夢で愛ましょう!すべてのひとが幸せにあるために  姫野修一郎

どうしたら幸せに暮らせるのか。ご一緒に考えてみましょう。あなたにたくさんの祝福がふりそそぎますように!

中村久子 こころの手足(2)

2017-12-28 00:04:03 | Weblog
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
2017年 平成29年 
12・27(水)

   
    中村 久子
    こころの手足(2)
    
                      
 姫野です。
 今日京都は小雪がぱらつく一日でした。
 朝いつも眺める比叡山も少し雪景色です。
    
 いや~、ど~も
 いかがお過ごしでしょうか。

 会社がある京都の四条通はクリスマスから
 迎春ムードの飾りつけに変わりました。
 
 スーパーもお正月食品が一斉に並び始めました。
 僕は年内は明日で仕事納めです。

 今日は餃子とポテトサラダをいただきました。
 イオンで1袋20個178円の餃子を販売していて
 よく1袋を焼いていただきます。

 少しカリッと焼いた僕の餃子はもう
 美味しいの美味しくないの(どっちだ!)
 おいしいです。
 
 僕は独り者ですので
 ときどき針仕事をします。今日も少し針仕事。
 と言っても、ちょっと破れた僕のセクシーな
 下着を縫う程度です。外から糸が見えるお粗末な
 仕上がりですが下着なのでいいかと思ってます。

 捨てて買い替えてもいいのですが
 この程度で捨てるのも、あまりにもったいないか
 少し縫えばまだ着れるのでやっています。
 
  
 さて
 中村久子さんおお話の続きです。

 明治37年8歳 身体障害のため小学校入学不能
         母は生活のため再婚

   
   女性は生きるためには誰かと結婚するしか
   ありませんでした。甘い恋愛とかではなく
   親や親戚の言うままに相手をほとんど知らずに
   親の決めた相手と結婚するのが女の定めでした。


 明治40年11歳 
   このころから母の厳しいしつけが始まります。

   当時女は炊事・洗濯・裁縫ができることが必須でした。

   母は今後久子が生き延びるためには
   少しの読み書きと裁縫は手足がなくても
   できなければ生きていけないと思い
   非常なまでに突き放して、独りでさせます。

   口で針に糸を通し、口で縫うのです。
   初めは口に針が刺さり、着物はつばだらけでした。
   祖母のやさしい指導、母のしつけの中で
   久子は努力を重ねます。

   結果久子は、口で縫物・編み物をこなし
   筆をくわえ文字を書くことを、独特の方法で習得しました。


 大正5年 久子20歳
   飛騨高山を離れ、生活の自立のために
   興行界に入ります。

   当時日本では娯楽のひとつとしていろんな興行
   がありました。

   全国各地のお祭りなどで筵の掘立小屋を組み上げ
   あやしげなものも含めいろんな興行の見世物小屋
   がたくさん出ました。

   その「どさ回り」の興行団のひとつに入ったのです。
  
   付いた芸名が「だるま娘」
   手足がないのに、口で糸を通し、裁縫・編み物・
   客の注文に応じての短冊書きなどを披露します。

   以降「だるま娘」の看板を掲げ全国を興行、また
   当時ですから台湾、朝鮮にも興行先を回りました。
  

  20歳の若い女性が
  「だるま娘」などという芸名をつけられて
  人の見世物になって暮らしを立てるなどということは
  本人にとっても、親としても忍びないことです。
  
  でも、
  日本全体が貧しく、多くの地方の田舎に住む日本人は
  一人の身体障害者を養うということもままなならない
  時代でした。
  久子も暮らしを立てるためにと受け入れて、割り切り
  嘆き悲しむということはありませんでした。

  
  生きるとは何なのか
  
  母も久子も、そんなことを考える余裕もなく
  まず生き延びなければならなかったのです。


  でも
  人はなぜ生き延びなければならないのでしょう。

  なぜそれを親や社会、学校は教えないのでしょう。
  しあわせというものを、人がしっかりつかむには
  そこを教える必要がある。

 
  この点で世の多くの大人・親・教師・エリート
  成功者・勝ち組などと呼ばれている人も含め
  まだ幼稚園児・小学生レベルだと思います。
  他の人もそうなので、疑わず
  自分はそれでいいと思っているのです。
  

  いやこれは、僕が上から目線で言うのではななく
  僕もそうなのです。

  僕はそう思うのです。


  あなたはどう思われますか。



 つづく…


 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)

 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
  http://seisinji.net/index.html
 
 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
 お読みいただけると嬉しい。
 
 本の少し詳しい内容とお求めは
 http://himeno3.blog89.fc2.com/


 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
 http://siawase1.at.webry.info/

 このメルマガ購読はこちらから
⇒ http://melma.com/backnumber_153517/

 ご意見・ご感想などはこちら
 姫野メルアド ANA38655@nifty.com


 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい

 案ずるな、必ず救うてやる!
 いつも響く仏の声です。



 



こころの手足 中村久子

2017-12-24 19:49:05 | Weblog
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
2017年 平成29年 
12・24(日)

   
    中村 久子

    こころの手足
    
                      
 姫野です。
 今日京都は朝は晴れていましたが
 次第に雲が広がり午後は小雨のぱらつく一日でした。
    
 いや~、ど~も
 クリスマスイブの夜をいかがお過ごしでしょうか。

 僕はもちろん日本人ですから
 クリスマスなんぞにデートだ何だと浮かれ騒ぐ
 享楽の巷(ちまた)を低く見て…
 
 いや別に低く見る必要はありませぬ。


 一人暮らしが長く
 クリスマスもお正月も特に普段と変わらない
 暮らしをもう長く過ごしています。
 
 「人それぞれでいい」と思っていますが
 あなたはいかがでしょうか。
 
 今、僕はレポートに忙しい毎日を送っていて
 今日も1つ仕上げて「ほっ」としています。

 年明けまでにはあと3つ仕上げる必要があります。
 トホホ…
 サンタさんレポートのお手本を下さい!
 (コラ 弱音を吐くな!)
  

 さて
 先日は京都駅近くの西本願寺の隣の龍谷大学の
 大宮図書館で「本を語る夕べ」があり拝聴させて
 いただきました。

 題が「こころの手足」中村久子さんでした。

 中村久子さんはご存知でしょうか。

 あなたが幸せな人生を考えるうえで
 とても学びとなる方です。
 憶えておいて、何かの折に子供に話して聞かせて
 あげるのもよい方だと思います。 


 中村久子(1897-1968 72年の生涯)さんは
 明治30年岐阜県高山市に畳職人の家の長女として
 生まれます。 

 3歳の時、突発性脱疽にかかり(手や足がぼろぼろと
 腐って落ちるという病気です)
 日赤病院で両手・両足を切断して命をとりとめます。

 畳職人の父親はこの久子をとてもかわいがりました。
 しかし、久子7歳の時に亡くなります。


 ここまで書いただけでも
 久子さんの今後の人生はつらそうだと推測できます。



   宿世には いかなる罪を 犯せしや 

     拝む手のなき  我は悲しき
      
 *宿世(しゅくせ)前世のことです。


   手はなくも 足はなくとも み仏の

     慈悲にくるまる 身は安きかな

               中村久子

  

 あなたが久子さんの立場だったら
 どう生きるでしょうか?
 希望をもって、
 幸せに生きることができるでしょうか?

 今、ちょっぴり、生きるのがつらい、むなしいと
 感じている方もいらっしゃるでしょう。
 しかし、あなたには手足はあると思います。


 でも久子さんは与えられた過酷な運命に負け
 ませんでした。
 そう必死に幸せに生きられたのです。

 
 つづく…


 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)

 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
  http://seisinji.net/index.html
 
 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
 お読みいただけると嬉しい。
 
 本の少し詳しい内容とお求めは
 http://himeno3.blog89.fc2.com/


 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
 http://siawase1.at.webry.info/

 このメルマガ購読はこちらから
⇒ http://melma.com/backnumber_153517/

 ご意見・ご感想などはこちら
 姫野メルアド ANA38655@nifty.com


 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい

 案ずるな、必ず救うてやる!
 いつも響く仏の声です。




京都は初雪でした。忘年会と転悪成善

2017-12-14 23:19:14 | Weblog
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
2017年 平成29年 
12・14(木)

 
  京都は初雪でした

  忘年会と転悪成善(てんあくせいぜん)


                               
 姫野です。
 今日京都は朝初雪の一日でした。
 雪だと雪の金閣寺の写真が出ることも多いです。

 写真や映像だと、とても素敵に思えるのですが
 実際は「とても寒い」です。

 雪国の人でない方は
 ついしっかり防寒対策をするのを忘れます。
 そうすると、
 「寒くて寒くて」観光どころではなくなります。

 冬の京都もよいのですが
 楽しむためには、寒さを甘く見ないで
 必ず防寒対策を忘れないように
 というのが冬の京都観光の注意点です。

  
 いや~、ど~もいかがお過ごしでしょうか。
 昨日は東京の友人も交えての忘年会でした。
 お造りが美味しかったです。


 「○○さんが亡くなった」
 「え~~、いつ?まだ若いでしょう」
 という亡くなったという話も2人も出ました。
 
 「まあ何はともあれ今年も無事に
  お互い過ごせてよかった」

 「世間は景気がいいというが
  うちは悪いぜ」

 などという話も出ます。


 誰もが人生ではいろんな場面、立場に遭遇します。


 自分がよいときにはあまり感じませんが
 友人や他の人が景気や金回りがよくて、
 自分が悪いときなども出てきて、
 別れた後、落ち込んだりすろこともあります。


 さて
 そんな時にしあわせのために憶えておくと
 よい言葉

 
   心随万境転  心は万境に随(したが)って転ず
   転処実能幽  転処、実に能(よ)く幽なり

 (意)
  心は縁に従ってすぐ変わる
  とらわれず無心に流れるままに任せる

  そんな自由無碍(じゆうむげ)の幽玄の
  世界をつかみなさい。
  という意味です。

 また
 転悪成善(てんあくせいぜん)という言葉もあります。
 
 悪い出来事、よくない出来事と思える事も
 それが後では善いことに転じて行くものだ 
 
 よい悪いは
 自分の小さな頭と心が創り出します。

 幸せのためには
 自分のそんな想いや感情に無関心で
 とらわれずに今日なすべきことをして生きる。

 「転」
 「転ずる」ということを忘れないことです。

 「転悪成善」
 「転ずるところ、よく幽玄」です。


 あなたはいかがでしょうか。



 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)

 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
  http://seisinji.net/index.html
 
 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
 お読みいただけると嬉しい。
 
 本の少し詳しい内容とお求めは
 http://himeno3.blog89.fc2.com/


 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
 http://siawase1.at.webry.info/

 このメルマガ購読はこちらから
⇒ http://melma.com/backnumber_153517/

 ご意見・ご感想などはこちら
 姫野メルアド ANA38655@nifty.com


 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい

 案ずるな、必ず救うてやる!
 いつも響く仏の声です。

京都 青蓮院をお参りする

2017-12-08 00:33:41 | Weblog
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
2017年 平成29年 
12・7(木)


   青蓮院をお参りする

                               
 姫野です。
 今日京都は晴れの一日でした。
  
 いや~、ど~もいかがお過ごしでしょうか。
 京都はここのところぐっと冷えて
 晩秋から冬に入ろうという感じの
 けふこの頃、ゴロゴロ(ころがるな!)です。


 先日は散歩がてら
 なんとなく「青蓮院をお参りしてくれよう」と

 自転車で白川通りを下り、銀閣寺前に行き
 いつもの哲学の道をぶらぶらと味わいながら
 南禅寺を抜け、青蓮院をお参りいたしました。
 拝観料(500円)です。

 青蓮院は天台の門跡寺院です。
 もう何度か書いてますが、門跡寺院というのは
 天皇・皇族の子弟や摂関家の子弟などが
 僧になって入るお寺です。

 そのため、建物は立派なお寺が多いです。
 この青蓮院は「里内裏」(さとだいり)としても
 使われたことで有名です。

 里内裏というのは、御所が火災などで使えなく
 なったときに、天皇が政務をとり暮らす場所として
 使う場所になります。

 ここ青蓮院は、浄土真宗ご開祖の親鸞聖人が
 得度されたお寺として、浄土真宗門徒には
 有名なお参りする場所となります。

 それで、そのため境内には
 親鸞聖人の像と歌があります。
 

  明日ありと 思う心の あだ桜

   夜半には嵐の 吹かぬものかは


 親鸞聖人は日野の下級貴族の家に生まれました。
 父が亡くなり、暮らしに困り、親戚の世話で
 9歳でこの青蓮院に連れてこられました。

 天台座主の慈円が
 「今日はもう遅いから得度式は明日にしましょう」
 とおっしゃったときに、
 親鸞聖人が詠まれた歌とされます。


 「人生は無常であり、明日があるとは限らない
  一日でも早くありがたい仏門に入りたい」
  そういう意味となります。
 
 しかし
 浄土真宗門徒の方には悪いのですが
 この話は今日ではほぼ事実とは違うとされています。

 親鸞聖人なら得度は
 「有名な天台座主の「慈円」によってなされた」
 また
 「そのときには、素晴らしい話があって欲しい」

 門徒の方にとっては
 ご開祖親鸞聖人は立派な方として
 より際立たたせ、ありがたみを増したい
 という想い、願いがあるのはよくわかります。


 でも、歴史的に事実を調べると
 慈円はそのとき青蓮院にはいなかった。
 9歳の子供が天台座主にそのような立派な歌を
 詠んで得度を促すことは当時はなかった。
 と今日ではほぼそれは否定されています。

 まあでも
 歴史的にも庶民の素朴な願いというのは
 伝わるうちにだんだん粉飾され
 さらにそれが共通認識の事実となる。
 それに反することは言えなくなる。

 ということはしばしば起こります。

 人は自分が習ったことと違うことを
 言われると、腹を立てることも多いです。
 
 何か自分が否定されたような感覚を持ちます。
 宗教がらみになると、
 信者の認識に反することを言うと
 「命の危険すらある」という悲しいことも起こります。

 でも僕はいつも思います。


 幸せのためには
 自分が習い、教わったことも違っているかもしれない

 違うときには、素直に変える

 その心の態度が必要だ、忘れてはならない
 と感じます。

 青蓮院をお参りしながら
 そんなことも思いました。


 青蓮院では「鐘」が自由に撞けます。
 お庭で「ぼ~ン」と僕もひとつき致しました。

 京都にいらして余裕があるなら
 一度お参りされても悪くないお寺です。

 知恩院の隣で平安神宮に行く道筋にあり
 場所的にも行きやすい場所です。


 自分の教わったことも
 あるいは間違っているかもしれない

 自分の考えも
 あるいは間違っているかもしれない

 間違えない人などこの世にいません

 違っていると分かった時には
 素直に変える。
 その心の余裕を忘れない

 とても大切なことですね。

 
 あなたはいかがでしょうか。



 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)

 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
  http://seisinji.net/index.html
 
 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
 お読みいただけると嬉しい。
 
 本の少し詳しい内容とお求めは
 http://himeno3.blog89.fc2.com/


 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
 http://siawase1.at.webry.info/

 このメルマガ購読はこちらから
⇒ http://melma.com/backnumber_153517/

 ご意見・ご感想などはこちら
 姫野メルアド ANA38655@nifty.com


 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい

 案ずるな、必ず救うてやる!
 いつも響く仏の声です。