何か標語を作っては、
世間を誘導することに躍起なマスコミ。
最近のトレンドは『新しい日常』だそうで、
コロナ禍が起きる前と後では、
新しい日常の常識を生きなければならないのだそうです。
確かにたくさんの新たなことが出て来てはいるものの、
ワタシなぞは「本質は変わらん」と思っているので、
「日常を取り戻す」ことの方がより重要だと思っていますがね。
そんな中で、
今年は高校野球の夏の選手権大会が中止。
しかし甲子園では選抜出場校による交流試合が行われたり、
また各都道府県で「県内NO1」を決める大会が行われたり、
色々と工夫を凝らした夏にしようと関係者が汗をかいています。
高校3年生にとってはこの夏が「集大成の夏」ですから、
とにかくしっかりと足跡を刻み込ませる夏にしてほしいと思っています。
しかしその激闘を見せてもらう方の身になると、
これはもう夏が近づいてくるにしたがって、
何というか”恐怖”のような感覚が襲ってきたりするのです。
その”恐怖”は、
「はたしてワタシは、高校野球がない夏というものが過ごせるのか?!」
ということです。
幼少の頃から半世紀、
もうこれは毎年の「夏の恒例行事」として、
町の夏祭りのごとく「楽しみで楽しみで・・・・・」と指折り待つ、
そんな夏しか過ごしたことがないので、
「いつものアレがない夏」
の過ごし方がわからないんですよ、ホントに。
例年、高校野球は5月に春の陣が終わり、
6月はこの夏の予想をじっくりと雑誌や関連書籍を読み込んだり、
練習試合に足繁く通ったりしながら自分なりにまとめて7月を迎える。
そして7月はもう第1週から開会式が始まり、
そわそわ、ワクワクが始まって、
4週間ある週末は「どこに出かけてどの大会のどの試合を見ようか?!」
と日程片手ににらめっこ。
そんな7月をもうかれこれン10年も続けてきたので、
この時期暑さに参ってしまう気候の中、
な~ンもせんで過ごせるのかどうか、
自信がありません。
ワタシは「夏の高校野球」というのは、
世界に数多あるスポーツのトーナメントの中で、
『最大規模にして最高のトーナメント戦』
だと信じて疑っていませんので、
この7月、そして8月の喪失というのは、
ダメージが深そうです。
今の望みは、
せめて個別に行われる各地方大会や、
甲子園での交流試合が”ほぼ全試合”配信されないかなあ・・・・・という事ですね。
とにかくもう7月だという事に驚いているとともに、
あっという間に夏も通り過ぎていくんだろうなあという事を、
思っているという心情です。
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