アメコミとラーメン

結末のコミックブックを買い忘れた、New FANTASTIC FOUR 3号、4号


鉄板のPeter Davidが筋書を書く、New FANTASTIC FOUR (“FF)の続きが来たので、レビュー。

画をAlan Robinsonが担当。添付画像はPaolo Riveraが描いたvariant cover。これはAmazing SPIDER-MAN 60年を祝う企画らしい。Steve DitkoっぽいSPIDER-MANだね。図案が良い。画像左上の所謂Corner BoxのSPIDER-MANの仕草もコミカルで楽しい。

粗筋から。ラスベガスで暴れまくる悪魔に憑依された一般市民。悪魔Asmodeusの仕業だ。その騒ぎを収めるべく、神父JohnとNew FFが奮闘する。さらにはMephistoと元祖FFも参戦。(SHE THINGがメンバーだったので、正確には違うけど。)

好きなシーン台詞等を順不同で書く。前回”SYZYGY”なんのこっちゃと書いたが、惑星直列のことらしい。初めて知った。この結果悪魔の力が増えるようそうな。惑星直列は惑星間の関係で神秘的な世界とは関係ないと高を括っていた元祖FFのReedが彼らしい。

HULKの雇い主のカジノの経営者が女性を襲う暴漢を撃ち殺した。それを褒めた部下の言葉に対する返答。”I miised. I was aiming for head.” この台詞だけでも洒落ているのだが、暴漢が撃たれたシーンは描かれていないところが味噌だな。どこを撃たれたんだ。

祈るとそれが現実となる神父John。彼の祈りはGHOST RIDERに直接働かず、彼を拘束した魔法のバンドは効く。芸が細かすぎるな。5話完結ならではの余計な設定かと思いきや、4号ではこの伏線が効いてくる。GHOST RIDERには効かなかったと同じようにMephistoにも効かない。そして、勝手にオイラが納得しちゃった1号の最初のページに出てきた尼僧がJohn神父の母親とは。面白い。

悪魔に憑依された暴漢の一人が”Geez”と感嘆の言葉を発する。それに対し仲間が”Hey. Language.”と注意するシーン。Geezはイエス(キリスト)なので、言葉に気をつけろってこと。通常であればDamn it. Hell.等に対して注意するのだが、悪魔に対する注意は逆。Davidの話はこれだから面白い。

悪魔が憑依したHUMAN TORCHの首を切り落としたWOLVERINEに対するSPIDER-MANの台詞とそれに対する応え。”I think I just threw up in my mask. A liitle.” “Suck it up.” A lttle. と言うのが何となく可愛らしい。そしてWOLVERINEの応えは如何にも彼らしい。

Robinsonの画。1号の画は結構見応えがあったのだが、4号でちょっと力尽きた感があるな。Original FFの画がもう一歩。残念だ。

もう一つ残念なこと。5号を買い忘れてしまったらしい。もう一つ買い忘れてしまったX-MEN Legend 4号が発売されたら購入するつもり。
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