熱戦たけなわの高校野球。
その中で、
ワタシがむか~しから疑問に思っていること。
ちょっと書いちゃいますね。
それは東京の大会について。
夏の東西東京大会。
参加校は250前後もあり、
この狭い東京でひしめき合って、
大変です。
しかしこの東京大会、
むかしからワタシは、
『ほかの県の大会に参加する球児に比べて、東京の球児たちは、なんとかわいそうなことよ』
とず~ッと思っていました。
まず他県では考えられないところは、
スコアボードに、
選手の名前が表示されないってところでしょう。
ちょっと他県のひと達には想像が付きにくい図だと思うのですが、
東京の大会ではこれが当たり前。
ちょうどこんな感じです。
秋も春もそうなんですが、
『夏の大会では、せめて選手の名前ぐらい出してやれよ。大した手間がかかるわけじゃねえだろう』
といつも思っていました。
このやり方、
ワタシの現役の前からですから、
ず~~~っと何十年も続いているってことですね。
(そういうワタシ、東京の高校出身です。)
東京都高野連と言えば、
今でこそ少しは良くなりましたが、
昔は『春の大会をブロック予選からやらない』ことで有名でした。
球春の到来とともに各地で始まる『春の地区予選』に、
東京都のチームは半分も出ることが出来なかったんです、ずっと長い事。
どういうことかというと、
新チーム結成後の【秋のブロック予選】で3位までに入らないと、
翌春の【春の東京都大会】には一切出られないということ。
要するに、
9月頭にブロック予選で早くに敗退してしまったチームは、
最後の夏の大会まで『公式戦一切なし』ということだったんです。
まあ、ひどい話ですね。
『東京は学校の数も多くて、会場にする球場も少なく、おまけに春は上位校を関東大会に送らなければならないし・・・・・』
なんて”言い訳”を聞いたことがありましたが、
要するに『汗をかかないお偉方』のおかげで、
球児たちが”とばっちりを食っていた”ということに他なりませんでした。
年間で2試合しか公式戦がなかったチーム、
続出という悲しい現実があったんですよ、最近まで。
そんな『ひどい状態』はようやく最近解消されましたが、
それでも東京というのは『高校野球愛がないなあ』ということだらけ。
『高校野球嫌い』の都知事が君臨していたころは、
MXテレビでの高校野球放送も本当に限定的でしたし、
他県と比べて高い入場料(周辺他県の相場は大人¥500ですが、東京だけ¥700)や、
組織化されているとは言い難い球場運営など、
問題山積でした。
『やる気ね~な~』
が定番。
近年ようやく高野連のHPも作られましたが、
そのHPにしたって、
夏の大会の速報はアップデートに入るものの、
『代表校の甲子園での活躍』の欄は、
数か月経ってからアップされる状況は改善されず。
要するに、
大会に対する『熱さ』がないんですよね。
まあ、
東京だからしょうがない部分もあるということは分かりますけどね。
神奈川との『熱』の違いは、
如何ともしがたいものがあります。
言ってみてもしょうがないけど、
せめて『掲示板の選手名表示』だけはやってほしいなあ。
今年はもう無理でも、
せめて来年から・・・・
一考してはもらえませんかねえ。