東京オリンピック2020が、
昨日閉幕しました。
開催が危ぶまれるコロナ禍の中、
関係者のものすごい努力で開催にこぎつけたオリンピック。
その期待に応えるため、
日本の、そして世界のアスリートたちが、
無観客の中ではあったものの、
まさに命がけの戦いを繰り広げてくれました。
ワタシは過去のどのオリンピックも、
凄く興味深く色々な競技を見ていたものですが、
今回ほどたくさんの競技を見たオリンピックはありませんでした。
どの競技も、
そしてどのアスリートも、
本当に素晴らしかった。
今回ほど「スポーツのチカラ」を感じたことはありませんでした。
毎日毎日、
有り余るほどの力を画面から受け取り、
ワタシ自身もこんなに生き生きしたことはありませんでした。
ちなみに、
高校野球が何よりも大好きなワタシ。
高校野球と同時期に行われていた前回のリオ・オリンピックなどでは、
ワタシの気持ちの中では、
高校野球6:オリンピック4
ぐらいの割合でしたが、
今回は2年ぶりに高校野球の予選がたけなわだったのに、
オリンピック8:高校野球2(あるいはオリンピック9:高校野球1)
ぐらいの割合でした。
地元東京で行われたということもありますが、
オリンピックの素晴らしさ、スポーツの素晴らしさを、
これほど感じたことはありませんでした。
すべてのアスリートに、
心の底から、
お礼を言いたいと思います。
そしてこの大会を支えてくれたすべての方々の苦労に、
ありがとうの言葉を言っても言っても言い足りないぐらいです。
そんな最終日は、
男子マラソンで大迫傑がまさに「魂の走り」を見せてくれました。
酷暑の札幌を疾走するマラソン。
本来マラソンは夏にやってはいけない競技だと思います。
何と30人ものリタイアする選手が出る中、
日本から期待を背負って出走した3人の侍、
大迫、中村、服部は苦しい戦いを強いられました。
中村はスタートすぐから遅れ、中盤まで先頭集団で走っていた服部もズルズルと遅れだし、
大迫に日本中の期待は集まりました。
そんな中大迫も30キロ過ぎに一度集団からこぼれましたが、
そこから『これが現役最後の走り』と退路を断って臨んだ思いの強さを見せ、
再度ペースを上げて一人、また一人と落ちてきたランナーを拾っていき、
35キロ過ぎには2位集団に「追いつくのではないか?」という期待すら持たせてくれました。
まったく諦めていない、
獲物を狙うギラギラした目はまさに「大迫傑」そのもの。
素晴らしい気迫を見せてくれ、
最終的には6位に終わったものの、
感動を届けてくれました。
50キロ競歩で一度は遅れながら再度執念で集団に追いついて見せた川野選手同様、
胸に迫るような走りでした。
大迫選手、これで本当にやめるのかあ。。。。。
惜しいという言葉しかないですよ。
地元の誇り、
ワタシの住むすぐそばで中学までを過ごした大迫選手、
その尖った陸上人生、見事でした。
今後は後輩を育て、陸上を突き詰め、
日本の陸上界に革命を起こしていってほしいと思っています。
とりあえず、お疲れさまでした。
最終日、
自転車では梶原選手がオムニアンという競技で見事な銀。
この競技、
実に面白かった。
ひとりづつ落ちていくエリミネーションとか、
最後10周ごとに得点が与えられるポイントレースとか、
ゾクゾクしました。
ポイントレースでは転倒して「あ~っ」とその瞬間あきらめたんですが、
転倒しても途中でレースに戻れるんですね。
「マジっマジですか~」
とコーフンしてしまいました。
本人は金のみを狙っていたということで決して満足はしていないようですが、
ワタシは最後に銀メダルを取ったという事とともに、
「また見ていて面白い競技、発見しちゃった~」
という事も、うれしかったですね。
最終日でもこれだもの、
やっぱりオリンピックは奥が深いわ~~~~。
最後の最後は、
今大会ビッグアップセットの連続で、
まさに『輝く太陽』となった女子バスケットが登場。
アメリカと決勝で激突しました。
アメリカは女子ながら2m越えの選手がいるなど、
日本の選手と並ぶと一回りも二回りも背の高い選手が並び、
またその選手たちが機敏に動くもんで、
日本は得意の速い球回しからの3ポイントを狙える暇がなく、
最後は「王者に押し切られた」展開となり、
15点差で敗れて銀メダルとなりました。
しかし、
言うまでもないことですが、
最後の最後まで勝利を追求し続けた彼女たち、
キラッキラに輝いていました。
見事な銀メダルだと思います。
歴史を変えてくれました。
その彼女たち女子バスケのチーム、
閉会式でもにこやかな姿を見せてくれて、
嬉しかったなあ。
ということで、
短くも長い17日間が、
フィナーレを迎えました。
満足、満足、大満足。
本当にこのオリンピックを見て、
この言葉しか浮かびません。
ホンっと~~~~~に、
やってよかったなあ、オリンピック。
開幕前は、
テレビのワイドショーを中心に、
「東京オリンピック、反対~~~~」
ばかりが喧伝されていて、
”スポーツおやじ”としては、
本当に心を痛めていました。
しかも開幕直前に「無観客開催」が正式に決まり、
「いったい東京オリンピックは、どうなっちゃうんだろう」
という思いも湧き上がりました。
でも2013年、
あんなに歓喜した「開催都市決定」の喜びを今一度思い出して、
東京オリンピックを喜び、楽しもうと心に決めていました。
迎えた開会式。
開会式を迎えられた喜びに打ち震え、
すぐに始まった競技は、
連日連夜、
コ―フンと感動を届けてくれました。
毎日スポーツのチカラを感じ、
世界最高のアスリートたちの素晴らしい技術と肉体、
そして闘志あふれる顔と終わった後の笑顔などに、
癒されまくっていました。
毎日毎日、
『やっぱりスポーツはサイコーだ』
と思う日々が続いて、
楽しかった。サイコーだった。
スポーツってこんなにいいもんなんだ。。。。。
改めて思った17日間でした。
最後にもう一度言います。
ありがとう、アスリートたち。
ありがとう、大会を開催してくれた人たち。
ああ、オリンピックロスが、
しばらく続きそうな”スポーツおやじ”です。
おっと、
ここで”高校野球オヤジ”が、
むくむくと顔を出してきましたよ。。。。。
そうか、
今日から夏の甲子園、
開幕なんだな。。。。
スパっと気持ちを切り替えて、
さあ甲子園、甲子園。。。。(我ながら現金なもんだ)。
ということで、
サイコーだった東京五輪2020、
ここに完結。
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選手、大会運営に携わったすべての関係者の方々に、ほんっっっとうに、ありがとうと言いたいです。
わたしの思いは、まめちち様がすべておっしゃってくれていますので、何も言うことはございません。
ただ、やっぱり制限ありで、お客を入れて欲しかったなあ。
特に選手の身内、近親者の方は・・・。
ケイリンを見てつくづく思いました。
そのケイリン。
ホント、おもしろかったですねー。
落車したときは「あー!終わったー!!」と思った矢先、「まだ大丈夫。次、集団に加われば大丈夫ですよ。」ってなんで??
よくわかりにくいルールではありましたが、ハラハラドキドキ。
え?日本どこ??どこにおるん???・・・ということもしばしばありましたが、結果的に食い入るように観戦できました。
おしゃべりクソババア(有吉風に)と違い、「世界のナカノ」の非常に冷静で落ち着いた解説もよかったです。
こういったマイナーな競技が地上波で見れるのもオリンピックならではですね。
もっと見たいぜ~!!
バスケットもよくやった。本当によくやったと思います。
アメリカ相手によくくらいついて行きました。
正直、サッカーみたいに精魂尽き果て、いいとこなく終わってしまうんじゃないかと思っていました。
しかし、全く臆することなく立ち向かって”試合”になっていましたもんね。
ただ、相手はやはり無敵の女王アメリカでした。
ゴール下では敵いませんね。
3Pもフランス戦のときのようには流石に無理でしたし、リバウンドも支配されると苦しいです。
そんな中、時折みせる鋭いカットイン、流れるようなパス回し、世界一の練習量を自負するスタミナ、走力。
互角じゃんと思える部分はたくさんありましたよね。
ただ・・・追いつけそうで追いつけない・・・。
いやあ、よくやりましたよ。
試合後の選手のやり切った満足そうな笑顔が物語っていましたね。
大満足のフィナーレでした。(閉会式は途中で耐えられなくなりチャンネル替えましたが)
次は北京オリンピック。
もう来年ですよ。
楽しみですね。
PS
野球の試合が終わって中継がスタジオに切り替わり、和田ベンちゃんの感極まって言葉に詰まったシーンでまたもやもらい泣き。
オリンピックはつくづく特別な場所なんだなと改めて感じました。
あと、ホッケーは見てるだけで腰痛になりそうでした。笑
終わりましたねえ、オリンピック。
今回の東京五輪、ずっとずっと楽しみにしていましたので、万感胸に迫るものがありました。
ぐちゃぐちゃと開催反対を叫ぶ声が多いと大会が始まる前までずっと喧伝されていたので、どうなっちゃうんだろうと思っていましたが、アスリートたちの「チョー真剣な姿」がすべてを打ち破ってくれたのではないかと思います。まさに「スポーツのチカラ」を見せた17日間だと思います。
日本選手の一つ一つのメダルを、じっくりとまた追っていけたらいいなあと思っていたりして、まだまだワタシのオリンピックは終わりそうにありません。
おっと、今日からは甲子園でしたね。初戦の注目はなんといっても大阪桐蔭に挑む東海大菅生です。ワタシの地元ですからね。「若林くん」率いる菅生がどこまで王者を脅かせるか・・・・万が一勝つようなことがあれば、一気に優勝争いに顔を出してくれそうだし、ドキドキしながら見ようと思っています。