カスピアン王 ベン・バーンズと再会！

ナルニア国物語第１章は私には子ども向けといった感じが勝っていて１回しか観なかったのに、なんと第２章は大人が見てもなるほどと思うくらい別物に仕上がっていたのと、何よりカスピアン王子に魅かれて（笑）15回も観てしまった・・！
リピート機能が壊れている私・・・でも今回は３Ｄなので15回も観たら破産しそう！
２Ｄも探して観に行こうっと。
・・・というわけで何度か行こうと既に目論んでおります

さて今回の3作目、前作ではまだまだ未熟で子どもっぽいところも多々あったカスピアン王子ことカスピアン10世が王となり、大人っぽくなって帰ってくるということで期待。
演ずるベン・バーンズももちろん続投とのことで楽しみにしていたのが、なかなか公開されずに、どうしたのかと心配していたら、なんとディズニーが制作から手を引いて暗礁に乗り上げそうになったのを20世紀FOXが引き継いだので公開が1年延びたとのこと。
でもこうして続編が完成してくれて本当にうれしい。
原作の中でも海での冒険というのはこの作品しかないから映像化を期待していたのだ。

髪も少々伸びて、アゴひげもあるワイルドな雰囲気になったカスピアンがカッコいい。
今回は主役と言う感じではないから、出番が少ないかなぁと思っていたけれどそんなことはなく、最初から最後までしっかりと美しく凛々しい王様ぶりを堪能させてもらった。
原作ではラストのアスランの国の寸前までカスピアンは行かれないのだけど、映画ではちゃんと3人の子どもに同行している。
睡蓮の白い花が浮かぶ甘く芳しい海の上をボートで滑っていく本の挿絵そのままの場面では映画のカスピアン王はちゃんとエドマンドと櫂を持って船の上にいるのだ。
カスピアンファンとしてはうれしいね。

前作でスーザンと淡い初恋を経験したカスピアン。
でも今回は未来の妻となるラマンドゥの娘・星の姫リリアンディルに一目で恋をする。
うん、カスピアン、スーザンよりリリアンディルの方が美しいじゃない？（笑）
よかったよかった。2人の息子リリアン王子とユースチスは第４章「銀のいす」で出会うことになるのだ。（これは映画化されるかな？）

思ったよりしっかりと今回も全編スクリーンで魅力をふりまいてくれるベン・バーンズ。
きっと前回よりもたくさんの人のハートを射止めてしまうだろうね。
そんな彼のほかの作品も観てみたいな。「ドリアン・グレイの肖像」は公開されないのかしら？

さて近いうちにまたカスピアン王に会いにナルニアへ・・・。
大人の私でも映画館でなら簡単にナルニアに行けるからね！


カスピアンとエドマンドの感動の再会！