きかんしゃトーマスの刺繍ブログ

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東日本大震災の報告 子供たちは・・・

2012年01月29日 13時01分11秒 | 子育て
昨日、小学校PTAの行事で「家庭教育講座」がありました。
≪東日本大震災の報告 子ども達は・・・≫というタイトルで
市内の大学の准教授で地域の学校運営協議会の理事をされている
先生のお話を聞きに行きました。

宮城県や福島県の避難所や学校の今の様子をスライドを見ながら
現地の様子を知ることが出来ました。

最初に、昔は(関東大震災以降)地震と言えば「火事」、地震があったら
すぐに火を消す!、関西淡路大震災のあとは「建物倒壊」「耐震」
というイメージがありましたが、今回の地震で、「津波」「溺死」と
いうふうに地震に対する備えや考え方が変わっているというお話が
ありました。
今回の地震で亡くなられた方々の中には、60代の男性が多かったこと
も改めて知りました。
地域の中で若い人たちは仕事で留守ですし、近所のお年寄りや体の
不自由な方々を避難させていて自分が被災された方々が多かったことは、
ちらりとニュースなどに聞いていましたが、やはりショックでした。

被災した子ども達は避難所で、自分の出来ることを積極的にやっていた
ことも知りました。誰が教えたわけでもなく、避難所の受付をしていた
子や避難所の世話係をしていた学生の話もとても感動しました。
避難している子供たちが、「勉強したい!!」って自分から言い出して
テキストなどを送ってもらっていた話もありました。
ブロック遊びを一緒にしていた時に、家をつくったら
「避難口はどこにする?」って言った子がいて驚いたとおっしゃって
いたことも印象的でした。

「SMAP」や「TOKIO」のメンバーがお忍びでやってきて、各避難所に必要
な物資をきちんと確かめて、その日のうち届くように手配していた話も
聞きました。

私たちは小学校の講堂で話を聞いていたのですが、この寒い季節に
講堂や体育館でストーブも電気も無い状態で何日も過ごしておられた
ことを想像しただけでも身の縮む思いがしました。

家族全員がなくなられて、後片付けをしたくても手のつけようが無い
家もたくさんあることも知りました。
何も変わらず、不自由な生活を余儀なくされている方々がたくさんお
られるのです。
今も被災地は復興には程遠いのが現状です。
支援をし続けることが何より必要であることを改めて感じました。




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