今日は6月30日。
大激震の2020年も、
半分が過ぎ去りました。
振り返ってみれば、
今年の1月1日に、
今の状況を予想した人なんてただのひとりもいないでしょう。
この恐ろしい半年間、
ほとんどのスポーツは自粛、中止を余儀なくされ、
ほとんど動くことはありませんでした。
そしてその間、
人々からは、
本質的な問いが投げかけられてきたといってもいいでしょう。
「スポーツは我々の生活に、どんな風にかかわっているのか?」
「緊急事態の中でのスポーツの立ち位置とは?」
そして究極は、
「スポーツは一体必要なのか否か?」
沢山のことを様々な人たちが思い、
様々な言葉で意見が述べられ、
4か月以上が経過しました。
「果たしてスポーツにはどんな力があるの?」
その問いに答えは全く導き出されてはいません。
何しろこの半年で、
日本国民が待ち焦がれていた2020年の東京オリンピックは延期を余儀なくされ、
第2次世界大戦以外では中止も延期もなかった高校野球は、
春の選抜に続いて夏の選手権も中止を余儀なくされました。
他の高校スポーツが一堂に会するインターハイの中止も早々に決定されました。
日本のスポーツ文化を担ってきたプロ野球は3か月の開幕延期の末、
ようやく6月19日に開催にこぎつけましたが、
異例の無観客での試合が続いています。
新たなるスポーツの潮流を作り出してきたJリーグも、
開幕してすぐにシーズンが延期となり、
ようやく7月に再開することが出来ますが、
これもまた無観客試合となります。
新たなスポーツの波を作り出すバスケットのBリーグ、ラグビーのトップリーグ、そして卓球のTリーグも延期ないしシーズンの中止。。。。。。。
スポーツ界はズタズタにされてしまった。。。。。
そんな印象を持ってもしかるべき状況です。
しかし日本国内だけでなく世界は、
「生きることで精いっぱい」という状況が続き、
その収束に見通しは立っていません。
ワタシはいつも通り「スポーツのチカラ」を信じて疑ってはいません。
しかし若干その意義については、
揺らぎかけているというのも事実です。
このコロナ禍だけではなく、
不穏な社会を包む空気の中、
ワタシも考えることの中心は、
やっぱり「スポーツ以外がほとんど」となっているのは否めません。
プロ野球がようやく開幕したものの、
その思いは変わらないものがあります。
カラ元気を出してプロ野球の話題を振ってはいますが、
気持ちの中心に「それ」がないことは明らか。
まだまだ、
「心理的なリハビリ」は完了しているわけではありません。
しかしながら、
ライブでやっているプロ野球の試合を見ていると、
やっぱり一時でもその世界に浸かることが出来て、
「非日常に遊ぶ」ことが出来ますね。
それこそが「スポーツのチカラ」の大きな部分だと思います。
これからも様々な場面で、
いろいろな事を考えていくと思います。
それでも変わらないのは、
「ワタシはスポーツが好き」
ということ。
そんなことを思いながら、
今日もまた、
プロ野球の一投一打に、
画面の前で歓声を上げることにしようと思っています。
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