株式会社AN代表取締役の向山かおりです。
前回は「グローバルメディア情報リテラシー週間」から、情報リテラシーの重要性についてお話しました。
私たち自身が健全な経済社会、情報社会の中で自己実現し、ウェルビーイングな人生を歩んでいくために、情報リテラシーを高めるのは不可欠なことです。
今回の記事では、社会をよりよくするために私たちが日常の中でできる取り組みとして、社会活動を一つご紹介します。
先日、当社の経営するオーガニックショップにてワークショップを開催し、 東京都の江戸川橋にお店を構えるBIKAS COFFEEとのコラボレート企画を実施いたしました。
『ハイクオリティな製品を通して、環境に優しいだけでなく、多くの人にとって有意義な時間を過ごしてほしい』という共通した想いから、今回のコラボレートは実現しました。
BIKAS COFFEEの特徴は、“理念で売るコーヒー”。
森をつくる「アグロフォレストリー」という農法で生産された、世界的にも珍しいネパール産の香り高いコーヒー豆を取り扱っているそうです。
このコーヒーの流通を健全化し、雇用支援を行うため、 味や香りではなく意味で選んでもらうことを理念にしているとのこと。
精製過程が長いコーヒーの生産者から消費者までを繋ぎ、 人の顔が見えるトレーサビリティの高いコーヒーとしても、価値を創出されています。
誰もが手に取りやすいコーヒーを通して、人と人との想いを繋ぐ場を創り、 誰もが社会に貢献できるアクションができるコーヒー。
確かに、日常に溶け込むことのできるコーヒーだからこそ、消費行動も変えやすく、気軽に社会活動に参加できそうですよね。
BIKAS COFFEEも、関係する方々との繋がりやコラボレートを大切にし、一緒にグローバルアクションに取り組むことを呼びかけていらっしゃいます。
例えば、BIKAS COFFEEの取り組みの一つとして、コーヒー植樹プロジェクトがあります。
このプロジェクトは、コーヒーの苗を購入し、現地であるネパールのハルパン村で、自分の名前が入ったコーヒーの木を植えてもらうことができるクラウドファンディングです。
コーヒーの木に名前をつけて、その木が成長した3年後には、自分の植えた木から収穫されたコーヒーを届けてくださいます。
「コーヒーの2050年問題」として、気候変動による栽培への影響でも注目を集めている昨今。
BIKAS COFFEEは、「大量生産、大量消費の時代を終わらせ、生産から消費、そしてその先のコミュニティまで価値で繋がる経済サイクルを創り出していく」ために、 クラウドファンディングを通して、持続可能で飲み続けられるコーヒーを提唱されています。
植樹によって地球温暖化の防止に貢献し、生産者であるコーヒー農家の所得向上にも繋がり、消費者のコミュニティ形成にも尽力されているーー。
このようなBIKAS COFFEEの取り組みに深く共感し、当社も社会活動の一環として、2022年5月、この植樹プロジェクトに参画させていただいています。
今回コラボレートさせていただいたワークショップでも、BIKAS COFFEEと当社の取り組みや、大事にしている想いを発信させていただきました。
今後も、当社の「地球×人」「事業×人」「人×人」の理念に基づいて、事業展開していきます。
引き続きよろしくお願いします。