カプアン通信

最近のニュースから


本日カプアンパパが気になったニュースをご紹介します。


まずは、住宅・不動産専門サイトO-uccinoを運営する
「株式会社オウチーノ」さんが行った
「譲渡会の取り組みやペットに関するアンケート結果」に関するニュース記事。

ペットブームの裏にある年間3万頭の殺処分を減らせるか?「譲渡会」の課題と現実
2015年5月29日 オウチーノ編集部


譲渡会のわんこの写真を見て「あれっ?」と思いました。
gorotenさんがお預かりしていた「シェラ」が載っていたからです。


シェラの写真。(ちばわんサイトより)

そう、この記事で取材されたのは「ちばわん湘南いぬ親会」です。
ただし、先週の回ではないようです。記事の日付が5月ですし
シェラは3月19日からトライアルに入ってますから
だいぶ前の取材のようです。
お客さんの格好を見ると、冬の時期みたいですね。

記事に「譲渡会に参加している犬は、ほとんどが成犬」
と書かれてますが、これは100%そうとは限りません
ちばわんでは、子犬がたくさん参加するいぬ親会(譲渡会)もあります。
品川いぬ親会などは、ひと部屋が子犬で埋まることもありました。
ただし、子犬は譲渡会に参加する前にインターネットからの申し込みで
トライアルが決定するケースも多いので、
たしかに、譲渡会に参加する犬は成犬が多いです。
ここで言う成犬とは、ちばわんでは1歳以上の犬です。
まだまだ子どもっぽい無邪気な「成犬」もたくさんいます。

さて、アンケート調査では、犬を飼う予定がある人に対し、
「里親(保健所や動物愛護センター等の施設・譲渡会)から
犬を譲り受けられることを知っていますか?」と聞いたところ
75.0%の人が「知っている」と答えたそうです。

さらに、
「今後、犬を飼う場合、里親からの引き渡しを検討できますか?」
には、なんと93.7%の方が「検討できる」と回答したそうです。

これは嬉しい調査結果です。
しかし、「現在の犬はどこから飼いましたか?」と質問したところ、
57.5%の人が「ペットショップで購入した」と答えたそうです。
すべての回答項目を知りたいのですが、他の選択肢は
「ブリーダーから」と答えた人も多かったのでしょうか?
「動物愛護センターの譲渡会から」とか「動物愛護団体」
「保護ボランティアから」などと答えた人がどのくらいの割合だったのかも
知りたいです。
都心部では、結構前から保護犬を家族にする人が増えています。
全国的に拡大しているのか、どうか。

記事は、「年間3万頭の殺処分を減らしていくためには、
譲渡会の取り組みが注目され、機能していくことが不可欠。」
とまとめていますが、
それは、動物愛護センターから出して減らす取り組みであって
もう一方の、センターの収容を増やさないこと、つまり
「終生飼育の徹底」「不妊去勢手術の徹底」「迷子にさせない努力」
なども同様に重要だと思います。


続いて、「朝日新聞デジタル」から

ジュウタロウ、飼い主と再会 口永良部噴火から2週間
朝日新聞デジタル 6月14日(日)5時11分配信



最初に、口永良部噴火のニュースを見たとき
インターネットのニュース記事に、
島から避難した男の子のインタビューで
「大型犬を飼っているけど、連れてくることができなかった。」
という話が載ってました。

その後、猫や中型犬が救助されたニュースは見ましたが
大型犬が保護されたというニュースを見なかったので
気になってました。


写真:朝日新聞デジタル

飼い主さんが消防団員で、12日に調査で島に入ったとき
「ジュウタロウ」は駆けよってきたそうですが、
2週間も人のいない島を放浪して心細かったと思います。
もしかすると飼い主さんは、「消防団員」ということで、
人命救助優先の仕事なので
犬は連れて行けないと思い、ジュウタロウを島に放したのかもしれません。

現在は避難所で一緒に過ごしているそうですが
早くみんなで島に帰れるといいですね。


さいごに「カプアン通信」から

どうでもいいニュースですが・・・
昨日6月14日にカプアン通信は300万ページビュー(PV)を達成しました。


いつも見にきていただきありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。









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コメント一覧

カプアンパパ
りこさん
いつもコメントありがとうございます。
ちばわんの募集わんこのほとんどは室内飼育が条件ですが、ごく稀に、長年外飼いをされていた老犬などで庭がある場合外飼い可のわんこもいます。
ただし、不妊去勢手術についてはよほど高齢や病気の場合を除き、強くお願いしております。残念なことに千葉県は放し飼いが多く、仔犬がよくセンターに収容されます。番犬を欲しがる人も多いです。譲渡にがんばってますが、犬猫とも殺処分が多い県です。

静岡はたしか伊豆に「人と動物の共生センター」を作るというニュースを以前見ましたが、もう完成したのでしょうか?
伊豆や富士宮のあたりは犬を連れて何度か旅行に行きました。観光地だったからかもしれませんが、静岡県は犬や猫に優しいという印象があります。

こちらも、成犬・老犬の譲渡にがんばってますが、静岡県でも成犬・老犬の魅力が希望者さんに伝わるといいですね。
りこ
はい、そうです。
カプアンパパさん、以前にコメントをしたりこです。

都会と田舎との意識の違いもかなりあると感じます。ちばわんさんはどんなワンコも完全室内飼いですよね。田舎では、犬は外で飼うと考えている人が未だに多いです。番犬したいとか。小型犬ですら外で飼われているのを見かけ、衝撃を受けます。保護犬を飼うと言う意識も都会に比べて低いかと思います。ペットショップで犬猫を買う人も多いです。
やはり、成犬&老犬雑種の保護犬の良さをいかにアピール出来るかも課題です。知らない人がまだまだ沢山居ます。
災害が起こると人は勿論ですが、小さい命をいつも思います。どうか無事で愛する人と一緒に居られますように。
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