明けましておめでとうございます。
2016年はいろいろと盛り上がったスポーツ界でしたが、
2017年もさらに盛り上がること請け合い。
そんな年のはじめを飾る恒例の箱根駅伝が1月2日、3日に行われ、
今年も沿道にたくさんのファンを集めました。
そして今年も、
前評判通り青学大がその強さを発揮して、
箱根駅伝3連覇と、大学駅伝3冠を達成しました。
青学大の皆さん、
おめでとうございます。
とにかく盤石なレース展開で、
どこにも隙がありませんでした。
事前に原監督が言っていた通り、
『5区にエースはいないが、全員の力で優勝をつかみ取れる布陣』
その言葉に偽りなしでした。
昨年までの”山の神”神野選手が抜けた穴を埋めきった今年こそが、
青学大の真の力だと感じることができました。
2位の東洋大、3位の早大とも、
持てる力は発揮したのではないかと思います。
現時点では、
とにかく大学長距離界では、
青学大の力が抜けている・・・・・
そのことがはっきりと分かった大会となりました。
躍進が期待された東海大、山梨学院大は往路での失速が痛かったのですが、
東海大はその中で何とかシード権を確保して、
来年以降にそのタスキをつなげました。
大躍進の神奈川大は、
2区鈴木の区間賞の快走を他の選手たちがよくつないでシード権獲得に結び付けました。
何やら10区の大手町付近では、
一般車両とのニアミスもあったとかで、
本当にこの大躍進にミソが付かなくてよかったです。
順大も力を見せましたね。
エース塩尻の力が抜けていると思われがちですが、
順大の粘り強さは出色でした。
7位に入った日体大は、
『山下りの神』秋山の快走が素晴らしかった。
金栗杯もうなずける見事な”疾風のごとき走り”でした。
一人一人が粘る中央学院大の走りも見事。
ぶれることのない安定した走りっぷりで、
ずっとシード圏内を走り続けました。
法大の”まさかの”躍進も見事でした。
シードに潜り込むとは、
考えてもいませんでした。
お見事!!
駒大にとっては、
悔いだけが残る箱根となってしまいましたね。
4区・6区のまさかの失速で、
優勝圏外へ去った後は厳しい走りとなってしまいました。
シード権確保がならなかった帝京大は、
山登りの5区での失速が何としても痛かった。
1区からペースをつかみ損ねた国学大、明大、山学大、日大は、
力がありながら駅伝というものの怖さを思い知らされました。
ワタシの地元でもある国士大は、
残念ながら実力が他校と比べると足りなかった。
この悔しさを一人一人が胸に刻んでほしいですね。
学連選抜では、
各選手が苦戦の走りをする中、
3区の駿河台大・平賀が区間2位に相当する激走をすると、
復路では10区の東京国際大・照井がなんと区間1位、区間賞に相当する走りを見せ、
出場のかなわなかった各校代表の意地を存分に見せてくれました。
ということで、
今年も盛り上がった箱根駅伝でした。
来年は『絶対王者』青学大が4連覇の偉業に挑みますが、
そう簡単にはいかない気配も漂います。
東洋大・早大・駒大ら実力校の巻き返しに加えて、
今年スーパールーキーをそろえた東海大が本気で初優勝を狙って来るはずですし、
黄金世代が4年生を迎える山学大の巻き返しも楽しみです。
鈴木・山藤のエースで大躍進の神奈川大はその2人を残し、
順大の塩尻も成長が見込まれます。
そして出場のかなわなかった中大の巻き返しにも、大いに期待しています。
すっかり正月の風物詩となった箱根駅伝。
絶対王者vs刺客達
という戦いが、
ファンとしては一番心躍らせる戦いになるのは必定で、
今から2018年の正月が待ち遠しくてなりません。
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