前回の続きから
40代のヨガインストラクター、心身のバランスを崩してしまったお話。
「身体の内側の声にならない声に耳を傾けて」
ってお客さんに言っていた私。
どうして傾けなかったのだろうか?
感情に蓋をしてはいけないとはよく言うが、完全にこのどうにもならない孤独と寂しさを
心の奥へ奥へとしまい込んでいたのだ!!
息子と離れるのに慣れたように思っていた私。
しかし、GWに一度戻ってきてくれて一緒にカフェしたり、おしゃべりも楽しんだ。
あれ?もしかして、あれは夢だったかも?
このままずっとそばにいてくれるそんな錯覚さえも起こっていたのだった。
ってなことなく、また2度目の見送りがきた。
一度目の別れ程の身を切り裂くような寂しさは感じないものの、やっぱり辛い、寂しい。
ただ最初の目に焼き付いた後ろ姿がすこしおぼろげになった。
そして、今はちょっと逞しい大人の背中にも思えた。
それから5日後の夜、昼間のレッスンだけの日で午後をゆっくり過ごし
一人寂しいものの晩酌しながら食事を済ませゆったりと横になっていた時のこと。
「キーーーン!!!」
ってすごいこれまでにない何かを訴えるかのような耳鳴りが右耳から発していた。
耳が弱く、時々耳鳴りがあったりしていたが、尋常ではない気がした。
でも、とりあえず様子見だよね!
ってことで4日ほどが経過した、、、
が、一向に収まることもなくなんなら、だんだん喧しくなっていないか⁈
ついに耳鼻科へ行くことにした。
医師の口からでた病名は
「突発性難聴」
原因不明だそうで、早めの対処が症状を抑えるために必要な病だ。
聴覚検査でもどうやら低音が聞こえにくいようで、
しかもそのクリニックのBGMのクラシックが大音量で響いていた。
何なのこれ?どんだけ音量上げてるかなあ、、、と内心思った。
さらに、自宅のトイレの換気扇も「ぐぉーん!!」いってるから、故障か?と思っていたのだが、、
いやいや、、故障してるの私の耳じゃん!!
内耳から音を拾えないため脳が精度を上げているのか、よく響かせてくれているらしい、、、。
そうそう、その時ピンときたことがあった!
息子がGWに帰ってきたときに言っていたこと、
息子 「来年、海外に交換留学に行くわー」
私 「いいねー、今しかできないことしなきゃね」
あれだ、あれが私の心にグサッと刺さった。
聞いてしまったが、聞かなかったことにしたかったに違いない。
私の心は混乱し、そして耳よ、どうやらキャパ超えましたよーと親切にお知らせ下さったようだ。
私は私の意志を超えた何かにもう翻弄されているような気分だった。
これで済めばよかったのだが、、お知らせはさらに続く!!
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