
毎週更新される「スパえもんによろしく」なるBlog+四コマ漫画のサイトで紹介されていたので、先週の日曜日、東中野で「化けの市」なる「茶柱立太」さんの個展を見てきた。妖怪を題材にした小物類の展示である。妖怪好きな長男を連れて行った。結構彼は楽しんでいたようで良かった。茶柱さん、お茶までだしていただいて、ありがとうございます。
その帰り道、折角中野まで来たので、オタクの聖地「中野ブロードウェー」に立ち寄って(東中野から歩いて結構あった。)、この本を見つけた。行って良かった。1978年に徳間書店から出版されたムックで、第一期アメコミ・ブームのはしりだな。尊敬する小野耕世さんが監修している。画像はあまりにも大きくて、半分しかスキャンできなかった表紙。
画は1970年代ということもあり、Silver Ageを代表する画家たち、John Buceama、John Romita Sr.、Jack Kirbyの画が多い。それからクレジットがないのでわからない人たちのものも多数。HULKはもしかしたらGil Kaneかな。カラー画像では紹介されていないが、Jim Sterancoの作品に関してはべた褒め。もしかしたら、光文社版のCAPTAIN AMERICAで1作品ぐらい紹介されていたかもしれないが、記憶が定かでない。単行本でも良いからほしくなったね。
状態はけっして良くないが、今まで見たことがない本だったので、大満足。誰が本文を書いたのだかわかんないけど、ジョークが1970年代っぽいところもまた趣があって良し。しかし、それがわかる年代ってのも何だな。