私の携帯が鳴りました。
カプアンがいつもお世話になっている、赤坂動物病院からでした。
電話の内容はだいたい想像つきましたが、
かかってきたのが副院長からでしたので、ちょっと緊張しました。
赤坂動物病院はスタッフ数およそ40名の大病院です。
院長は、長年、アニマルセラピーの普及に努め、NHKでペット相談の番組をもち
皇室とも親しい、動物医療・福祉界の重鎮です。
副院長も、テレビのドキュメンタリー番組で紹介されたこともある
優秀で美人といった、天がニ物を与えた獣医さんです。
さて、電話の内容は、週末に、犬の血液が必要になるので
カプアさんか、アンジェロくんのどちらかから、輸血をさせてもらえませんか
という内容でした。
カプアとアンジェロは、赤坂動物病院の供血ドナー犬なのです。
カプアは2度目、アンジェロは3度目の出番です。
ということで、昨日朝、カプアンは赤坂動物病院に出動しました。
どちらか一頭でもいいとのことでしたが、一頭が留守番もかわいそうなので
カプアン両頭で協力することにしました。
供血ドナー犬は特権として、採血前に、身体検査と血液検査をしてもらえます。
より正確な診断が受けられるように、この朝は絶食でやってきました。
カプアは、先日のトリミングの際、後頭部の一部に脱毛が見られたので
一緒に調べてもらうことにしました。
輸血は手術のときだけでなく、癌などの免疫治療でも必要になります。
この病院は救急病院でもあり、高度医療が受けられる病院ですので、
たくさんの供血ドナー犬猫が登録されています。
供血ドナー犬猫のリストの一部、アンジェロの名前もあります。
供血ドナー犬猫は、病気のわんちゃん、ねこちゃんを助けられるうえに
上記の血液検査プラス、次回のワクチンも無料にしてもらえます。
アンジェロが帰ってきました。
アンジェロは興奮のあまり、入り口にいたクロネコヤマトのお兄さんのことを
私だと思って飛びついてしまいました（笑）。
オイラ、がんばったよ！
アンジェロは、血液検査の結果、一部の数値がやや高かったです。
念のため、来週、再検査をすることになりました。
カプアも元気に帰ってきました。
カプアの脱毛はいまのところ心配ないようです。
院長もいらっしゃり、カプアとアンジェロにねぎらいの言葉をかけてくださいました。
カプアはちょっと得意そうです。
わたしもがんばったわ！
採血中、鳴いてしまった件は、ナイショにしてあげましょう。
動物医療も、人間の赤十字のような血液バンクができる時代が
やってくるかもしれませんね。
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
ちばわんからのお知らせ
緊急支援のお願い
ちばわんでは現在、多くの仔猫・成猫を保護しており
仔猫・成猫用のフードが不足しています！
フードなどご寄付のご協力をいただける方は↓のバナーをクリックして
ご連絡先まで、メールをお願いいたします。
また、古タオルも継続的に募集しております。どうぞよろしくお願いいたします！
。
