MLBの今シーズンが開幕。
開幕戦でエンジェルスは、
大谷が開幕投手として登板。
流石のピッチングを見せて6回無失点、10三振で降板しましたが、
開幕戦からお決まりの「なおエ」が飛び出して逆転負け。
心からエンジェルスに、
侍ジャパンの救援陣がいたらなぁ・・・
と思うような試合になってしまいました。
一方でレッドソックスの吉田は4番レフトでデビュー。
早くもに安打を放ち、
その存在感の一端を垣間見せてくれました。
吉田は、やるよー!
ということで今朝の試合。
お楽しみはなんといっても、
アスレチックスの藤浪のメジャーデビュー戦。
しかも相手はエンジェルス。
藤浪🆚大谷の直接対決です。
思えば2012年選抜。
お互い優勝候補として初日の対決に挑んだ、
大阪桐蔭・藤浪と花巻東・大谷。
これまでの高校野球にはなかったような、
長身の剛腕の2人が甲子園を揺るがし、
多くの人が固唾を飲んでこの対決を見守りました。
この時の対決は、
大谷が藤浪から豪快な一発を放ったものの、
大阪桐蔭打線が大谷を打ち砕き大勝。
そして藤浪は勢いに乗って選抜を制覇、
さらに勢いを加速させ、
夏も完璧な戦いで甲子園を制し、
初めての春夏連覇を達成しました。
一方の大谷は、
夏の岩手県大会決勝を「疑惑のホームラン」で失い甲子園に届かず。
両者の明暗は大きく分かれました。
その後プロに入ってからも、
最初の3年ほどは、
藤浪が阪神のエースへの道を駆け上がっていくのに対し、
大谷は誰もなしえなかった「二刀流」花道を歩み出したため、
その基礎づくりに時間をかけていました。
しかしそのあたりから、
藤浪と大谷の運命は大転換。
大谷が二刀流で日本のプロ野球選手の頂点に駆け上がり、
その舞台をより大きいMLBに求めてどんどん大きくなっていったのに反比例し、
藤浪は阪神で完全に自分を見失い、
そのパフォーマンスを落としていきました。
今、
大谷が「世界最高のプレーヤー」として、
MLBでMVPを受賞したのみならず、
この春は日本中、いやっ世界中を熱狂の渦に巻き込んだWBCで世界一の座を掴み取りました。
今や大谷翔平の名前は、
世界の野球選手の中で最も響き渡り、
誰もが仰ぎ見る存在となりました。
一方の藤浪は、
「このままではダメだ」と阪神を飛び出し、
FAでMLBに挑戦。
かつてのライバル、大谷の背中を追い、
新天地に夢を馳せ挑戦する姿に、
阪神ファンのみならず、
多くの野球ファンがエールを送っています。
ワタシもその1人。
とにかく高校時代、
特に彼の夏の甲子園でのあのものすごいピッチングが脳裏に焼き付いていて、
「あのピッチングを思い出しさえすれば、もうひと花もふた花も、咲かせられると確信している」
と思っているのです。
そして今日を迎えました。
大谷🆚藤浪
この試合を見ているアメリカ人は知りもしないでしょうが、
多くの日本の野球ファンには、
ホント「突き刺さる」対決なんです。
ガラにもなくどきどき藤浪のピッチングを見ていましたが、
1,2回の見事な立ち上がりに「イケるぞ、これ!」なんて前のめり。
しかーし
3回に入り、
先頭を四球で歩かせると、
あとはもう、
どうなったか覚えちゃいません。
そう、
昨日見た甲子園の決勝のように、
エンジェルス打線、
打つは打つはのお祭り状態。
大谷もレフトフェンス直撃の特大ヒットを放ち、
気がつくと藤浪はマウンドを降り、
スコアボードには「11」の数字が。。。
藤浪は、
これ以上ないメジャーの洗礼を浴び、
ボー然としながらベンチへ。
2回1/3、8失点でした。
う〜ん
厳しい!
球が真ん中に集まったところを、
狙い撃ちされた感じですね。
藤浪の感覚よりも、
打たれた打球は遠くまで飛んでいったんじゃないかな。
それにしてもさあ、
エンジェルスの打線、
打つんなら大谷が投げている時に打ってやれよなあ。
「なおエ」
にならんように。
頼むで、まったく。
藤浪は、
これに凹むことなく、
どうかがんばれ!
キミのポテンシャル、
まだまだ大きいし、
発揮されさえすれば、
必ずメジャーでも活躍できます!
がんばれ〜!!
応援してるぞ〜。
そして大谷も吉田も、
さらに鈴木誠也も、
MLB戦士たち、
みんながんばれ〜。
キャリアハイを、
目指すのダァ。
何しろ我々は、
世界一チームの戦士なんだから。