人と人はご縁で繋がっている

私のヨガクラスは、少人数のところだと３～４名ぐらいのスタジオもある。

毎回来てくださる方々は決まっていて、

もちろん私のクラス以外にも参加していてほどんどのクラスに出ている人もちらほら。

ただ、リピーターさんってやっぱり何か通じ合うものを感じる。

別にそんなにお互いを知り合っているわけではないけれど、

その方の内側にあるものが、少なからず自分自身に似通ったエネルギーであったりもする。

目に見えないけれど、なんとなく一緒にいて気持ちがいいと感じる相手の場合、

それは、放っているもの、それはオーラとも呼ぶかもしれないが、

その属性が近いのかもしれない。

 

私たちは、目に見えないものをなかなか信じられないけれど、

なんとなく好きだなとか、なんとなく落ち着くなとか、なんとなく楽に呼吸ができるなとか

そんなレベルのことが一緒にいたいとか、また会いたいとかに繋がる基準にもなる。

この世界では、多くの出会いがあって、別れがあって

すべてが偶然のように思っていた頃もあるけれど、

それは必然であって、絶妙なタイミングで出会いも別れもおこる場合が多いように思う。

もちろん、磨き砂のように互いを研磨しあう関係の出会いも多い。

この研磨しあうなかで、苦しいこともあり、気づきがあり、人は人を通じ成長をしていく。

ただ過ぎ行く年月のなかで、お互いに何か根本的な違いが生じることもある。

夫とは、出会って３０年が経つ。

結婚して２０年目だったろうか、、。

まだお互い学生だった私と一つ年上だった夫は、年齢的にも精神的にも未熟だった。

けれども、その頃は何か通じ合うものがあって、一緒にいるときの自分も好きだった。

あれから、本当にいろんなことがあって、今もまだ一つ屋根の下で暮らしている。

ただ思うことは、こんなに近くにいるのに、こんなにも心が通じ合わないということ。

１００％満足のいく人なんていないし、世間の人の多くがそんなものかもしれない。

一緒のパーソナルスペースにいられると、なぜかしんどいのだ。

これは、私に限った話ではなく、夫もそう感じているのではないかな、、、。

どちらが、どうという話ではなく、何かが圧倒的に違ってしまった。

その関係は、一人でいるより寂しい気持ちになったりして。

この先も続く、ご縁なのかまだわからないけれど、

今の私がいるのは、夫と夫の家族のおかげでもあるということだけは確かなんだと思う。

長い年月の間には、紆余曲折、沢山の学びがあり今がある。

そこに、自然と感謝をしている自分が今はいる。

 

 

愛をこめて♡

END