カプアン通信

狂犬病予防接種猶予

2022年05月21日 23時55分36秒

5月15日日曜日
この日は、以前から予約していた動物病院へ行く日だったので
日曜なのに早起きです。

動物病院の予約は、
狂犬病予防接種とフィラリア症検査、およびフィラリア症予防薬の購入でした。

ただ、最近、アンジェロは調子が悪い時が増え
この朝も、散歩後にトイレで吐きました。最近、倒れることも増えました。
先日、軽い鎮静をかけて、内臓の検査をしたあとは
17時間起き上がることができなくなりました。

さらに、知り合いのわんこが、狂犬病予防接種を受けたあと
具合が悪くなり、亡くなってしまいました。
このことは本当にショックでした。

狂犬病予防接種は、犬のワクチンの中では比較的強い薬と聞いたことがありますが
国の法律で決まっていて全ての犬が受けなければなりません。
ただし、獣医師が注射しないほうがいいと判断し、証明書を書いて貰い
自治体に提出すれば、ワクチン接種の免除が可能です。

このことを「狂犬病予防接種の猶予（ゆうよ）」と言いますが、
ずっと免除されるわけではありません。猶予期間は1年間だけです。
翌年も、予防接種を免除してもらいたいときは
もう一度、獣医師の診察を受けて、証明してもらう必要があります。

獣医師による診断なしに、飼い主が猶予を申し出ることはできません。
基本的には、狂犬病予防接種を猶予したほうがよいような
病気治療中であることや、
以前、接種後に重い副作用が出たなどの理由が必要です。
単に高齢であるだけでは、理由としては難しい可能性があります。

この日、予防接種の猶予が可能か獣医さんに相談しました。

あいかわらず、ガクブルなカプア。怖がりすぎ（涙）

それに引き換え、兄ちゃんは堂々としています。

なお、旅行をする場合、狂犬病予防接種を受けてないと
宿やレジャー施設が利用できないこともあります。
また、犬に咬まれたり、相手の犬を咬んだりした場合
狂犬病予防接種を受けてないとスムーズな対応が出来ない場合もあるそうです。

二頭は、もう旅行はできないと思います。普段もドッグランなど行きませんし
散歩でさえ短い距離がやっとで、
カプが他の犬がダメなため知らない犬との出会いも極端に減りました。

カプちゃんが先生に抱えられて、もどってきました。

じきに兄ちゃんも戻ってきました。
カプちゃんにチュッとします♡

アンジェロは、腎臓疾患治療中のため、カプアは泌尿器疾患治療のため
今年は狂犬病予防接種を猶予する必要がある旨、証明をしていただきました。

なお、フィラリア検査は二頭とも陰性でしたので、
今月から予防薬をスタートさせてます。

カプちゃんは、去年までと同じ、おやつタイプのカルドメックチュアブル。
アンジェロは、この薬を食べなくなってしまったので
なるべくシンプルに、フィラリア症のみを防げる錠剤で
モキシハートタブという薬を処方してもらいました。
すこし大きめの錠剤ですが、飲んでくれました。

さあ帰ろう。行きと違って足取りが軽い二頭です。

なお、後日、証明書を持って区役所に行きましたが
とくに質問などされず、スムーズに受理され、拍子抜けしました。

狂犬病予防接種を受けると、「狂犬病予防接種済票」が貰えますが
免除されても、「狂犬病予防接種免除票」はありません。

そのためか、狂犬病予防接種猶予願い（証明書）はコピーだけ取られ
原本は返してくれました。
必要な場合、そのつど、飼い主が「猶予中」であることを説明する必要があります。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ちばわんイベントのお知らせ

ちばわんの譲渡会をよろしくお願いします
予約不要・見学自由・入場無料です

黄色のバナーは篠崎会場、赤いバナーはそれ以外の東京エリア
青いバナーは湘南・神奈川エリア、緑色のバナーは千葉エリア
グレーのバナーは上記いずれでもないエリアの
譲渡会もしくはイベントをあらわします。
※感染予防について、リンク先の注意書きをご覧ください。