≪第101回全国高校サッカー選手権大会≫ ~国立~
【決勝】
岡山学芸館 3(1-1,2-0)1 東山
岡山学芸館が、
接戦を制して岡山県勢として初めて、
全国の頂点に輝きました。
この試合、
前半開始からずっと、
東山のペースで進んでいる印象でした。
岡山学芸館は準決勝の印象よりも、
出足が一歩ずつ遅れている感じで、
東山が試合を支配しているように見えました。
しかし一発のカウンターで取った先制点が、
本当に大きかった。
結果はオウンゴールではありましたが、
見事な得点でした。
その後も東山が攻勢を強めますが、
しのいで1-0で折り返すかと思いきや、
前半終了間際に東山が同点に追いつき試合は振り出しに。
まさにどちらが勝ってもおかしくないような、
そんな試合展開となり、
5万人を超える観衆のテンションも上がっていきましたね。
後半もいい試合でしたが、
両校ともにやや疲れが見えている感じではありましたね。
そんな中で岡山学芸館が、
チャンスを確実に生かして得点を獲り均衡を破って、
最後40分を過ぎたところでとどめの一発を決めて試合を決めました。
岡山県勢として初めての全国制覇。
中国地区の強豪といえば、
最近では立正大淞南であり、米子北であり、広島皆実であり、高川学園でありましたが、
なんと全国制覇は、
岡山学芸館が成し遂げました。
驚きとともに、
やはり思ったのは「地域差というものは、もうほとんどないんだな」ということ。
特にサッカーは、
全国津々浦々にまでJリーグのチームが存在し、
小さいころからプロのいいサッカーに慣れ親しんだ少年たちが、
情熱ある指導者とともにその地域のサッカーを押し上げていっています。
青森山田も黒田監督が退任、
元国見の小嶺監督も亡くなり、
全国のカリスマ指導者も次々に代替わりが起こっています。
そして新たなる指導者が、
新しい形のチームを作って、
どんどん選手権に挑戦してきているというのが今の高校サッカーの姿じゃないでしょうか。
そして高校サッカーとは別に、
すべての選手たちがプロを目指して切磋琢磨している、
レベルの高いJユースチームも全国に存在し、
サッカーのすそ野は確実に広がっていますね。
それだからこそ、
ワールドカップでの日本代表の、
あんなに素晴らしい戦いが見れるのでしょう。
そんななかで、
高校サッカーにすべてをささげる監督や選手の情熱が、
国立競技場を大きく揺らす好プレーになって、
いまだに我々の心を揺さぶっていきます。
今年もまた、
新しい形を見せてもらった高校サッカー選手権。
やっぱり面白い大会です。
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