
字幕派の私は役者の声で語られる台詞が大事なので、普通、吹き替え版を映画館で見ることはない。もちろん吹き替え版が作られるのは子どもの観客が多い映画に限られているので、普段どちらを選ぼうかと考えることもないのだけど、たとえば「ロード・オブ・ザ・リング」や「スター・ウォーズ」などの作品は吹き替え版が作られているけれど、それを観たことはない。
今回「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を吹き替え版で観た理由は、1回目にすでに字幕版を観ていることと、時間の都合で一番都合のよかったのが吹き替え版だったからなのだ。当然のことながら、映画館は子どもでいっぱい。ちょっと後悔してみたりもした。
ところが・・・。いざ見始めると、字幕を読む煩わしさがなく、画面もスッキリ。そして字幕では訳されていないあまり重要ではない部分(ラジオから流れる声とか、その他大勢のひとたちの何気ない会話とか)もすべて訳されているので、へぇ、こんなこと言ってるのか・・・と新鮮な発見があったり。
字幕は一度に人が読み取れる文章の量などを考慮して、文字数に制限があったりするので、同じ台詞でも意味が通る範囲内で凝縮したり、はしょったり、工夫がこらされているのが普通だ。また同じ英語でも訛りなどを表現するのは難しいと思う。
何人もの人が同時にしゃべったりしている場合、字幕を色分けでもしない限り、場合によってはどの人がしゃべっているか分かりにくいものもあると思う。
長年、字幕で洋画を観てきた者にとっては、そのへんを想像したり少ない文字数の文章から巧みに読み取ったりすることは慣れているのだと思う。
それでも母国語で台詞が耳から入る分、映像に集中できるのはいいことだ。
今回この作品に関する限り、声優さんたちの声はオリジナルの役者の声と違和感はなく、自然な感じがして素直に観ることができた。吹き替えの時に話題性を作ろうなどと思ってオリジナルの役者の声を無視してアイドルなどを起用すると絶対に失敗する。彼らの顔が浮かんでしまってはだめなのだ。やはりそのへんは声のプロの人に任せた方がいい。
「ハリー・ポッター」に限らずかもしれないが、字幕と吹き替えでは翻訳者がちがう。
それぞれの特徴や制約による訳のちがいもあるけれど、「あれ?意味がぜんぜんちがう!」と思った箇所もいくつかある。
一番ちがうなぁと思ったのは、前回に字幕版を観たときの感想にも書いたけれど、終わり近く、ハーマイオニーがハリーとロンに「みんな変わっていってしまうのね」(正確ではありませんが~)と言い、ハリーが「イエス」と答えるシーン。
吹き替え版では彼女は「いつもいろいろな事件が起こるけれど、これからもそうかしら?」(これもウロ覚えでごめんなさい。でもそんなような台詞だった。)と言い、ハリーが「うん」と答える。これって英語だと何て言ってるんだろう??
残念ながら英語を聞く耳をもたない私にとって、ヒヤリングできないのだけど、ぜんぜん意味合いが違うように思えるのだけど・・・。
(ここは字幕の訳の方が私は好き。印象に残った台詞だし・・・。)
でも全体的には吹き替えの訳の方が自然でわかりやすかった気がする。
両方みて納得!という場面もあり、今回は吹き替え版も観てよかったと思う。
あと2~3回は観るつもりなのだけど(笑)次回は字幕版でまた台詞を検証(?)してみようかな。でも映画そのものを楽しまなくちゃね!
(でもやっぱりスター・ウォーズは英語でみたいなぁ。こればっかりは役者の声やしゃべり方が体にしみついているので、日本語で話すのは馴染めないし、オリジナル以外は映画館で観ようとは思わないなぁ。でも訳がどうなのかは気になります!DVDならいいかも。そう、スペイン語版も注文していたんだっけ!)
※写真は映画館の売店でみつけた「グリフィンドール・クッキー」です(笑)
直径6センチほどの小さな缶にクッキーが1枚!他の3つの寮(色違い!)のもありますよ~。
(いい年をした大人が買う物じゃないかも・・・!?)
今回「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を吹き替え版で観た理由は、1回目にすでに字幕版を観ていることと、時間の都合で一番都合のよかったのが吹き替え版だったからなのだ。当然のことながら、映画館は子どもでいっぱい。ちょっと後悔してみたりもした。
ところが・・・。いざ見始めると、字幕を読む煩わしさがなく、画面もスッキリ。そして字幕では訳されていないあまり重要ではない部分(ラジオから流れる声とか、その他大勢のひとたちの何気ない会話とか)もすべて訳されているので、へぇ、こんなこと言ってるのか・・・と新鮮な発見があったり。
字幕は一度に人が読み取れる文章の量などを考慮して、文字数に制限があったりするので、同じ台詞でも意味が通る範囲内で凝縮したり、はしょったり、工夫がこらされているのが普通だ。また同じ英語でも訛りなどを表現するのは難しいと思う。
何人もの人が同時にしゃべったりしている場合、字幕を色分けでもしない限り、場合によってはどの人がしゃべっているか分かりにくいものもあると思う。
長年、字幕で洋画を観てきた者にとっては、そのへんを想像したり少ない文字数の文章から巧みに読み取ったりすることは慣れているのだと思う。
それでも母国語で台詞が耳から入る分、映像に集中できるのはいいことだ。
今回この作品に関する限り、声優さんたちの声はオリジナルの役者の声と違和感はなく、自然な感じがして素直に観ることができた。吹き替えの時に話題性を作ろうなどと思ってオリジナルの役者の声を無視してアイドルなどを起用すると絶対に失敗する。彼らの顔が浮かんでしまってはだめなのだ。やはりそのへんは声のプロの人に任せた方がいい。
「ハリー・ポッター」に限らずかもしれないが、字幕と吹き替えでは翻訳者がちがう。
それぞれの特徴や制約による訳のちがいもあるけれど、「あれ?意味がぜんぜんちがう!」と思った箇所もいくつかある。
一番ちがうなぁと思ったのは、前回に字幕版を観たときの感想にも書いたけれど、終わり近く、ハーマイオニーがハリーとロンに「みんな変わっていってしまうのね」(正確ではありませんが~)と言い、ハリーが「イエス」と答えるシーン。
吹き替え版では彼女は「いつもいろいろな事件が起こるけれど、これからもそうかしら?」(これもウロ覚えでごめんなさい。でもそんなような台詞だった。)と言い、ハリーが「うん」と答える。これって英語だと何て言ってるんだろう??
残念ながら英語を聞く耳をもたない私にとって、ヒヤリングできないのだけど、ぜんぜん意味合いが違うように思えるのだけど・・・。
(ここは字幕の訳の方が私は好き。印象に残った台詞だし・・・。)
でも全体的には吹き替えの訳の方が自然でわかりやすかった気がする。
両方みて納得!という場面もあり、今回は吹き替え版も観てよかったと思う。
あと2~3回は観るつもりなのだけど(笑)次回は字幕版でまた台詞を検証(?)してみようかな。でも映画そのものを楽しまなくちゃね!
(でもやっぱりスター・ウォーズは英語でみたいなぁ。こればっかりは役者の声やしゃべり方が体にしみついているので、日本語で話すのは馴染めないし、オリジナル以外は映画館で観ようとは思わないなぁ。でも訳がどうなのかは気になります!DVDならいいかも。そう、スペイン語版も注文していたんだっけ!)
※写真は映画館の売店でみつけた「グリフィンドール・クッキー」です(笑)
直径6センチほどの小さな缶にクッキーが1枚!他の3つの寮(色違い!)のもありますよ~。
(いい年をした大人が買う物じゃないかも・・・!?)
こんばんは。
私は字幕版でしか観ていないのですが、そして、
私もはっきりと聞き取れたワケではないので
あまり自信はないのですが、この時の
ハーマイオニーのセリフはとても印象深くて
たぶん、こう言った・・・と思っているのは、
「Everythins is about to change...」
ではないかと。
最近、なるべく耳をダンボにして映画を観るよう
心がけているのですが、その時に耳に残った印象は
「何もかもが変化していく」
という意味でした。
その時のハリーのYESが、彼女が変わっていくのが
寂しい・・・
というニュアンスなのに対して、
それを受け入れてかなきゃいけないんだ、って表情なのが
私もとても好きなシーンなので、しゃしゃり出てきてしまいました。
ではでは(*^_^*)。
こんにちは。はじめまして。
コメントありがとうございます。
なるほど、英語はそう言ってたんですね。
やっぱり字幕の方が正解のようですね。
私もここの場面(台詞)がとても印象的で好きなシーンなので、日本語吹替版ではどうなんだろうと、しっかり聴いていたらぜんぜんちがう台詞で「あれれ?」と思ったのです。
JOTSさんの書かれているように、ハリーの表情が心に残ります。
ハーマイオニーの気持ちもハリーの気持ちも痛いほど分かるから。
成長していく彼らの中にある切なさを漂わせつつも、未来をみつめるハリーの毅然とした潔さがあって、
今までにない雰囲気でした。
いつまでも今のままではいられない。みんな変化していくのですよね。
またよかったら遊びに来て下さいね