SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

U-18野球ワールドカップ 高校ジャパン 決勝進出!!

2013年09月07日 | 高校野球

≪IBAF U-18ワールドカップ≫

【準決勝ラウンド】

日本(4勝)〇 10-0  ●キューバ(2勝2敗)
       (8回コールド)   


日本がキューバをコールドで破り決勝に進出しました。

この日の先発は安楽(済美)。

西谷監督は先日の談話の中で言っていたように、
『ナイトゲームは球威で相手を抑え込む』
戦略で安楽を選択したと思います。

そしてその安楽が、
強豪・キューバの打線を抑え込み完封。

1・2回は速球の走りがイマイチで、
キューバ打線の鋭い打球が日本守備陣を襲いましたが、
その都度素晴らしい打球処理を見せた内野陣の活躍で無失点。

3回からは球速も140キロ台中盤までが出るようになり、
球威+キレの良いスライダーで、
相手打線を完全に抑え込みました。

中盤以降の投球は、
『これはどこが相手でも打たれっこないや!』
と思ってしまうほどの、
ほれぼれするような安定感でしたね。

昨年の藤波(阪神)に匹敵するような、
『すんごい』投球でした。
*来年は全国制覇ですね。


しかし目立ったのは、
決して安楽だけではありませんでした。

奥村(日大山形)のタイムリーで先制したジャパンは、
3回には渡辺(東海大甲府)が驚くような2ランをレフトに叩き込み追加点。

その後は”めざめた大砲”園部(聖光学院)の連続打席の長打など、
振れに振れてキューバ投手陣を粉砕。

最後は主将の森(大阪桐蔭)がきっちり決めて8回コールドで、
難敵キューバを仕留めました。

解説の前田監督(帝京)も放送の中でさんざん言っていたように、
今回の日本チームは、
木のバットへの対応力が半端じゃないです。

このチーム、このバットで半年や1年やってきたんじゃないだろうかというくらい、
しっかりと【チーム】になっています。

各チームの中軸が集まったこの打線で、
各選手がきっちりとセンター返しを狙ったり、
低めの変化球には手を出さなかったり、
バントを実にしっかりと決めたり……

『このチームは本当にすごい!!』

と何度もワタシをうならせてくれます。


今年は甲子園大会の前から、
散々『スターがいない』とか、
『大不況の年』とか、
散々な言われ方をしていましたが、
なんのなんの。

これだけのプレーが見せられる選手たち、
潜在的に持っている能力、
ものすごく高いと思いますね。

そしてメンタル、
野球頭、
全てが突出していると感じます。

それを束ねる西谷監督(大阪桐蔭)、仲井コーチ(八戸大光星)、島田コーチ(高知)の3名の指導者たち、
素晴らしい指導力を発揮していると思います。

島田さん、
3塁コーチスボックスで声をからして選手たちを鼓舞する姿、
かっこいいですよ!


さあ、
いい形で決勝に進出を決めた高校ジャパン。

今日の夜アメリカと【準決勝ラウンド】を戦い、
明日の夜連戦でアメリカと【決勝】を戦います。

TV観戦する方は、
お間違いのないようにしてください。

今夜行われるアメリカ戦は、
順位には何ら関係のない戦いですから。
両チームとも、すでに決勝進出を決定して、
この試合のいかんにかかわらず明日決勝では両チームの対戦となるからです。

【準決勝リーグ順位表】
1.日本   4勝0敗
1.アメリカ 4勝0敗
3.台湾   2勝2敗
3.キューバ 2勝2敗
5.韓国   1勝3敗
6.ベネズエラ 0勝4敗 


明日の夜に行われる決勝こそが本当の戦い。
『絶対に負けられない戦い』
です。

アメリカチームとは去年の因縁もあり、
またワタシはアメリカチームの傍若無人さに辟易しているので、
『絶対に負けてほしくない相手』
です。

そして、
ワタシは常々
≪日本の高校野球が世界一だと、信じている≫
ので、
出来れば全勝で『日本の強さ』を存分に見せつけ、
世界一に輝いてほしいと思います。

頑張れ!高校ジャパン。

栄光へまっすぐつながる道の先に、
ゴールが見えてきたぞ!!

そして優勝したら、
銀座をパレードしようよ!!
(無理だと思うけど)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« U-18野球ワールドカップ  ... | トップ | マーくん神の子 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事