カプアン通信

迷子考




最近ちばわんの卒業生、預かり犬の迷子が続いております。
ご心配をおかけしてすみません。

どうしたら逸走・迷子が防げるのかと考えておりますが
なかなか有効な防止策がありません。

迷子防止につきましては、近年、預かりさんや卒業犬家族に
「迷子防止チラシ」を配布し、徹底をお願いしておりますが
どうしても、誰にでも「うっかり」は起ります。
迷子になったケースのほとんどは、簡単に防げたものです。


昨年、ちばわん内で、犬猫の迷子に関するアンケート調査をしました。

その結果、迷子の77%は屋外で発生していることがわかりました。
(ちばわんの犬だけでなく、預かりさんの経験事例の統計です)

その原因は、屋外事例の58%は首輪・胴輪・リード関係です。

つまり、首輪や胴輪が緩んでいて抜けた場合や、
リードを離してしまった例がとても多いのです。

保護犬には「びびり」と呼ばれる「恐がりな犬」がけっこうおります。
思わぬ原因でパニックになり、ものすごい力で暴れることもあります。
そのような心配がある場合は、Wリードの片方を手に持つのでなく
自分のベルトなどに係留するなど、万全の備えが必要です。
もちろん、散歩に出る前、安全な場所で首輪や胴輪の緩みがないか
金具の破損はないか、毎回調べることが鉄則です。

また、夏場は雷の音にパニックになり、網戸を破ったり
かんぬきタイプのドアの鍵を開けてしまった。
というケースも多数報告されています。


カプアン通信では、いままでに迷子に関する話を何度も掲載してきました。
古い話もありますが、よければお読みください。
私自身、アンジェロとカプアを迷子にしかけた経験が数回あります。
お恥ずかしい話ですが、自分の失敗を、
みなさんのお宅のわんこの迷子予防に活かしていただければ
と思っております。


マイクロチップのススメ1

マイクロチップのススメ2

続マイクロチップのススメ

この3つの話は、迷子予防ではなく、
迷子になってしまった場合役立つマイクロチップに関する記事です。
現在は、どこの愛護センターにも、データ読み取り装置があり
もし、迷子犬の首輪が取れてしまって迷子札がなくなっても
行政に捕獲されたり、動物病院に連れてこられたとき
飼い主の情報を明示できます。
ただし、マイクロチップを入れるだけではだめで、登録が必須です。

夏休み特集「迷子防止考」1

夏休み特集「迷子防止考」2

古い記事ですが、実際にアンジェロが迷子になりかけた
失敗例を2つ載せております。
現在迷子捜索中の「ピノ」の迷子原因はまさに、ここにご紹介した
「鑑札のリングにリードフックをつないでしまった」という失敗です。

脱走を防ぐ

短い記事ですが、室内から犬が飛び出させない工夫を
考えてみました。

交通事故

迷子になった場合の最悪のケースを2つご紹介してます。
こういうことは二度と起きて欲しくないです。

究極の迷子探索?

犬の身につけるGPS発信機の話です。
現在ちばわんでは、多数の機器をレンタルしており
びびり犬の迷子予防に活かしております。
いぬ親会で、発信機を身につけている犬をご覧になった方も
いらっしゃると思います。
幸い、この機器が迷子捜索に使われたことはまだないですが
残念ながら、迷子になってしまった子は
みんなつけてなかったのです。

危険がいっぱい

カプアの失敗例と、リードフックの話を載せています。
前半は、犬と関係なく、自分がクルマに撥ねられた話です。

首輪抜け

どうして首輪が抜けるのか。実例を載せています。
首輪抜け防止にもなる、ちばわんオリジナルY字リードの紹介と
アンジェロの失敗談も載せています。

迷子犬の保護

この夏に迷子になり、無事保護されたエリナちゃんの話です。
エリナちゃんは一度保護された銀座の交番から脱走しました。
そして、なんと首都高速道路に入ってしまったのです。
先日、いぬ親会に行く途中、現場を走りましたが
ここで車に撥ねられでもしたら・・・とゾッとしました。

迷い犬

渡辺眞子さんの記事「迷い犬の探し方」の転載です。

迷子捜索はちばわんで何度も行われてきましたが
簡単なことではありません。
捜索には、膨大な時間と多額のお金を消費します。
そして、もっとも辛いのは、愛犬が無事なのか、怪我をしているのか
空腹でないか、死んでしまったのか、いつまで探すのか・・・
予測も希望も見つからないことです。
ほとんどの預かりさんは、食事ものどを通らなくなり辛い毎日を送ります。
これは経験しないとわからない辛さかもしれません。

迷子の話や雨の散歩など

短い記事ですが、シバオの捜索から、迷子捜索のたいへんさや
迷子は「愛犬の命にかかわる」という意識をもって欲しい
と願って書いた文章です。


すべての迷子犬迷子猫が、早く無事に家族のもとに帰れますように。






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迷子犬探しています。



11月22日、フラーダ無事保護できました。
ご協力どうもありがとうございました。




ちばわん卒業犬のルーガが11月3日朝、埼玉県南埼玉郡宮代町中央3丁目で迷子になりました。
首輪もリードもつけておりません。

犬を見かけましたら、どちらに向ったかを
表記の連絡先までご連絡をよろしくお願いいたします。
ちばわん迷子ブログもご覧ください。→http://maigowanny.exblog.jp/

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ちばわんいぬ親会ねこ親会(保護犬猫の譲渡会)のおしらせ


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動物愛護センターで使用する古新聞紙を募集しています


●お手数ですがチラシの混入のないようお願いいたします。
●ちばわん各いぬ親会ねこ親会会場へお持ちください。
問い合わせ先:gluck.lulu★gmail.com(★を@にかえて下さい)

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ご支援をよろしくお願いいたします。


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コメント一覧

カプアンパパ
yumi-ginoさん
ヒヤリハットを経験したことがない飼い主さんは、あまりいないのではないでしょうか。
大事に至らず、運が良かった。と思っている人がほとんどだと思います。

犬は、車の恐さを理解してない子が多いでしょうし
行動力の高い「幼児」みたいなものじゃないかな、といつも思います。
ルーガ&ピノもはやくに無事保護されるよう祈っています。
カプアンパパ
ホリーままさん
車道や線路の近くの首輪抜けは恐いですね。
私も、一度、カプアが車道にいる!
という「夢」を見たことがあり、恐怖心が抜けません。

本日、ちばわん預かり犬のフラーダが保護されました。
あとは最近の迷子犬では、脱走20日目になるルーガと、6日目のピノです。
早くみんな無事に捕まってほしいです。
yumi-gino
ヒヤリハットは犬飼いとしては何回も経験していますので、大きな事は言えませんが本当に迷子だけは気を付けてほしいです。
フラーダちゃん、保護されて良かった!!

どうか、奇跡がルーガちゃん、ピノちゃん、今迷子になっているすべての子に起きますように・・・・!!
ホリーまま
http://blog.goo.ne.jp/holymama/
ホリーも小さい頃、レストランの人形に驚いて、首輪がスッパ抜けそうになり、危うく車道へ逃げそうになった怖い思い出があります。夢に見るくらいトラウマになりました。

以来、「ハフマン」さんの抜けない、痛くないハーフチョークを愛用しています。胴輪も簡単に抜けるのを見たこともあるので。

迷子になると、預かりさん飼い主さん、大変なご心労とご苦労だと思います。早くみんな見つかりますように!


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