緊急事態宣言、遅い対応、誤った判断、その他数えきれない諸々。

要するにコロナのことなんかにはまったく興味がないんですよ。
だからこの危機的状況に紛れ憲法改正を声高に発言したり、緊急事態宣言とはまったく異なる
緊急事態条項を憲法に盛り込もうとしたりするわけです。

長州小力はアンドレ ザ ジャイアントとイコールパートナーにはなれないのです。
長州小力はレスラーではないのです。レスラーになる必要もないのです。
長州小力には人々を笑顔にすると云う素晴らしい才能があるのですから、、、

つづく

コロナとゴジラ

2020年04月27日 | 日記・エッセイ・コラム


ジュラ紀の地層の空洞に閉じ込められていたゴジラは
度重なる水爆実験の影響で地上に現れる。

大戸島沖合では船舶が次々と消息を絶つ。
台風災害により大戸島は甚大な被害を受けるが
不審な点が多く調査団が向かう。

調査団の古生物学の山根博士は
大きな足跡の中から絶滅したはずのサンヨウチュウを発見する。
そして足跡からは放射能が検知される。

検知されたストロンチウム90は水爆によるもので
ゴジラも相当量の放射能を帯びていると対策委員会で山根博士は報告する。



すると絵に描いたような与党議員が
「そのような重大な事は軽々しく公表するべきではない」と机を叩く。



するとこれまた絵に描いたような野党議員が(ちなみに菅井きんさん)
「何を言うか、重大だからこそ公表するべきだ」と言い返す。

「馬鹿者!公表すれば政治、経済、ひいては外交問題にまで影響を及ぼす」

「事実は堂々と発表しろ」

と対策委員会は混迷する。

そんな混迷もおかまいなしにゴジラは東京に上陸する。



あらゆる手を尽くすがゴジラの侵攻を止めるとができない。

首相は山根博士に「このままじゃ外国航路も停止せねばならんし、何とかならんのですか?」と言う。
「ゴジラは水爆の脅威に打ち勝った生命です!」これを食い止める手段はないと答える。

ゴジラの侵攻により職を失しなった人々は補償を求め政府に陳情する。



「困ったもんですな。補償問題はどうなりましたか?」
「全然進展せんですよ。このままじゃ日干しになるのを待っているようなもんじゃないですか!」
「そうですよね!」と記者たちの会話。


天才科学者 芹沢博士


山根博士の愛弟子でもあり将来を期待された芹沢は戦争で負傷をし
失意の中、密かに研究を重ねていた。

そしてすでに水爆を超える最終兵器、
オキシジェン デストロイヤーを完成させていた。
水中の酸素を一瞬に破壊し尽くし、あらゆる生物を窒息死させ、
その後液化してしまう、オキシジェン デストロイヤー!

これを使う事は許されないが、巷で苦しむ人々を見て芹沢は決心する。

そして芹沢は海底に潜むゴジラに挑むのであった。



これはゴジラじゃなくって
コロナの話なんですね!


つづく、、、、、、

かたよらない道

2020年04月09日 | 日記・エッセイ・コラム


かたよらない道

一本の丸太が大きな河を流れている
この丸太が左右の岸に着かず
流れに沈まず、丘に上がらず、
内から腐る事がなければ
やがて大海へとたどり着く

大事なのは両極端にとらわれず
常に中道を歩む事である。

とらわれないとは握りしめず、むさぼらず
執着しない事である。

人が執着の心を起こす時
たちまち迷いの生活が始まる

光と影、長さと短さ、白と黒、
すべてのものは互いに関係して成り立ち、
互いに寄り添いあって存在するから
ただ一人で成り得るものではない。

パーリ、律蔵大品より

みんなの元気を祈りつつ、、、、、

堀ノ内の宿り木 その2

2020年03月28日 | まち歩き
山笑う(笑)


ボクは誰も気に止めない、誰にも気付かれない、そんなモノやコトが好きだ!

オリンピック延期が決定すると恐怖の生命体がすごい勢いで勢力を拡大し始めた!
そんなわけない、
実はこの生命体、そんな決定の前から順調に勢力を拡大していたよ。
それを自分達の利権のために操作していた、そんな連中の方がよっぽど怖いよね!


そんなわけで今日は暖かい日、
楽しみにしていたお稽古も中止にしてしまったので
先週京急線の車窓から発見した宿り木に逢いにいった。



堀ノ内から本線と久里浜線が別れる所に立つ古木。
この石垣は明治初期に組まれたものだろう。



古木はたくさんの命を宿している。
植物は個の命ではなく、共生する命だ!
無我の命、悟った生命体だ。

これがボクが生け花を通してやっと気づいた事なんだよ!



たくさんの宿り木が点在してた



この古木は自分ために存在するのではなく未来の生命のために今を生きてるんだ。
すごいよね、
トイレットペーパーやマスクがなければ自分のものを分かちあうよ。
自分のものがなくても差し出す、
そんな命なんだ。



人間だけが過去を悔やみ未来を憂う

そんな事考えた1日でした

つづく、、、、

じゃんじゃん