Del Amanecer

スペインとフラメンコ、ビセンテ・アミーゴと映画とフィギュアスケートについて

ベン・バーンズの雑誌たち

2008-08-09 18:42:24 | NARNIA ナルニア
ベン・バーンズが表紙の「AERA English」・・・。
Amazonで見つけたものの、ひとつ前の号なので本屋さんで買うことが出来ない。
なのでカートに入れてしまったのだけど、500円の雑誌に送料300円ではバカみたい。(笑)
1500円買えば送料は無料になるので、他の雑誌もチェックしてみた。
おお「CUT」の表紙も飾っている!でもこれはAmazonは新品は売り切れだ。
それに最新号なので本屋さんで見てから買えるし・・・。

で、あとの2冊は表紙ではないけれど、中にインタビューの載っているMOVIE STARの8月号と
スクリーンの7月号を買うことにした。
どちらにもジョニー・デップ特集もあるので一粒で二度おいしい(笑)買い物だったかな。

CUTは会社の帰りに本屋さんでしっかり中身もみてから購入。
いつも爽やかな王子様といったベンがちょっと不良っぽく写っている写真が新鮮だ。
表紙のほかには、美しいグラビア写真が6ページにインタビューが(字だけ!)4ページ。
インタビュアーの質問に誠実にきちんと答えるベンにはとても好感がもてるし、カスピアン役が
決まった時には叫びながら家中を駆け回ったなんていう子どもっぽい面まで語っていて、
そんなところもなんとも魅力的だ。


この写真、上のAERAのと別人のよう!?

ナルニアのベンが演じるカスピアン王子は子どもっぽい。
それは彼の演技が拙いせいではなく、彼がきちんと「子どもっぽくまだ純粋なカスピアン」を
演じているからなのだ。
インタビューによると15歳から舞台に立ち、キングストン大学で英文学と演劇を専攻し、ロンドンで
注目の舞台に立っているところが目にとまってカスピアン役を射止めたのだから、
その実力は疑うところはない。

英語が堪能でない私にはよく分からなかったけれど、カスピアンの話す英語はラテン訛り(?)に
しているらしい。
オーディションではスペイン訛りで話す準備をしてくるようにといわれていたことや、そのためにバンデラスの映画を観ようと探したこと、でも実際はイタリアやメキシコやいろいろな国籍のキャストがいて、様々な言語が融合した訛りを身につけたという興味深い苦労話もインタビューの中で語られている。
カスピアンたちテルマール人は海賊がルーツで、しかもスペインとか地中海系のラテンっぽいイメージにしたかったという監督の意図はこんなところにも隠されていたんだね。

完全無敵で何も問題がないヒーローなんてつまらない。
悩み苦しみ成長するからこそカスピアンを演じたかったという彼の気持ちがよく分かる。
でもこんな正統派王子様を演じる機会なんて滅多にないものね(笑)
瞳の中によぎる哀しみや切なさを、彼は繊細に演じていた。
ミラースを討とうとして剣を彼の前に突き立てて言うセリフ。あの表情はとてもよかった。

次作の第三章「THE VOYAGE OF THE DAWN TREADER」では王となったカスピアンが東の海に
船出してルーシーやエドマンドと共に行方不明になった7卿を探すという冒険物語。
またまた原作から離れて映画だけの魅力をみせてくれるのだろうか。
この物語ではカスピアンはラマンドゥの美しい娘と結婚する(予定!笑)。
ベンも「次作ではもう少し何かロマンティックなものを期待したいよね。個人的には相手役にも
期待したい(笑)」なんて言っているし・・。
(ヲイヲイ。スーザンニシツレイジャ・・・。)
とにかく楽しみ。
もちろんナルニア以外の映画でもカスピアンとはまたちがった新鮮な魅力をみせてほしいな


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