SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

昨日の出来事

2019年09月05日 | スポーツ全般

昨日は各地で、
いろいろなことがありました。

東京ドームではジャニー喜多川さんのお別れの会があったそうで、
本当にたくさんの人が駆け付けていましたね。
エンターテイメントに生きた人らしい、
華やかでショーのようなお別れの会だったようです。

さて、
スポーツの世界は、
なんだか嵐の前の静けさというべき状況で、
いろいろな競技で「ここぞ!」という試合に臨む、
直前という風情でしたね。

ラグビーW杯は開幕まで2週間。
明日は日本代表の最後のテストマッチとなる南アフリカ戦。
ここでいい流れを絶対に作らなければなりません。
内容が問われる試合ではありますが、
まずは結果が欲しいところでもあります。
強豪に正々堂々と、
立ち向かっていってほしいと思っています。

野球はプロ野球が6試合。
セ・リーグで首位をいく巨人はエース菅野に故障が発生したかもしれないという大変な事態で、
痛い敗戦を喫しました。

追ってくるDeNAは4点のビハインドを追いついて、
最後は主砲・筒香が歓喜のサヨナラ2ラン。
これ以上ない勝ち方で巨人との差を2.5ゲームまで縮めてきました。
セ・リーグ、風雲急を告げてきましたね。

それにしても巨人。
この大事な時期に、
地方行脚を組むとはなあ。。。。。
地方球場におけるケガのリスクも考えたら、
やっぱり9月にこういう日程を組むのは、
どうかと思いますねえ。

いずれにしても、
菅野が戦線離脱ということになったら、
優勝争いはもとより、
来るべきCSにも大きな不安を抱えることになります。

息をのんで、
菅野の状態を待たなければならないですね。

DeNAはここに来てまた状態が上がってきて、
一気に差を詰めてきました。

10日から巨人と3連戦、
そこでゲーム差を詰めて、
20・21日の巨人との連戦で首位奪取、
そして最終27日の巨人戦で、
歓喜の21年ぶりの優勝!

そんな感じの『未来予想図』を立てていることでしょう。

それにしても最後に来て、
3連戦、2連戦、決戦と、
まだ巨人vsDeNAは6試合も残っているんですね。

最初から意図されたわけではないでしょうが、
本当にすごく盛り上がるカードの組み方となりましたね。

ハマスタの最近の盛り上がり、
ものすごいですから、
何だか面白くなってきました。


一方のパ・リーグ。

こちらもなんだか、
面白いことになってきています。

昨日はSB・西武共に勝利。
両者譲らないマッチレースの様相を呈してきています。

SBは安定した戦いぶりと王者の矜持がビンビンと感じられる気迫での勝利。
一方の西武はここに来て打線好調。
投手も「救世主」となっている平良が1枚加わっただけで様相を変えてきており、
チーム力は今シーズンのピークといって良いように思います。

昨年も両チームが9月のたたき合いで「ほとんど負けない」戦いを繰り広げましたが、
今年もそうなると面白いですね。
一気にレベルの高い優勝争いになってきたように感じています。
まあ、西武ファンとしては、
今年ここまでやれるとは全く思っていなかったので、
9月まで興味をつないでくれた選手たち、
特に打撃陣には称賛を送りたいです。

久しぶりにSBと「雌雄を決する」決戦ができる幸せをかみしめています。
ずっとそこまで行けないチーム状況が続いていましたから、
やっぱり辻監督就任でチームの「何か」が変わったのだと思いますね。

今年に関しては、
「優勝したいな~」と思ってはいるものの、
去年のような悲壮感はなし。
なんだか「優勝争いを楽しんでいる」って感じで、
見ていて何だか心地いいシーズンです。


さて、野球以外の話題で目を引いたのは、
サッカーの話題。
といっても日本代表戦の話ではありません。

浦和南高校で監督を務めた名将・松本暁司氏が亡くなったという話題です。
松本監督というのは、
ワタシの中にはほんとうに強く残っている監督さんですね。

浦和南高校といえば昭和40年代~50年代の高校サッカー界の強豪校。
梶原一騎原作の劇画『赤き血のイレブン』にも描かれた伝説のチームです。
昭和40年代にはワタシもそこまでサッカーに熱を入れて見てはいませんでしたが、
高校サッカーが昭和51年に東京開催になって一気に興味が膨らみ、
そのあたりからの記憶は鮮明にあります。

特に出身地が埼玉県のワタシにとって、
「高校サッカーの埼玉」は埼玉県人としてのプライドをくすぐるものでした。

何しろ大好きな高校野球では、
ほとんど甲子園で活躍することのない県で、
神奈川、千葉、東京に常に後れを取っている存在で、
その他の競技でも埼玉は「イマイチ」の存在でしたから。

そんな中でサッカーは、
神奈川にも千葉にも、東京にだって負けない存在で、
その中でも「浦和南」の存在はとびぬけてかっこいいものでした。

その浦和南のベンチで指揮を執っていたのが、
常に黒いサングラスをかけてベンチから檄を飛ばす松本監督でした。
(実際いつもサングラスをかけていたのかは不明ですが、そんなイメージが強烈に残っています)

首都圏最初の開催となった大会決勝、
静岡学園との戦いは高校サッカー史に残る激闘となり、
浦和南は5-4で勝って連覇を飾り、
ワタシの浦和南を見る目はまさにキラキラになってしまったのでした。

翌年は3連覇をかけて大会に臨み、
準決勝で四日市中央校にまさかの敗戦を喫するのですが、
国立で観戦していたワタシは、
「負けるわけがない」と思っていた浦和南の敗戦をこの目で見て、
本当に涙が出るほどへこんだのを覚えています。

攻めども攻めどもゴールは遠く、
入ったと思ったゴールがオフサイドでノーゴールになったなんていうシーンもなんだか頭の中にはあります。

不思議なことですが、
この当時の浦和南の試合、
本当にたくさん見たと思うのですが、
選手のことはこれっぽっちも残っておらず、
選手の名前もまったく覚えてはいません。(確か水沼選手はいたと思うのですが。。。。)
一方松本監督の表情(?)とか放った言葉とか、
サイドライン際のたたずまいとか、
そんなことはなんだか事細かに覚えたりしています。

そんな松本監督も、
ついに鬼籍に入られました。
85歳とのことで、
大往生だったのではないかと思います。

埼玉県のサッカーのみならず、
全国の高校サッカーを育てた一人として、
後世にも名前が残る監督さんではないでしょうかね。

埼玉県のサッカーはその後、
大山監督率いる武南が登場して、
浦和南の名前は段々聞かれなくなっていきました。
やはりサッカーもご多聞に漏れず、
公立校全盛期から私立校全盛期へと移っていったということだと思います。
埼玉県は昭和50年代前半から続々と新設校が創立されて、
スポーツはどの競技でも私立校優勢になってきたという歴史がありますからね。

そういえば高校野球でも、
昭和50年代までは埼玉県代表はすべて公立校だったのが、
昭和60年に立教が私立校として初めて夏の甲子園に出場して、
そこからはほとんど公立校の出番はありませんもんねえ。
直近で言っても、
最後の公立校の出場は1998年まで20年以上さかのぼらなければなりません。

そんなことをつらつらと思い出しながら、
松本暁司監督のことを思い出していました。
あの頃の浦和南のユニフォーム、
カッコよく見えたなあ。

最近でもたま~に復活してきたりしますが、
出てくるとなんだか応援したりしている自分がいますね。

埼玉県人のDNAとして、
高校野球では上尾、高校サッカーでは浦和南、高校ラグビーでは熊谷工、
この3校の雄姿が深いところに刷り込まれています。


さて最後は韓国で開催中のU-18野球ワールドカップ。
『日本のツートップ』ともいえる佐々木(大船渡)奥川(星稜)両投手は、
1次リーグでの登板はありませんでしたが、
ここから始まる2次リーグでの登板はあるのでしょうか。

ワタシは本音を言うと、
この大会に参加すること自体あまり賛成ではないので、
真剣に試合を眺めているということもないのですが、
ハイライト映像で見た石川選手の3ランはすごかったですね。
一気にドラフトのグレードも上がったと思います。
中日さん、取りにいかなきゃウソでしょう!

ということで、
2次リーグの3試合も何とか頑張って、
決勝へ行けるといいですね。

しかし「目指すべき大会」でもないこの大会で、
決して無理をしてけがや故障を誘発しないようにね。


最後に大相撲。
日曜日の初日に向けて、
大関陣(貴景勝も含めて)の様子がどうしても気になってしまうワタシです。




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