夢で愛ましょう!すべてのひとが幸せにあるために  姫野修一郎

どうしたら幸せに暮らせるのか。ご一緒に考えてみましょう。あなたにたくさんの祝福がふりそそぎますように!

面影人は法然・遊女と法然上人

2011-10-07 02:28:19 | Weblog
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 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
 日本を「慈悲と微笑みの国」にしましょう。
 そして世界にひろげましょう。


 2011年 平成23年
 10.6(木)



    西行法師・聖徳太子・法然・親鸞上人を偲ぶ旅(10)

        面影人は法然・遊女と法然上人


    
 姫野です。
 今日も東京はよいお天気でした。
 夜に入り午前0時ごろ雨が降り始めました。
 
 
 ど~も、いかがお過ごしですか。
 

    忘れては うちなげかるる 夕べかな

        我のみ知りて 過ぐる月日を

                式子内親王


   (意)

   この夕べにあの方が訪ねて来てくれないだろうか
   とふと思ってしまう。でも
    この恋慕う想いは、ずっと私の胸に秘めて
   あの方には何も告げてはいないのだ。

    ちょっぴりせつない偲ぶ恋の歌です。


   式子内親王(しきし/のりこないしんのう 1149~1201)は
   後白河天皇の第3皇女。享年53歳の生涯でした。


    多くの忍ぶ恋の歌を残しています。その相手は
   誰かというのが謎のひとつでしたが、石丸晶子さん
   の「面影人は法然」という本が出て、相手は法然
   という見解を打ち出しました。


   今、その見解を支持する方も多いです。
   僕も、そうではないかと感じます。


    皇族だから生活の苦労もなく、贅沢に暮らせて
   幸せだろうと思いがちですが、皇族なるがゆえに
   自由に自分の望むようには生きられず、ずいぶん
   悩まれた生涯だったろうと僕は想います。
    



 さて
 旅の4日目、京都2日目です。
 京都2日目は台風の影響で、朝から断続的に強い雨です。


 どう回ろうかと思いましたが
 今日は法然上人を偲んで、浄土宗大本山黒谷の「金戒光明寺」
 真如堂、それから哲学の道沿いに法然院を参拝し、銀閣寺
 前まで行き、余裕があれば久しぶりに「北野天満宮」をお参り
 しようと思いました。


 基本的に、2日目も法然上人を偲ぶコースです。


 前にもふれましたが
 僕は法然上人が大好きです。


 こんな有名なエピソードがあります。
 ご存知の方も多いでしょうが知らない方のために
 シェアさせて下さい。



    遊女と法然上人


 <身を売って暮らす女(遊女)
  でも極楽浄土へ行けるでしょうか>


 法然上人流刑の折
 播磨の国、室の津に着いたとき、一艘の小舟が近づいて
 きました。


 「法然上人さま、どうかお教えください」
  と女性が声をかけます。

 「私は何の因果か、
  今は身を売って暮らす身となりました。
  こんな罪深い私にも救われる道はあるのでしょうか」


 法然上人は遊女に

 「可能ならばそのような生活をやめるのがよいでしょう。
  でも、それ以外に他に暮らしを立てる道がないならば
  その身のままで念仏を唱えなさい。

   阿弥陀さまはそのような方のためにこそ本願をたて
  られたのです。

   自分を卑下する必要はありません。
  弥陀の本願を信じて、ただ念仏をとなえれば間違いなく
  往生できます」

   と御答えになりました。

 
 ほとんどの人がさげすむ「遊女」に対して
 素晴らしい回答だと僕は感じます。


 そう、世の中にはいやしい、汚い、きつい、その上
 いくらのお金にもならない仕事があります。


  でも、そのような世界でしか生き延びられない人。
 まともな世界では相手にしてもらえない。まともな
 暮らしをしたくても、そんな仕事にありつけない人も
 またいるのです。


  その方も同じ人間です。ただその人たちをさげすみ
 馬鹿にすることはできない。いや同じ人として、
 してはいけないことだと僕は思います。
 
 

 さてそれで
 僕は朝食の後、祇園ホテルを出て、
 傘をさして青蓮院の前を歩き、平安神宮につきあたり
 大きな朱の鳥居を楽しみつつ、
 その前の通りを大きく迂回して、
 目指す金戒光明寺につきました。


  人影はなく、参拝客は僕だけです。
 大本山と言っても知恩院とは様子はだいぶ違います。


  本堂の扉も、雨で台風ということもあるのでしょう
 閉まっていて、階段も登れないようにしてあります。


  まあ外からお参りさせていただこうと、数珠をとり
 出して、雨にぬれつつしばらくお参りいたしました。


 「法然さま、お会いできて嬉しいです。
  ありがとうございます。
   どうか世界中のすべての方が、
  生きとし生けるものが幸せにありますように」


  そして、トイレの横の床几に腰かけて、雨の本堂や
 東山を眺めて楽しんでいました。
  人がいなくて、これだけの伽藍を楽しめるのも
 贅沢だな~。いいな~と一人悦にいってました。


 そうしたら80歳くらいのおじいさんが一人で
 参拝にいらっしゃいました。
 僕を少し見て、本堂をみて、庫裡の方に行かれました。


 しばらくして、また現れて
 僕の隣に腰掛けました。


 「どちらからいらっしゃいました」

 「東京からです。おじさんはどちらから」


 「わしは奈良からじゃ」
 「いや~、この寺はなっとらん。今庫裡に行って聞いたら
  今日は台風のため閉めています。またの日においで下さい。
  などというんじゃ。

  またの日に、これん人もおることぐらいわからんのか。
  
  大体近頃の寺の奥さんもなっとらん。普通の家の奥さん
  と同じように考えて結婚しとる。

   
  少なくとも僧侶と結婚する。寺の奥さんになるというには
  それだけの覚悟がいるんじゃ。

  檀家や信者あってのお寺じゃ。
  
  こんな日でも、かりにも参拝の方がいらしたら
  お茶の一杯も出し、本堂を開けて案内するのが
  お寺の務めじゃ。
   和尚が用事なら、寺の奥さんの務めじゃ。

   それくらいのことも、教わらんで僧侶になり、また
  結婚して、その奥さんも普通に生活しようと考えとる」


  などと、嘆いていらっしゃいました。
  時代の流れというのもありますが
  このお爺さんのおっしゃることもよくわかります。


  しばらくお話ししてお別れし
  お昼頃、金戒光明寺を後にしました。




 つづく…

 どうか愛があなたにとどきますように!
 では、今日はここまでで「南無観自在仏」

 ありがとうございます。
 今日もご無事で過ごせますように!


 ではでは、
 あなたに感謝します!
 今日も笑顔でニコッとね!  



<僕からのプレゼント>

 自己の内面に入るトリガー(きっかけ)として、
 僕が独断と偏見で創った(笑)
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 もしよろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
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 「お茶のみ話相談」の部屋。気が向いたときはどうぞ。
 http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P2334219


 (健康のために)
 意識して一日数回は深呼吸しましょう!
 そして歯も大切にしましょうね!


 私などいない
 私や私のものなどこの世にはありません


 気付いていますか
 昨日も今日も明日もそして今この瞬間も
 幸せはあなたに降りそそいでいます



愛以外、あなたを最終的に満足させられるものは
何もありません


この宇宙のすべてに
深い感謝と祝福をささげつつ
あなたにたくさんの幸せが訪れますように!

この美しい宇宙のすべてが
あなた自身の姿なのです


 幸せについての話が得意です。
 何かのときにはお声をかけて下さい。
「スピリチュアルな幸せの専門家」
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)
メールアドレス:ANA38655@nifty.com


     あなたの意識が世界を創ります
     あなたが幸せに生きることは
     世界を幸せにします

     今日もすべてに感謝します
     ありがとうございます


愛を込めて!
姫野 修一郎

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