アメコミとラーメン

出だしはまずまず、X-MEN Gold


もう何度経験したことかの再出発X-MEN Gold (“XG”) 1号、2号を読み終えたので早速レビュー。

筋書をMarc Guggenheim 、画をArdian Syaf、インクをJay Leistenが担当。

粗筋から。Kitty Prydeが率いるX-MENの初仕事。まずは、街で暴れるTerraxを退治。そしてその次にはBrotherhood of Evil Mutants (“BoEM”)が国連ビルを襲う。彼らにNIGHT CRAWLERはやられ、WOLVERINEは拉致されてしまう。一方Lydia Nance率いるHeritage Initiativeなる組織はミュータントの脅威を再度人類に警告し、アメリカ国外へ強制退去を提案する。

今回も気に入ったところや、台詞を順不同で紹介。まずは強制退去。完全にメキシコ人強制退去やイスラム教徒の入国禁止をもの凄く批判している。Nanceのロジック(皮膚の色や、目蓋が一重なこと等身体的な特徴をもって差別しているのではない。ミュータントは人類の大量絶滅へ繋がる???)はちっとも説得力ないけどね。いずれにせよ、アメリカ人の中にも強制退去は行き過ぎだと感じる人が大勢いることに安心する。

一仕事終えたKittyがビールでも飲みたいと言ったことに対してのWOLVERINEの一言。”You have any idea how old it makes me feel hearing you talk like that?”年老いてしまったWOLVERINEは未成年だった頃のKittyを知っている。自分が年取ってしまったことを嘆いた泣ける台詞。

元NEW MUTANTSのMAGMAがBoEMに入ったのはどうした訳か、本当にわかるんだろうか。

XGのGoldをありふれた日常がどんなに貴重であるかということを形容した単語として使われたのが印象的。

ニューヨーク市から、セントラルパークの使用料と固定資産税を請求された後のKittyの眼が面白かったな。途方にくれたね。

Rachel Summersの新しいコードネームPrestigeはどうかな。あまり好きじゃない。

添付画像の左上を見て欲しいんだけど、1960年代から1980年代にかけて、MARVELで使用されていた登場人物が小さな画面の中に描かれている図案が復活している。大歓迎。SPIDER-MAN系のコミックブックには採用されてないな。

Grifterちっくな、謎のミュータントハンターが気になる。こういう冷酷な悪人をどんどん登場させてほしいな。

MesmeroをものともしないWOLVERINEは久し振りにカッチョ良いと思ったな。
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