しあわせCafe Amiブログ

TMO幸手(幸手市商工会)の空き店舗対策事業で開店した「しあわせCafe Ami」のマスター(仮)のきまぐれブログです。

商工会が鉄道を運営?!

2007-12-12 22:22:22 | まちづくり関係
 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線って知っていますか
 かつては、国鉄池北線を引き継いだ(日本で一番長い)第3セクター鉄道でした。しかし、乗客減少による赤字等の理由で、昨年4月21日に廃止されました
         
       【こちらは、活躍した気動車です
 路線名の「銀河」は、宮沢賢治の著作『銀河鉄道の夜』にちなんでいます。

 で、実は廃線となった鉄道を復活させようとする動きが出てきたんです
 『動態保存でまちおこし』というコンセプトで、銀河線を地域資源として観光活性化につなげようとした組織が有限会社「銀河の森」なんです。
 この会社は、陸別町商工会の会員有志によって設立されました。「本格的な観光鉄道として街づくりを行う」という熱心さが伝わります
 これを発展させた組織が、陸別町商工会が支援する「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」なんです    
   
          【旧陸別駅名標です
 ちなみに、旧ふるさと銀河線陸別駅構内で、銀河線列車を活用した「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」の運行事業を進める商工会は、10月に同駅構内で無料体験乗車会開きました。今後この組織は、来年4月に本格オープンを目指すようです
   
     【こちらが、陸別町商工会館でーす
 商工会が、(廃線となった)鉄道を運営するのは、間違いなく全国初のケースでしょう。しかし、鉄道廃線跡や線路の再利用は、実現に至るまでに大きな難問があります。また、モデル例(トロッコ王国美深)が少ないだけに、周囲の理解が必要です。
 でも、地域の盛り上がりが大切です。今後の動向に注目です。なお商工会では、鉄道文化事業の企画・アイデアを募集しています
 応募してみようかな

PS 10月は、WRC(世界ラリー選手権)第14戦ラリージャパンが開催されました
      
      【スバルチームも参加しました~
 ラリージャパンは、次年度開催場所が変わるそうです…