Una voce poco fa・・・

日々のつぶやき、舞台の記録など。。

芸文「ジュリオ・チェーザレ」

2023年10月07日 | 舞台
兵庫県立芸術文化センター 大ホール 15:00 3階3RA列12番 ¥2,000

古楽の愉しみ
鈴木優人&BCJ バロック・オペラ・エボリューション2023 



バロックのオペラは長いんですっ!!

それなのに・・・・
席に着くと、隣の席に異臭を放つオッサンが・・・!!!
見るからに薄汚れた服装で全体が汚い。
あ~ヤバいかも~と思ったけど、じっとしてるとほぼ臭いは来ないから大丈夫かな?と思ったんだけどねぇ・・・・
やっぱりちょっと動くと強烈な臭いが舞ってくるし、空調の加減でも吹き寄せて来る。
この状態で第1幕が80分間も続く・・・(!)
こんなだから当然冒頭で何が起こったかなんか頭に入らず。
それでも頑張って観てたんだけど、口呼吸してても臭いんだよぉ。。。。。

第1幕が終わって休憩時間になったら係の人のところに飛んで行って状況を説明。
最初、同等の席は全て売切れているので変更はできないと言われたのだけど、
「あの席であと3時間は耐えられません!!!」と訴えて、何とか移動させて頂けました。

ま、こんな時は他に席が空いてるんだったら、値段がどうのと言わずに移らせてやればいいと思うけどね。
ホテルだって、そうでしょう?
別に高い席に行きたいから訴えてるんじゃないし、私としては4階席でもどこでも良かったし。。

セミステージ形式での上演だったけど・・・・
どちらかと言えば演奏会形式でも良かったかも。
だってステージ真ん中にオケが居て、そのまわりにを使って演者が動くから、手前の端部分で歌われたら何をやっているのか全く見えないんだもの。

全体的にお上品だったねぇ。
復讐やら暗殺やらドロドロした話なのに、歌が軽い!
歌手は・・・バスが居なくてバリトンが演じてたのが惜しいなぁ。
クレオパトラは・・・歌詞が全く聴こえない。歌ったことのあるアリアなのに字幕を観ながら聴いてても言葉が思い出せないなんて。。 イタリアで演ったらアウトだよなぁ。
日本人が歌うとマーチ調になりがちなのが滑稽で。何でなんだろね??
終盤のアリア合戦は聴きごたえあったけど、それ以外はあまりワクワクしなかったのが残念。

☆終演後、臭いオッサンはカーテンコールを待たずにスーッと出て行きました。
きっと自覚してるんだろうね・・・・(でも許せない!)

終演は6時頃かと思ったら7時半!
せっかくだから終演後にKONAMI西宮に行こうかと企ててたんだけど、荷物が大変になるからやめたのは正解でした。


【全3幕/イタリア語上演・日本語字幕付/セミ・ステージ形式】

指揮・チェンバロ:鈴木優人
演出:佐藤美晴

チェーザレ:ティム・ミード
クレオパトラ:森 麻季
コーネリア:マリアンネ・ベアーテ・キーラント
クーリオ:加藤宏隆
セスト:松井亜希
トロメーオ:アレクサンダー・チャンス
アキッラ:大西宇宙
ニレーノ:藤木大地
管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

鈴木優人(プロデュース・指揮・チェンバロ) バロック・オペラ『ジュリオ・チェーザレ』を語る!
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