ビセンテのコンサートに行きたい!
その熱い想いが私をスペインまで連れて行った。そんな感じの旅だった。
ビセンテは2005年から一度も日本に来てくれていない。
その後彼に会えたのは2006年の秋のリスボンでのコンサート。
その後ビセンテは沈黙してしまった。
スペインのサイトで検索してもコンサート情報は引っかかってこないし、新譜も出さないし・・。
ファンとしては心配で寂しい限りだった。
そんな彼が昨年2009年の5月に沈黙をやぶって新譜を発売。インタビューも公開された。
あれほどの天才でもスランプの時期があるのだと彼自身の言葉で知った。
人間だもの当たり前だ。でもその沈黙の時間がビセンテのフラメンコをさらに深くしたのだ。
何も恐いものがなかった。未来は無限で何でもできると思った。
そんな時代が過ぎれば誰でも立ち止まることもあるだろう。
ビセンテも曲がり角でふと立ち止まった。そんな時期だったのだろうか。
新譜はたくさんのアルティスタと共演したものだ。
ビセンテが以前インタビューで「ビセンテとアミーゴたち」みたいなアルバムを作りたいと言って
いたけれど、これはまさにそんな彼の夢の結実のひとつなのだろう。
新譜が出るとツアーをするので、何気なくコンサートのスケジュールをチェックする。
一番行かれそうな街はコルドバだった。しかもコルドバは彼の故郷だ。
(生誕地はコルドバではなく、セビリア県の小さな村ですが・・・。)
コルドバへ行きたい。その想いは日ごとに大きくなっていった。
今回はコンサート以外に、旅友のmimiさんがまだ行ったことのないバルセロナにも行くことにした。
バルセロナには友人・ラウールがいる。
結婚したばかりのラウールの家に招待された。これも楽しみのひとつだった。
前回時間がなくて観られなかったカタルーニャ音楽堂とガウディのカサ・バトリョにも行きたい。
その想いもかなえることが出来た。
ラウールはつい先月、出張で日本に来て東京で再会!
一緒に神楽坂でランチをしながら楽しいひとときが過ごせた。
これからもこんなふうに時々会えたらうれしい。
もうひとつ・・・サラゴサに住んでいる昔のスペイン語の先生にも会いたかった。
サラゴサは行ったことがなかったし、先生も最近日本に来ることがないので、ぜひ会いたかったのだけど・・・サラゴサに寄れそうな日は都合が悪いとのことで、これは実現できなかった。
(彼女のことはもうひとつのブログにちょっぴり書いたので、もしよかったら見て下さいね。)
それから、それから・・・コルドバに行くとなるともちろんセビージャにも行きたい。
1泊ずつと忙しくなってしまったけれど、仕方がない。
最後にマドリードに1泊できるのもうれしかった。
マドリードでも会いたいなつかしい人たちがいる・・・のだけど今回は時間がなくて諦めた。
次回またマドリードに行けたら、今度こそ大切な友達に会いたい。
こうして訪れた14回目のスペイン。
なつかしい記憶をたどりながら・・・新たな発見をたくさんしながら・・。
旅の間はいつも好奇心も感受性も全開。
空気の感触、音、香り、色彩、味覚、すべてがスペインなのだ。
何度訪れても、帰る時には必ず「またきっと帰ってくるから・・!」って思う。
飛行機の窓から遠ざかっていく地中海を、赤茶けた大地を、オリーブ畑をみながら、
きっとまたこの大地に戻ってきたいと心から願う。
生まれ故郷・東京以外に、こんなふうに思える場所があるのは幸せ。
15回目のスペインを夢見ながら、また日常に戻っていく。
でもきっとまたすぐに戻ってくるからね。
Muchisimas gracias mi querida segunda tierra ....
¡Hasta pronto!
~~FIN~~
その熱い想いが私をスペインまで連れて行った。そんな感じの旅だった。
ビセンテは2005年から一度も日本に来てくれていない。
その後彼に会えたのは2006年の秋のリスボンでのコンサート。
その後ビセンテは沈黙してしまった。
スペインのサイトで検索してもコンサート情報は引っかかってこないし、新譜も出さないし・・。
ファンとしては心配で寂しい限りだった。
そんな彼が昨年2009年の5月に沈黙をやぶって新譜を発売。インタビューも公開された。
あれほどの天才でもスランプの時期があるのだと彼自身の言葉で知った。
人間だもの当たり前だ。でもその沈黙の時間がビセンテのフラメンコをさらに深くしたのだ。
何も恐いものがなかった。未来は無限で何でもできると思った。
そんな時代が過ぎれば誰でも立ち止まることもあるだろう。
ビセンテも曲がり角でふと立ち止まった。そんな時期だったのだろうか。
新譜はたくさんのアルティスタと共演したものだ。
ビセンテが以前インタビューで「ビセンテとアミーゴたち」みたいなアルバムを作りたいと言って
いたけれど、これはまさにそんな彼の夢の結実のひとつなのだろう。
新譜が出るとツアーをするので、何気なくコンサートのスケジュールをチェックする。
一番行かれそうな街はコルドバだった。しかもコルドバは彼の故郷だ。
(生誕地はコルドバではなく、セビリア県の小さな村ですが・・・。)
コルドバへ行きたい。その想いは日ごとに大きくなっていった。
今回はコンサート以外に、旅友のmimiさんがまだ行ったことのないバルセロナにも行くことにした。
バルセロナには友人・ラウールがいる。
結婚したばかりのラウールの家に招待された。これも楽しみのひとつだった。
前回時間がなくて観られなかったカタルーニャ音楽堂とガウディのカサ・バトリョにも行きたい。
その想いもかなえることが出来た。
ラウールはつい先月、出張で日本に来て東京で再会!
一緒に神楽坂でランチをしながら楽しいひとときが過ごせた。
これからもこんなふうに時々会えたらうれしい。
もうひとつ・・・サラゴサに住んでいる昔のスペイン語の先生にも会いたかった。
サラゴサは行ったことがなかったし、先生も最近日本に来ることがないので、ぜひ会いたかったのだけど・・・サラゴサに寄れそうな日は都合が悪いとのことで、これは実現できなかった。
(彼女のことはもうひとつのブログにちょっぴり書いたので、もしよかったら見て下さいね。)
それから、それから・・・コルドバに行くとなるともちろんセビージャにも行きたい。
1泊ずつと忙しくなってしまったけれど、仕方がない。
最後にマドリードに1泊できるのもうれしかった。
マドリードでも会いたいなつかしい人たちがいる・・・のだけど今回は時間がなくて諦めた。
次回またマドリードに行けたら、今度こそ大切な友達に会いたい。
こうして訪れた14回目のスペイン。
なつかしい記憶をたどりながら・・・新たな発見をたくさんしながら・・。
旅の間はいつも好奇心も感受性も全開。
空気の感触、音、香り、色彩、味覚、すべてがスペインなのだ。
何度訪れても、帰る時には必ず「またきっと帰ってくるから・・!」って思う。
飛行機の窓から遠ざかっていく地中海を、赤茶けた大地を、オリーブ畑をみながら、
きっとまたこの大地に戻ってきたいと心から願う。
生まれ故郷・東京以外に、こんなふうに思える場所があるのは幸せ。
15回目のスペインを夢見ながら、また日常に戻っていく。
でもきっとまたすぐに戻ってくるからね。
Muchisimas gracias mi querida segunda tierra ....
¡Hasta pronto!
~~FIN~~