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日々のスケッチ

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あら?大臣の隣にいるのは

2005-10-07 13:08:27 | 政治談議
今日は衆議院で郵政民営化特別委員会があった。
話題の片山さつき氏と佐藤ゆかり氏が
新人ながら質問に立つというのでテレビ中継を見た。

予算委員会も行われる衆議院第一委員室での審議は、
部屋をほぼ真ん中で二つに分け
衆議院の場合はカメラの位置から向かって右手に
議長席と答弁者の立つ演壇があり
その隣から総理をはじめ大臣が一列に着席する。
その後ろには各省庁の担当の役人達が陣取っている。
質問を行う議員は、その反対側、向かって左側の
委員達の席の最前列中央に設けられた質問者席から質問をする。

質問の冒頭、大臣席をカメラが写すと、
谷垣財務大臣のひとつおいて隣から日頃見慣れぬ顔が並んでいる。
えっと、誰だっけ?見たことある顔だけど・・・
と一瞬考えて分かった。
民主党の連中だよ!

この日野党の議員が大臣席の末席に連なっていたのは
民主党の出した郵政民営化の対案に関して
質問がなされる事になっていたからだった。
大臣だけでなく民主党の議員もこの日の答弁者になっていたために
このような珍しい光景になったのだ。

それにしても、民主党のセンセー方が
心なしか嬉しそうなのが笑える。
ネクストキャビネットだなんて大真面目に選んでみても
所詮は中学生の政治家ごっこみたいでみじめったらしい。
あの席に座ってこそ、政治家の本領を発揮できるというものだろう。

仙石由人氏は貧乏ゆすりなんかして所在無げだったが、
失礼ながら彼が何故あそこに座ることになったのか理解に苦しむ。
答弁もしたがあんまり内容のある話とも思えなかった。
彼の答弁は技術的な話ではなく総論だったからね。
もっとも、仙石氏自身にとっては、
きっと議員生活の良い思い出になったことだろう(爆)

一方、野心のある若い民主党議員にとって
今回の経験は良い刺激になったろう。
長妻昭氏あたりにはこれを機会に大いに発奮してもらいたい。
彼はなかなか有能そうだ。
目をむいて熱弁をふるっていたのは永田寿康氏。
お喋りは得意のようで原稿も読まずによどみない。
しかし、「80円・50円でラブレターが出せる今の郵便制度は素晴らしい。
(赤字なら)税金を投入したっていいじゃないか。」
なんて中高生並みの議論をしたらダメだよ。
お粗末過ぎて片山議員に鼻先で笑われても仕方あるまい。

その片山さつき氏の質問は面白かったよ。
内容というより、彼女の女傑ぶりが(爆)
その意味で、佐藤ゆかり氏は線が細くて
野次が可哀想にすら思えた。
そこが彼女の魅力なのかもしれないが(笑)
私としてはちょっと物足りなかったね。
自ら書いた原稿とはいえ、
終始原稿を棒読みしていた印象しか残らなかったのも
残念だった。

最後に小泉総理が、
「民主党は質問することには慣れていただろうが、
自分達が質問されるとカッカしてしまうようだ。
いい勉強になっただろう。」
と皮肉を言っていた(爆)

次はもっと面白い論戦を期待しよう。

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