元白鵬の宮城野親方が、
相撲協会に退職届を提出。
それが臨時理事会で受理される公算が強くなったとの報道が今朝スポーツ紙に踊っています。
ああ、
ついにここまで来たかあ、
という感じですね。
結局あの貴ノ岩・日馬富士事件は、
当の日馬富士に加え、
大横綱と言われた貴ノ花、
そして回り回って最多優勝の白鵬の相撲人生を奪ったということになりました。
もちろん直接的にはその事が要因とは言われないのでしょうが、
間違いなくここが起点となっていることは明らかです。
なんというか。。。
口の中に苦いものが残ってしまうような、
そんなスッキリしない幕引きですね。
直接的には、
弟子の不祥事に端を発した宮城野部屋の伊勢ヶ濱部屋への「一時預かり」状態がいつまでも解消されず、
この度伊勢ヶ濱部屋が照ノ富士に継承された事が引き金とされます。
ずっと白鵬が下に見てきた照ノ富士親方の下につかなければいけないということが、
体面を大切にするモンゴル人のDNAからも、
どうしても許容できないこと・・・ということが言われていますが、
本当のところは宮城野親方しかわからないところでしょう。
まあしかし、
やっぱり白鵬が現役最後の数年間、
独特の「万能感」を身に纏って、
かなり好き勝手に色々やっていたということが、
巡り巡ってこうなったということかな。
しかし最多優勝の横綱を半ば追い出すような形になってしまったことは、
貴ノ花親方の退任以来の、
苦々しいことになりました。
しかし、
白鵬の角界への貢献度の高さも、
非常に高かったということは、
ぜひ忘れて欲しくないところです。
朝青龍が辞めていったケースとは、
まーったく違いますからね。
ワタシは朝青龍の事を全く認めていないので、
豊昇龍の横綱昇進にかこつけて、
あーだこーだと相撲に今更ながらいろいろ顔を出してくるのを、
「顔じゃねーんだよ」
と思っています。
白鵬には、
そんな事はまったく思っていません。
今後どういう道を歩むのかわかりませんが、
注目されますね。