カプアン通信

在宅医療に驚いた

2023年02月15日 23時15分40秒

カプアとアンジェロのブログなのに
毎回、犬と関係ない話ですみません。
（カプアンたちの写真と話の内容は関係ありません）

連日、母の医療関係者や、介護関係者が来訪され
なかなか犬たちとゆっくりお散歩をしたり遊んだりできません。

でも、カプアとアンジェロは元気です。
アンジェロは、天気がよければ
お母さんがお昼にカートで公園などへ連れて行き
1時間半くらいお散歩を楽しんでます。
逆にカプちゃんは、歩く距離が短くなってしまってます。
寒いのもありますが、アンジェロが一緒じゃないとあまり歩かないのです。
なんとかしなくては・・・。

母の入院から在宅医療に切り替えるため
入院中に病院から3人の訪問医候補を伝えられました。

3人とも優秀な先生でしたが、ひとりの女医さんに決めました。
拠点のクリニックが、うちまで歩いて来られるような近くにあり、
在宅医療についてホームぺージに詳しく解説してあったのが決め手です。

（写真は2月8日水曜日夜。散歩途中雨が降って
アンジェロはカートに回収されました）

母が退院して数日後、
入院していた病院の循環器内科に行きました。
以前から予約していた検査と診察の日でした。
母は8年前に心筋梗塞にかかって以来、再発防止のために
数カ月おきに通院してましたが、今回、母は行かず、私だけです。

8年間お世話になった先生は、
「お母様が辛いようなら心臓治療に関する薬はもうやめていいですよ」
と仰いました。
そして通院も終了することになりました。
長年治療をしてきたのに、不思議な気分です。

ところで、循環器の先生との面談が始まる前に
家にいるカプアンママから、母が吐いたとメールが来ました。
本人は黙っていたけど、前日のデイサービスでも吐いたそうです。

循環器の先生に、母の具合を聞かれた際、このことも伝えたのですが
腸閉塞を起こしている可能性もある。と指摘されました。

（写真はアンジェロはビニール屋根の中ですが、カプちゃんは
まだ💩が出ないので、カートに入れてもらえません😭）

先生との面談が終わったあと、契約した在宅医療専門のクリニックに
相談の電話をしました。看護師の女性が出て、
「すぐ診たほうがいいでしょう。なるべく早く
医師と看護師がご自宅へ向かいます」と言われました。
病院のあと買い物をして家に帰る予定でしたが
私もすぐに家に戻りました。

（写真は2月10日金曜日朝。東京は大雪注意報が出ましたが
都心部は途中から雨になり、まったく積もりませんでした）

電話をしてから1時間以内に先生がいらっしゃいました。

往診の先生は、カバンひとつでやってくるイメージでしたが
現在の在宅医療はすごく進化しています。
先生は、運転手兼医療助手とともに車で移動します。
車の荷台には大量の荷物が積まれていて、助手の男性が
いくつかの袋を抱えて部屋にきました。
これらは、心電図やエコーなどの検査道具でした。
在宅医療では、自宅でほぼ病院と同じ検査ができます。

病院の診察は3時間待って、先生に会えるのは5分だけ
なんて言われますが、先生が家に来られる間、他の用事ができますし
病院の検査は、いろんな検査室へ行き、時間がかかりますが
一度にたくさんの検査が可能です。

世の中進んでいるんだな、と思いました。

訪問看護の看護師さんも、毎日、母の体調を心配して
電話をかけてきてくださいます。

母は、入院中にもあったのですが
すこし「せん妄」のような症状が現れ
夜中の3時くらいに私のスマホに電話をかけてきて、
不可思議なことを喋ります。
心配になり母の様子を見に行き、ゆっくり話をすれば
自分の家にいることを思い出すのですが、
夢と現実がわからなくなる事があるようです。
日中はほぼ頭はしっかりしているようです。
日中起きていれば、夜はぐっすり寝てくれるのでは、と思いますが
朝から夜まで、ほとんど寝ているので、深夜が心配になります。

さいわい犬たちは、いまのところ、夜はしっかり寝てくれます。

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