カプアン通信

犬馬鹿親父の空想


私が子どものころは、犬は外飼い、エサは人間の残飯に味噌汁をかけて・・
というような飼い方が多かったと思います。

しかし、いつのころからか、室内で人間と家族として共生する
という飼い方が多くなってきたと思います。
私も、外国映画のように暖炉の前で犬とくつろぐ。というような生活に
昔からあこがれてました。

そしていま、我が家のカプアンは学校に行かないだけで
(ただし、アンジェロはしつけ教室に1年以上通った経験があります)
暮らしぶりは人間と大差ありません。肉と野菜や穀物をバランスよくまぜた
手作りごはんを食べ、空調の効いた室内のベッドで寝て、休日はレジャーで
ドッグランに行く。急病のとき病院は24時間対応してくれます。
待遇はもしかしたら人間以上かもしれません。

しかし、そういう犬&飼い主さんが増えているわりには
まだまだ社会が追いついていない気がします。
もしかしたらそこがビジネスチャンスかもしれないのに。

近年、ペットと泊れる高級リゾートホテルの広告を沢山見ましたが
その中のひとつの、ドッグランつきホテルを見に行ったことがあります。
そこのランは単なる山の斜面で、整地されておらず、水飲み場もありませんでした。

ドッグランは各地に増えてますが、私が理想とするドッグランは
芝生で、しかも芝生は痛みやすいのでたとえば季節ごとに解放エリアを変えるなど
芝のケアをする。また雨の日は屋根がつけられる。そして、車に乗る犬のために
駐車場のそばに温水つきシャワーがある。できればフンは会社で処理してくれる。
そんなドッグランがあればなあと思います。

こんな犬馬鹿親父がさらに「あったらいいなあ」と思うものが3つあります。

私の勉強不足なだけで下記3つともすでにあるものかもしれません。
しかし、少なくとも一般的ではないと思いますので、ぜひ近い将来
カプアとアンジェロが元気なうちに一般化して欲しいです。


その1 【ペット同伴OK正統レストラン】

我々夫婦は、共働きなため、わんこのいなかったときは
仕事で遅くなるとよく外食をしてましたが
いまはカプアンといっしょに入れる店は限られてしまいます。

観光地などを中心に、ドッグカフェと呼ばれるお店は全国に増えましたが、
人間の食事は簡易なものが多い気がします。
どうしてもテラス席のみOKだったり、ピザや洋食の店が多いです。
本当は、和食や、ラーメンや、中華、すしなどいろんな食べ物屋さんに行きたいです。
しかも、ちゃんとしたお店に。

例えばですが、昔はありませんでしたが、いまは喫煙席と禁煙席を設けることが
あたりまえになってきました。ファミリーレストランなどでは
入り口のところで「喫煙席ですか?禁煙席ですか?」と聞かれるはずです。
将来、犬との同伴が当たり前になれば
「同犬(どうけん)ですか?禁犬(きんけん)ですか?」と聞かれるようになるでしょう
犬同伴席は、空気清浄機が強めに運転されています。
犬が好きな人は犬と一緒でなくても入ってもいいのです。

昔の帝国ホテルの総料理長だった村上信夫さんは愛犬家で、
飼い犬のごはんは自分で作っていたという話を聞いたことがあります。
シェフのわんこの料理で有名にするのもいいでしょう。

愛犬家の名店レストラン・オーナーさん、ペット同伴ルームをはじめませんか?

 (イメージ図)


その2  【犬猫のお見舞いOK病院】

セラピードッグで有名な動物介在治療(人間の治療)は、欧米ではかなり歴史が古く
馬をつかった治療法はローマ時代からあるそうです。
一般に「癒し」の効果と考えられてますが、犬猫を使った治療プログラムは
科学的な治療法と認知されており
国内においても人間のさまざまな治療に応用されています。

カプアンがお世話になっている赤坂動物病院の柴内院長は
長年、アニマルセラピーによる訪問活動の普及につとめられています。
セラピードッグは盲導犬のような特殊な犬と思われるかもしれませんが
健康で、適性があると判断されれば、家庭犬でも充分活動ができます。
捨て犬を訓練して、セラピードッグとして育てている団体もあります。

なので、自分の飼い犬、飼い猫が病院にお見舞いに来ることも
難しいことではないと思います。
上記のレストラン同様、犬猫OKの病室(病棟)を一般と分ければいいのです。

私は今年つまらないことで短期入院しましたが、
入院中カプアやアンジェロに会えないことが残念でした。
先日、ロンママさんがブログで「余命半年なら何をやりたいか?」という映画を
ご紹介されてましたが、私は、カプアに顔や頭をペロペロされているうちに
死ねるのなら、とくになにもいらないし、やりたくもないと思いました。

犬に囲まれて、闘病できる、あるいは臨終できる
そんなおおらかな病院があれば、入院してみたいです?!

(イメージ図)


その3  【雑種犬MOOK】【保護犬MOOK】

犬を飼いたいと思って、書店のペット関連コーナーに行き
「犬のカタログ」的な本をさがせば、おそらくそこにある99%は
純血種犬を紹介する本でしょう。

雑種はペットショップで売っている犬ではありませんので
「雑種犬のカタログ」はヘンかもしれませんが
たとえば、日本の各地には、どんな保護ボランティア団体があるのか?
公共の愛護センターの譲渡会とは? 里親応募の流れは?
といった情報が網羅されたムック本があってもいいと思います。
以前「WanDay」という、動物保護の情報掲載に熱心な雑誌がありましたが
残念なことに廃刊になってしまいました。

もちろん、これらの情報はインターネットで検索すればすむものですが
世間には、パソコンの得意でない人もいます。
また、ボランティア団体の活動状況などはネットだけでわかりにくい側面もあり
取材された写真つき情報が掲載されれば、保護犬救済に役立つのでは
と思います。

ボランティア情報中心の雑誌は広告の面など、金にならないかもしれませんが
マイクロチップやフィラリア予防薬などの製薬業界。
ペットフードなどのペット産業界が率先してバックアップするべきだと思います。

安易にペットショップで買った犬猫を捨ててしまう飼い主より
保護団体から家族として犬猫を迎える飼い主さんの方が
ずっと質の高い愛犬家のはずですから、ペット業界のいいお客さんだと思うのです。

(イメージ図)


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迷い猫を探しています!

チビスケ母さんのお宅を卒業した小梅ちゃんが迷子になってしまいました。
関東地方は梅雨入りしてしまいました。はやく無事保護されますように。
小梅ちゃん捜索サイトができました。下記バナーをクリックお願いします。

コメント一覧

カプアンパパ
ぜひお願いします
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/
Ryoko☆さま、こんにちは。
カプアンと老人&老犬ホームに入ることを想像しましたが
カプアが15歳まで生きたら私は60歳です。まだちょっと早いですね
カプアが30歳まで生きてくれたら・・・(汗)。

カプアは私の頭髪の少ない頭を舐めるのがほんとうに好きです。他の人にはやりません。これさえあれば最高です(笑)。

Dog in the caf?さんで作られている「おすすめドッグカフェ」をぜひ「ミシュランガイド」のような本にしてください。とくに室内もわんこOKで、人間の料理がおいしいところを知りたいです。
そういえばちゃんとした「ドッグランガイド」もたぶんまだないですね。
ぜひ会社で企画してください。応援してます(笑)。
Ryoko☆
http://inazuma0830.blog109.fc2.com/
「カプアに顔や頭をペロペロされているうちに
死ねるのなら、とくになにもいらないし、やりたくもないと思いました」
って所に涙が出るほど感動しました。
でもダメですよ。
アンジェロくんとカプアちゃんを残して死んじゃうなんて(#゜Д゜)ノ

その3の件ですが、
以前自分のブログでまとめて紹介しようと思っていましたが、きちんと調査をしてから、と思い頓挫していました(;・∀・)
Dog in the caféでもやりたいなぁ、なんて話も出ています。
何かご協力できることがあったら言って下さいね!
カプアンパパ
ありがとうございます。
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/
ルース&のあ父さま、こんにちは。
老人&老犬ホームできて欲しいですね。なかったら、みんなで作りましょうか(笑)。

ある調査で、東京、神奈川などの愛護センターでは、子犬の譲渡がなく半年以上待っている人がいる。という報告を読んでがく然としました。千葉や茨城のセンターでは、毎日たくさんの子犬が殺されているというのに。情報不足も一因ではと思います。いずれ世の中はインターネット的なネットワーク社会に変化するはずですが、まだ変化の最中ですから、旧来の雑誌などで情報を補う必要があると思います。里親さんが増えれば、自然にこういう雑誌もできてくるとも思います。

街道沿いのファミレスにはかならず、駐車場がありますから、わんづれの旅行客が利用できたらありがたいですね。わんこ料金追加でもいいので、同伴ルーム作って欲しいですね。
ルース&のあ父
老人ホームの
コメントに惹かれました(笑)。私どもも子供がいないので、最期までワンコと暮せたら幸せでしょうね。

ミックス犬・里親募集の雑誌、もし創刊するために寄付等必要なら寄付しちゃいますあいにく出版関係やスポンサーには縁がないので強力な後押しは出来ませんが、こういう本が出来て、あっちこっちで引っ張りだこ、保護犬が足りないどこの愛護センターも空っぽですみたいになったら素晴らしいなぁ(もちろん流行でミックスみたいな人はご遠慮いただくことが不可欠ですが)。

八王子は犬同伴で入れるお店はほぼ皆無です。とくに近所には全くありません。街道沿いにファミレスは履いて捨てるほど(失礼)ありますが、ワン連れで入れたらとても素敵でしょうね。

あ、すごく長いコメントで失礼致しました。
カプアンパパ
私が先です。
おかもとさん、こんにちは。
「さりげなく平置き」って・・・。WanDayの廃刊は、正確にいうと出版社の破産のようです。残念です。

お気に入りの店が、いつの間にか閉店ってよくありますね。
たまプラーザのお店の閉店が、わんこのせいでないことを願います。

一般の家庭犬であるセラピードッグが老人ホームを訪問してますから、いずれ飼い犬とも入居できるのでは。
おかもとさんは一部では「気品高い熟女」などといわれてますが、まだまだお若いのにホームはないでしょう。私の方が10年以上早く入居しますから、順番はあとですよ。
おかもと
http://dogden.blog28.fc2.com/
えーっ、「WanDay」廃刊しちゃったんですか?!( ゜_゜;)
結構がんばって里親制度を取り上げてくれていたのに・・・。 書店で見つけては、さりげなく「平置き」しておいたのに・・・残念。

たまプラーザにも犬が店内に入れる美味しいレストランがあったんです。 手作りバターのパンケーキが美味しくて、とても気に入っていたのに、先日閉店しているのを発見・・・これもガッカリ。

私はペットと一緒に入れる老人ホームが欲しいです。 子無しの我が家が最後に行き着く場所は老人ホームですから。 人気のあるホームは20年待ちだとか・・・早く良いホームを見つけて予約しなくちゃっ!
カプアンパパ
賛同ありがとうございます。
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/
ロンママさま、こんばんは。
ご賛同ありがとうございます。

マナーを守る飼い主さんが増えれば、わんこOKの場所が増えるのか
わんこOKの場所が増えれば、マナーを守る飼い主さんが増えるのか、ニワトリか卵かみたいですが
犬をとりまく環境は変わると思います。期待します。

いま嫌煙運動が盛んですが、タバコほどは犬の害はないのでは、と考えてしまう犬馬鹿おやじです。アレルギーの人とも棲み分けはできると思います。

保護犬を何頭も飼っている芸能人がいたら、すごく尊敬されると思うのですが、残念ですね。
カプアンパパ
賛同ありがとうございます。
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/
ホリーままさま、こんばんは。

すいらんドッグランは知りませんでした。
ちょっと我が家からは遠いですが、ここはいいですね。いつかいってみます。
いい情報ありがとうございました。

やっぱり、敷地の広さが必要ですからいいドッグランは都心には難しいですね。そういう意味では「つばさ」は貴重ですね。

愛犬のお見舞いどころか、つきそい(宿泊)もできる病院があったらいいですね。

里親制度を楽しくわかりやすく学べる雑誌ができたら、きっといま以上に里親さんになってくださる人が増えると思います。
期待しましょう。
カプアンパパ
ありがとうございます。
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/
ルナ父さま、こんばんは。
コメントありがとうございました。
そうです。テラス席は冬とか辛いですね。
料理のおいしいわんこOKレストラン今度ぜひ教えてください。
犬馬鹿おやじの妄想につきあっていただき恐縮です。
ドッグランのお誘いありがとうございます。
カプアンパパ
それはいいですね!
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/
レオままさま、こんばは。
コメントありがとうございます。
レオままさまも、そうとう犬○鹿でらっしゃいますね(笑)。

「無駄吠えデー」はいいですね。
人間はカラオケボックスでウサを晴らしますが
わんこも「無駄吠えボックス」で気を晴らすでしょうか?

セラピードッグは、老人ホームなどの施設ですでに活躍してますから、一般病院でも可能だと思います。

そんな日が来る日を期待しましょう。
カプアンパパ
なるほど!
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/
猫の手さま、こんばんは。
そういえば猫の手さんは出版関係でしたね。
そろそろこんな雑誌ができてもいいと思います。
飲食店は法令により、難しいかもしれませんが、普通の飲食店でペットOKのお店を何店か知っています。
いずれ、犬猫の飼い方が成熟して、どこでも共生できる世の中になって欲しいです。
ロンママ
私もすべて賛成です。
これだけ愛犬家が多いのですから、もっとワンコ同伴OKの場所が増えてもいいと思います。もしくは託犬所が併設されているとか・・・。なのにマナーを守らない人がいるおかげで、逆に立ち入り禁止区域が増えているようにも思います。残念ですよね。
もちろんすべての人が犬好きではないし、アレルギーを持っていらっしゃる方もいるわけですから、難しいのでしょうか??
ほとんどの芸能人が、いかにも高そうなワンコを紹介していますが、保護犬を飼っている人にどんどんマスコミに出てきて欲しいですね。私がブログで吠えるより、ずっと影響力があると思うんですよね。
ホリーまま
http://blog.goo.ne.jp/holymama/
犬好き人間が小躍りする、夢のある案ですね!

飲食店は、細かく言うと難しそうですが、あるといいですね。カフェはホリーと入ったことがないのですが、千葉の「すいらん」DRには行かれたことはおありですか?
併設ホテルのレストランもあって、ホール全体がわんこOK。一部個室居酒屋のようにテーブルごとに小部屋になっていて、ご飯もおいしかったです。普通のメニューと変わりなかったと思いました。逆にわんこメニューが寂しかったですが。
こういうお店が近所にあればいいですね。

私はこの中で断然2が良かったです♪
入院したら家にいる愛犬が心配でしょうがないと思うのです。もし最期をワンコと過ごせたら、どんなに幸せでしょう。まさしくイメージ図そのものだったら本当、夢みたい~。

ムック本も賛成です!
(ホリーも採用ありがとうございます。笑)
以前、ご年配の方が「うちも保護犬を迎えたかったのだけど、ネットでも探せず、(里親制度を)初めて知りました」という方とお話をしました。結局ペットショップで愛犬を買われたようです。
愛護センターに行くより保護団体の方が、里子は探しやすいようでした。やっぱり本の方がどなたも手にできるから、こういうのあっても不思議ではないですよね。






ルナ父
上記はルナ父です。f(^_^;)
Unknown
ワンコOKレストラン
こんばんは。
ワンコOKのちゃんとしたお店はたしかに少ないですね。
いわゆるオシャレなドッグカフェはドコモ美味しくないし…ワンコはテラスならOKはありますが天気が悪かったり寒暖が酷いとパスですし…。
近所(田舎…f(^_^;))に一カ所ルナ父お気に入りのお店があります。
ワンコ料理はないのですがオーナー夫妻がワンコ好きで料理はかなり美味しいです。
小さなお店ですがケーキは甘いもの苦手のルナ父も絶賛です。
<http://www.cafemojave.com/>
こちらにお寄りの際は是非寄ってみて下さい。

ルナ常連のドッグラン<http://www.hillock.jp/>も近いです。
今月マック君ところも誘ってみようと思いますので一応声かけますね!
レオまま
素晴らしい提案ですね。
うんうん、と思いながら、読ませていただきました。

ワンコ連れは絶対ダメだろうと思うお店でオッケーだったら、喜ぶ人も多いですよね(←わたし、わたし)。
もちろん、それには全員がマナーを守らなければいけませんね。

話が逸れますが…
千葉にある「しぶごえ」というペットオッケー(いや、ペットが主役)のホテルに行ったら、日にち限定で「無駄吠えデー」という企画が設定されていたんです。
もう好っきなだけ吠えていいんですって。
今まで吠えるから旅行に行けなかったワンコ連れに、泣いて喜ばれる企画だなって感心しましたよ。
(企画を知らずに泊まった人は‘阿鼻叫喚の地獄図’だったと語っていたそうですが~

お見舞いのことにしても、悩みや要望に何らかの形で対応してくれる施設があると、本当に嬉しいですよね。
猫の手
できたも同然!
http://blog.goo.ne.jp/10diana01-roro-mook
楽しく拝見しました。

その1は、難しそう。
その2は、特例で許可されたのを見たような記憶が。あくまでも特例でしたが、可能性としては1より高そう。
その3は、できたも同然。出版社を探しましょう。
文藝春秋さんはどうでしょう?動物お好きですよね。
ブログのお仲間だけでできそうですね。
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