前回の続きから、
心身のバランスを崩してしまった40代ヨガインストラクター。
19年の歳月を共に過ごし、自分の一部といっていいほどに可愛がってきた一人息子。
地球の裏側にでも行ったわけじゃない、昔の時代のように戦地へ行ったわけでもないのに!
これまでにほどんど感じたことのない程(これって大失恋⁈)の喪失感。
日々の生活を送っていてもなんだかソワソワ落ち着かない、この世界にたった一人取り残されたみたいな気分なんです。
ヨガインストラクターをしている私は、心と身体が密接につながっていることをよく知っている。
これまで、息子を守り支えてきたつもりだったが、いつの間にか支えられていたんだと気が付いた。
しかも、占い師さんによると、とっても相性がいいらしく母親である私が息子に支えられる関係性なんだとか!
そうか‼どうりで、息子の前になると3歳児のように甘えていたわけだ‼
小さな彼氏(体は大きくなっているが)のような存在で、ときにお父さんみたいな、いやお父さんより頼りになる存在。
と、分かったことは良いものの、
息子と離れたとたんに身体に不調が起こったのだ。
食べ物がなぜだかちゃんと消化できず、おなかが緩くなってしまった。
食べ過ぎたり、早食いをした訳ではないのに、食べたかと思ったすぐにお出口はこちらへ、、状態、、
なんだか食欲もない、、もともと小食だったけれども何かがおかしいと感じた。
私は40代からヨガインストラクターの養成学校へ通い、身体の解剖学など目に見えるものを学ぶ一方で、
スピリチュアルの目に見えない世界にとても興味を抱き、シーターヒーリング養成をほとんど同時期に受けた経緯がある。
そして、病は気からとは言ったものだが、病気と不調があなたに伝える身体からのメッセージという内容の本を読み、
その関係性について勝手ではあるが、熱心に研究をしていたのだ。
その観点から、
「ちょっと!あなた、とても消化できっこない、感情がありますよ~!!」
ってな身体のメッセージじゃないかと、、、自分なりに理解したのでした。
それは2週間ほど続いたが、とくに医者にかかるほどでもなく、時が過ぎ去るのをただ待つかのように生活を粛々とこなした。
また、それと同時期に友人や知人、さらにお客さんにまで話をした。
みんな口をそろえて「私も、寂しかった」「いつか寂しくなくなる時が来る」「死んだのではない」
なかには号泣する人もいて、「あ~、私だけじゃないんだ」と。
同じ毎日が続いていて、昨日と今日と明日がまるで変わらないように思える日々であったとしても
日々私たちは変化をしている、なんなら一秒一秒呼吸をするたびに、、当たり前だが「諸行無常」は世の習いだった。
それは万人共通で私にも平等に起こったに過ぎないのだ。
そして、この身体のメッセージはこれで終わることなく、親切にも私に新たなメッセージを送ってくることになったのだった。
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