夢で愛ましょう!すべてのひとが幸せにあるために  姫野修一郎

どうしたら幸せに暮らせるのか。ご一緒に考えてみましょう。あなたにたくさんの祝福がふりそそぎますように!

好きに理由などない

2016-02-28 22:55:13 | Weblog
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
 2016年 平成28年 
 2・28(日) 


     好きに理由などない
             
                    
 姫野です。
 今日京都は晴の穏やかな一日でした。

   
 ど~も、いかがお過ごしでしょうか。

 今日は好天にも誘われて、朝洗濯を済ませ、
 自転車で出かけます。クリーニング屋へより
 北大路のスポーツジムに行きました。


 軽く汗を流し、セクシーなボディラインに磨きをかけた後
 知恩院の阿弥陀堂へお参りに行くことにしました。


 北大路から烏丸通りを下り、相国寺・同志社大学前を
 過ぎて、京都御所へ入ります。


 京都御所では、今梅が見頃です。
 自転車を降り、御所の梅林で梅の香をいただきます。
 梅の香はかすかなだけに、魅力があります。


 「ありがとう」梅の可憐な花びらにお礼を言います。
 自然の持つ美しさは、こころを癒してくださいます。

 御所の中立売売店で、ばら売りの御所饅頭を2つ
 買ったら(300円)御所せんべい1枚をおまけで
 いただきました。
  
  
 「おいしくいただきました」

 御所から丸太町通りに出て東へ、
 東大路通りを下り、知恩院に向かいます。
 途中の中華「東北屋」で八宝菜定食(860円)
 をいただきました。


 このお店は中国人夫婦らしい方が2人で
 やってらっしゃる、20席ぐらいの小さなごく普通の
 お店ですがとても味もよくコストパフォーマンスも
 よいお店です。


 腹ごしらえを終えて、知恩院へ到着。
 知恩院阿弥陀堂でお参りさせていただきました。  


 自然を楽しんで、お参りする。
 こんな休日がとても好きです。


 「なぜ好きなのか」


 「好きに理由などない」
  僕にあっているのでしょう。


 ちなみに、好きと言えば
 僕は時々昔の「青春歌謡」を聴くのが好きです。


 もしよろしければ、僕の好きな歌のひとつ
 「美しい恋人たち」を聴いてみてください。
 https://www.youtube.com/watch?v=A-xb_nMfGfc
 (わ~、姫野さん古い~~などと言わないでね)

 多分現実の暮らしの重さをまだよくは知らないけれど
 若く、初々しく、清らかさを残している…
 私たちがたとえ年齢を重ねても大切にしたいものを
 感じさせてくれるからだと想います。

 「なぜか好き」というものは
 「人を幸せにして下さるものだな~」と
  よく想います。 



 さて
 幸せのためにブッダの言葉を味わってみましょう。

 中国では「中華思想」ユダヤでは「選民思想」また
 アメリカでは「白人至上主義」イスラムでは
 「イスラム至上主義」があり、お隣韓国では韓民族が
 世界で一案優れている。

 などと一部の方は主張して争います。


 ブッダはおっしゃいました。

 この世に選ばれた民族・優れた民族などはいない。 
 
 産まれながらのバラモン(僧侶)・シュードラ(奴隷)などはいない。

 人は産まれによってではなく、その生き方により決まるのだ。

 神や仏に使える生き方をするものがバラモンであり

 己の欲望に仕える生き方をするものがシュードラとなる。

 
 その通りだと感じます。
 素朴な感情として、僕も日本人ですから、
 もし
 「日本民族は世界で一番優れた民族だ」と言われると
 うれしいような、気分にはなれますが

 
 産まれながらの特にすぐれた民族ということは
 ないと感じます。

 
 民族・国籍を問わず
 生きとし生けるものを尊重し
 愛と慈愛にあふれた生き方をする方が
 正しい生き方をされている素敵な方だ

 僕はそう感じるのです。

 あなたはいかがでしょうか。


 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)


 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
  http://seisinji.net/index.html
 
 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
 お読みいただけると嬉しい。
 
 本の少し詳しい内容とお求めは
 http://himeno3.blog89.fc2.com/


 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
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 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい


 できると信じればできる。




アメリカの限界

2016-02-21 23:36:13 | Weblog
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
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 2016年 平成28年 
 2・21(日) 


     アメリカの限界
             
                    
 姫野です。
 京都は昨日は一日雨でした。今日は曇ったり、雨が降ったり
 陽が射したりと、めまぐるしく天気が変わる一日でした。

 まあこれも春が近いというしるしという感じです。

  
 ど~も、いかがお過ごしでしょうか。

 今日賀茂川の川面に光がきらめき、こぼれていて
 そこを鴨が一列で泳いでいました。

 何かとても美しく感じました。

 
   人知れず 春待つ 賀茂の桜木に

     鴨やみなもに 影をならべて

              修一郎            

 
 美しい自然は、イケメンで繊細で
 傷つきやすい僕の心を癒してくれます。
 (どこがイケメンで繊細だ!)


 
 さて
 幸せのために、大きく影響力を行使している
 今のアメリカ政治・経済の限界というのもを
 考えてみましょう。


 僕はよく言いますが、世界はまだ封建時代です。
 各国が最高独立の主権を主張して争っています。


 アメリカ型の経済体制が世界を支配しています。
 その世界の盟主を自他ともに認めていた
 アメリカが輝きと魅力を失っています。


 アメリカは何を失ったか。
 それは政治が「神を忘れた」ことが大きな一因
 と僕は感じます。


 これは、ドストエフスキーがいつも気にかけて
 いたことです。

 ドストエフスキーはよく小説に
 神を忘れ、自分の金儲けと、酒と、女たらし
 にしか興味のない人間を登場させます。


 そしてそれがいかに周りの人間をゆがめるか。
 という人間模様を描きます。

 
 今のアメリカの政治・経済は
 表面ではきれいなことを並べますが

 今政治が現実にやっていることは
 かってのピューリタンの建国の精神は忘れられ
 自分の欲望の満足、世の中がどうなろうと
 自分さえ金がもうかればよい。
 自分さえよければそれでよい。

 そんな政治・経済になってきています。


 そこで住み暮らす人々は
 一見豊かで幸せそうに思えます。

 しかし、いつも忙しく、心が落ち着きません。
 日々の暮らしで癒されないのです。

 現実にそんなに忙しくなくても
 何か心がよりどころがなくて
 いつもざわついているのです。
 気がまぎれることは多々あるのですが
 しみじみと幸せではないのです。


 これでは世界は幸せな統合の方向には
 向かわないでしょう。
 

 世界のリーダーが
 すべての生きとし生けるものが幸せに
 なるようにとの想い・こころを忘れては、
 うまくいくはずがないと思います。


 傲慢になり、自分中心の人は
 一見幸せそうに思えますが、
 どんなに、地位があり、お金があっても
 僕はかわいそうな、あわれな人に感じます。

 
 これからの社会に、世界に必要なものは
 神の愛、仏の慈悲・慈愛のこころ
 それを深くわきまえた人々だと感じるのです。

 
 あなたはいかがでしょうか。


 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)


 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

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 生涯かかっても実現できないような
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 できると信じればできる。



あなたに働く4つの力の世界とは

2016-02-14 22:25:13 | Weblog
☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
 2016年 平成28年 
 2・14(日) 


   あなたに働く4つの力の世界    
        
                    
 姫野です。
 今日京都は昨日の雨も上がり、雲は多めですが
 陽のさす、暖かめの一日でした。

  
 ど~も、いかがお過ごしでしょうか。

 いいのか悪いのか、ようわからないまま
 何やかやとしているうちに日が経っていく
 ような僕ですが…
  あなたはいかがでしょうか。

 すべての方が幸せに日々を送れるよう
 「お釈迦さまは何を伝えたかったのか」
 それを僕なりに書いておこう。と思って
 いますが、つい寄り道をしてしまいます。


 今日はそれで、ちょっと量子力学の世界の
 話をまずさせて下さい。

 というのも
 この量子力学の話と精神世界の話がとても
 よく似ているのです。


 <古典力学の世界>

 この世界を構成し、宇宙を成り立たせている力は
 何なのか
 
 17世紀にニュートンが「重力」を説明しました。
 地球も含めて宇宙には「重力」が存在しその
 運動法則を数式で表したのです。


 <アインシュタインの登場>

 それから260年後20世紀初アインシュタインが
 この宇宙には「光より早い物質は存在しない」
 と発表します。
  しかしこれがニュートンの説とぶつかります。

 太陽と地球でいうと
 重力とは太陽が直接地球を引き寄せている力で
 直接すぐ伝わる力と考えられていました。

 太陽の光は地球に届くまで8分ちょっとかかります。
 ニユートンの説明とはぶつかります。

 そこでアインシュタインが考えたのが
 重力は直接引き寄せる力ではない。

 その重さにより時間と空間のゆがみが生じ
 そのゆがみの周りを回っているのだ、という
 「一般相対性理論」を発表して、
 これが正しいとされて、今日に至ります。

 そして、20世紀中ごろマクスウェルが電磁気力の
 方程式を発表します。


 <アインシュタインの夢>

 アインシュタインは、地球を含めこの宇宙は
 「美しい単純な数式で統一的に説明できるはずだ」
 という夢を持っていました。

 そこで、重力と電磁気力とを統合する
 新しい世界をあらわす方程式の研究に
 人生の後半をかけます。


 <量子力学の登場>
 同じく20世紀の初めに
 量子力学が登場します。


 <量子力学の世界>
 量子力学は、原子核の中で働く力の説明の必要から 
 産まれました。

 原子の中では陽子と中性子が結びついています。
 この陽子と中性子を結びつける力を「強い力」
 この結びつきをほどき、中性子を陽子に変換させる力を
 「弱い力」と呼びます。

 そして、ある素粒子の運動は「確率でしか表せない」
 「その素粒子がどう動くかは確実に予測はできない」というものです。

 アインシュタインは
 「この宇宙の運動は
  それを確実に予測できるきれいな理論があるはずだ」
  と信じていた人でした。

 この量子力学の説明に賛成しませんでした。
 「何かが欠けている」「美しくない」と

 しかし、量子力学の説明は正しいとわかりました。


 <この宇宙に働いている力は4つ>

 1 重力
 2 電磁気力
 3 強い力
 4 弱い力
 
 この4つの力が働いて
 あなたの脳・内臓はじめ身体はできています。

 また、ひろく地球・宇宙もできています。

 重力と電磁気力しかよく知らなかった
 アインシュタインは
 宇宙を説明できる美しい統一理論完成の夢を
 はたせずに亡くなりました。


 <量子力学の世界の不思議>

 古典力学は地球・宇宙など大きな物体の運動と
 そこに働く力をきれいに説明できる世界です。
 目に見えやすいし、一般人にも納得しやすい世界です。

 これに反し
 量子力学が説明する、目に見えない、
 きわめて、きわめて微細な世界は
 常識に反することで満ちています。

 これを分かりやすくするために
 (量子食堂)というものを仮に造って説明すると


  「量子食堂」

 あなたが量子食堂に入って
 「味噌ラーメンをください」と言います。

 でも、味噌ラーメンが出てくるとは限りません。
 出てくるのは
 「チャーハン」がもしれないし、「和風スパゲティ」
 あるいは「から揚げ定食」かもしれないのです。

 
 ですから
 量子食堂では、期待して注文するのは自由ですが
 確実にそれが出てくるとは言えないのです。

 「なんというめちゃくちゃな食堂だ
  そんな食堂はすぐつぶれて現実には
  ありうる話ではない」

 と一般的には思います。

 しかし、私たちは自分の中に
 この運動法則も入って現実に今生きています。
 自分の脳のはたらき
 心の動き
 それは、自分が想うとおりに働いてくれるでしょうか。
 脳や心はいわば「量子コンピューター」に例えられる
 そう感じます。


 これが僕が
 この量子力学の世界は精神世界にとてもよく似ている。
 という理由です。

 精神世界の聖者の言葉も
 何か常識に反することも多いです。
 知らない人にとっては
 「何言ってるんだろう」とときに思うこともあると思います。


 では
 「この不確実でどうなるかわからない」世界で
  幸せに生きるにはどうしたらよいのか。

 
 この量子世界の面を持つこの世での生き方、暮らし方を
 説いたもののひとつが、お釈迦さまの教えといえる。

 まあ僕はそんなことを感じます。


 (おことわり)
 僕は力学の世界は門外漢で
 僕の言っていることは、あるいは違っているかも
 しれませんが、知らない方にもわかりやすいように
 これまで学んだことを大胆に単純化して書いています。
 ですから素人ではありますが、
 「大筋ではだいたいこんなものといえる」とは思います。
 それをご了承願います。
 

 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)


 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

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  (聖心寺・聖心神社)
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 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
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 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい


 できると信じればできる。



阿亀(おかめ)の祈り  千本釈迦堂をお参りする。

2016-02-07 22:51:19 | Weblog
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 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
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 2016年 平成28年 
 2・7(日) 

    阿亀(おかめ)の祈り

    千本釈迦堂大報恩寺をお参りする
    (せんぼんしゃかどう だいほうおんじ)
         
                    
 姫野です。
 今日京都は雲は多めながら、陽のさす、
 しかも小雪の時折ちらつく晴れの寒い一日でした。

  
 ど~も、いかがお過ごしでしょうか。
 もうはや2月になりました。


 今日は朝クリーニング屋により
 京都市長選挙の投票で近くの北山小学校により
 北大路ビブレ内のフィットネスクラブで軽く汗を流し

 それから、お昼に五目そば(910円)をいただき
 北野天満宮の梅園に梅見物に出かけました。


     <北野天満宮梅園>

 梅園はお茶代がついて600円の入園料です。
 梅はまだ3分咲きでした。
 2月末ぐらいがよいのかなと感じます。


 僕はこのごろ梅のよさがだんだん分かってきました。 
 確かに桜に比べると地味なのですが
 梅は梅でよいものだな~と感じます。

 僕のすらりと低い鼻を近づけて
 そのかすかな香りを楽しむのが
 何とも言えないのです。

 
 北野天満宮を後に、自転車で上七軒の花街を抜けて
 すぐの千本釈迦堂大報恩寺をお参りしました。


   <千本釈迦堂大報恩寺宝物殿>

 千本釈迦堂には何度かお参りしていますが
 時間がいつも遅くなり、外からのお参りだけでした。

 今日は時間に余裕があったので
 拝観料600円を支払って、宝物殿と本堂内を
 お参りいたしました。


 千本釈迦堂は今から約800年前の鎌倉時代の
 建築になります。応仁の乱で京の神社仏閣は
 ほとんど焼けましたが、ここの本堂のみは戦火を
 まぬがれ、現存する京洛最古の建造物として
 国宝に指定されています。


 ここの宝物殿の像が大変素晴らしい傑作ぞろいです。
 快慶作の十大弟子がことに僕には気に入りました。
 快慶らしく、リアリティある力強い芯のある身体、
 そして理知的で内面をうかがわせる表情、全体の
 バランスの良さ、どれをとっても
 素人の僕でも傑作とうならざるを得ません。 

 宝物殿を出て本堂をお参りします。
 ご本尊の釈迦如来像は秘仏で直接参拝できません。
 (これが少し残念)


   <千本釈迦堂大報恩寺とおかめ>

 この国宝の本堂の建立にあたって、おかめの話が
 残っています。

 本堂を建てるにあたって棟梁に任命されたのが
 当時京都に知れ渡った長井飛騨守高次という名大工
 です。

 しかし、名人にも失敗があります。
 何と本堂の柱の4本のうち1本を短く切ってしまったの
 です。

 こんな大建築の柱にできる木というのはそう簡単に
 替わりがすぐあるというものではありません。
  信徒が寄進した高価で貴重なものでした。

 「予定の棟上げ時期も近いというのにどうしたものか」
 高次は苦悩します。

 それを見かねた妻の阿亀(おかめ)は祈願します。
 「私の命に代えても、どうかよい知恵をお授け下さい」

 おかめの七日目の夢に斗組(ますぐみ)が浮かびました。

 「あなた、他の3本も短くして上に斗組(ますぐみ)を
  のせれば」

 高次は「それだ!」と工夫して無事棟上げに
 こぎつけることができました。


 しかし、お亀は棟上げ直前に祈りの言葉通り
 自害して命をささげました。


 名人高次はお亀の面を棟に残しました。


 「う~ん、お亀さんも死ななくても…」と僕は
 感じますが、その一途さ、純粋さは胸を打ちます。


 応仁の乱その他の天災も免れて
 木造建築で800年後の今に残るのも
 お亀さんの純粋な祈りのおかげと感じます。


  千載の 香りもたかき よき妻の

    むねに残れる  釈迦堂の華

             修一郎



 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)


 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
  http://seisinji.net/index.html
 
 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
 お読みいただけると嬉しい。
 
 本の少し詳しい内容とお求めは
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